平成29年度英語科・外国語科公開授業


 ご参観の皆様

 

平成27・28・29年度

 文部科学省委託「英語教育強化地域拠点事業」

高森町英語科・外国語科公開授業のお礼

 

 秋冷の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申しあげます。

 本日は、ご多用にも関わりませず、遠路本町の研究発表会にご参加いただき誠にありがとうございます。

 風光明媚な「野の花と風薫る郷高森町」の学校教育は、町内3つの小・中・義務教育学校がそれぞれの地域の特長を生かしつつ、「高森町新教育プラン(第二次)」を拠り所として、連携・協力しながら「コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育・ふるさと教育」を展開しています。また、県立高森高等学校におきましても、平成27年12月に完成した新校舎で、「一人一人が輝く学校 ~響き渡る『学び』、『優しさ』、『強さ』の個性あるハーモニー~ 」をスローガンに、地域に根ざした学校として、地域から羽ばたくグローバルな人材の育成に努めています。

このような中、平成27年度に文部科学省の委託を受け、研究開発学校として、小学校における英語教育の在り方や中学校、高等学校における英語教育の目標や内容の高度化に取り組むこととしました。この3年間、熊本県教育委員会並びに本事業に係る運営指導委員会及び阿蘇教育事務所の指導のもと、町内の小・中・義務教育学校並びに県立高森高等学校が連携・協力しながら、小学校・中学校及び高等学校における英語教育の在り方や実際の指導法等に関する実証的な研究を推進してきました。

今回、研究テーマを「国際社会を生きる人材を育成するための小中高一貫英語教育の在り方 ~英語の「生活化」をめざしたカリキュラムの開発~」と設定し、取組の一端を公開する機会を得ましたが、研究は緒に就いたばかりであり、今後解決しなければならない課題が山積しています。ご参加いただきました皆様からの貴重なご意見やご感想を参考に、私たちの取組を今一度見直し、これからの研究を一層充実させていきたいと考えております。

 最後になりましたが、このような機会を与えていただきました文部科学省をはじめ、今までご指導いただきました熊本県教育委員会並びに運営指導委員会、阿蘇教育事務所の先生方に衷心よりお礼を申しあげますとともに、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげ、お礼とさせていただきます。

 

 平成29年9月29日

 

               熊本県高森町教育委員会教育長 佐藤 増夫

                 熊本県立高森高等学校校長 光永 幸生