学習指導案
6学年 体育科
「生活行動がかかわって起こる病気の予防」
ワークシート単元名 「病気の予防」( 生活行動がかかわって起こる病気の予防)
授業者 菊池市立隈府小学校 河野 圭一 教諭
◆ 情報モラル教育のポイント
(1) | 授業のねらい | |
・ | ゲームやインターネットをする時は、家庭でのルールをきちんと決め、守ることが大切であることが分かる。 |
(2) | 情報モラル教育の視点 | |
・ | 本時は、「モデルカリキュラム」の目標「3.安全への知恵」、項目「f3-1:健康を害するような行動を自制する」との関連を重視して展開する。 | |
・ | 本時は情報モラルの内容を関連付けて授業を行う。本単元では、生活習慣が原因でおこる病気の学習を行う。その際、児童に一番身近なゲームやインターネット、テレビの見すぎが生活や健康にどのような影響を与えるか、十分に考えさせたい。 | |
・ | 児童が情報通信社会に意欲的に参画していくために、利点と問題点のバランスを考えて指導を行う。 |
◆ 本時の展開
(1) | 目標 | ゲームやインターネットをする時は、家庭でのルールをきちんと決め、守ることが大切であることが分かる。 |
(2) | 展開 |
過程 | 学習活動 | ○主な発問と児童の反応 | 指導上の留意点と評価 | 備考 |
導入5分 | ①ゲームやネット、テレビの利点について考える。 ・ゲームやネット、テレビがあると便利だと思ったことがありますか。学習課題 ゲームやインターネットやテレビをしたり、見たりする時は、どんなことに気をつければいいでしょうか。 | ・調べ学習の時使いました。 ・様々な情報が得られる。 ・音楽をダウンロードしたよ。 ・天気予報を見たよ。 ・お笑い番組が好きだ。 | ・ゲームやネット、テレビの利点を十分におさえる。 | |
展開5分 | ②教材の前半部分を見て問題点を考える。 ・ゲームを隠れてやった時のけんた君の気持ちを考えよう。 | ・ちょっとぐらいいいだろう。 ・ばれなければいいし。 ・ゲームの先が気になって眠れない。 | ・少しぐらい大丈夫だと考えたけんたの気持ちを想像させる。 ・同じような経験をした子に発表させるなど、日常の生活と重ねて考えさせる。 | PC 電子黒板 |
10分 20分 | ③この後どうなるか考える。 ・隠れてゲームを続けたけんた君はどうなったでしょうか。 ④正しい行動について考える。 ・あなたならどのような行動をとりますか。その理由は何ですか。 | ・朝が起きられない。 ・寝不足になる。 ・目が悪くなる。 ・次の日の授業に集中できなくなり、成績が悪くなる。 ・お家の人と決めた約束はきちんと守る。 ・ゲームをすることで、体調だけでなく、成績や生活にも影響があることが分かった。 ・体調は、自分自身でしっかり管理する必要がある。 ・遅くまで起きていると成長ホルモンなどにも影響があることが分かった。 | ・自分の考えを想像力を働かせて書かせる。・班で話し合わせ、友達の意見も参考にさせる。・テレビやゲームの時間のアンケート結果を知らせる。 【評価】 | |
終末5分 | ⑤ゲームやネットをする時の注意点についてまとめる。 | ・家庭でのルールを決め、それをきちんと守ることが大切だな。 | ・ゲームやネットは他の道具と同じで、正しい使い方をすることが大切であることを知らせる。 ・使い方を決めるのは自分自身であることをおさえる。 |