4学年 学級活動 「クラスのマーク『ピーチくん』」
単元名 「クラスのマーク『ピーチくん』」
授業者 人吉市立西瀬小学校 池田 幸彦 教諭


◆ 情報モラル教育のポイント

 (1)

授業のねらい

 ・
 

著作権とはどのようなものかを知り、人が作ったものや自分が作ったものを大切にする気持ちを養う。


 (2)

情報モラル教育の視点

 
 

本時は、情報モラル指導モデルカリキュラムにおける分類1「情報社会の倫理」b2-1「自分の情報や他人の情報を大切にする」の視点から授業を展開する。

   ・
  

本時は、情報モラルの内容を題材化して授業を行う。著作権とはどのようなものかを知り、自分や他人が作ったものを大切にする気持ちを育てたい。


 

「著作権」という言葉については、導入の段階で簡単に説明し、人が考えて表現したものには著作権があることをおさえたい。


◆ 本時の展開
 (1)
  
目標
  

著作権とはどのようなものかを知り、人が作ったものや自分が作ったものを大切にする気持ちを養う。

 (2)展開 


過程

学習活動

主な発問と児童の反応

教師の指導と評価
備考
導入10分

①著作権について知り、映像クリップを視聴して、作者の気持ちを考える。

 

【学習課題】  ほかの人が作ったものを大切にあつかうにはどうしたらよいのだろう

○みかは自分の作ったキャラクターにどんな思いを持っていたのだろう。
・かけがえのない作品
・自分だけのもの。


・「著作権」という言葉について簡単に説明する。
・キャラクターに対する作者の思いを考えさせ、作者にとっては、かけがえのないキャラクターであることを確認する。

映像コンテンツ

挿絵

ワークシート

展開25分

②他人の作品を無断で使用した人物の気持ちを考える。





③無断で使用された作者の気持ちを考える。








④他人の作品を使用するときの望ましい行動について考える。   














○さやかはどうしてみかのデザインを真似してしまったのだろう。
・いいアイデアが浮かばない。
・後で説明すればいい。
・楽してしまえ。

○知らない間に自分の作品が使われていたことを知ったみかはどんな気持ちだっただろう。
・とてもショック。
・言ってくれたらよかったのに。
・自分だけのマークだったのに。
 

○さやかはどうすればよかったのでしょうか。
・真似してはいけなかった。
・ひとこと許可を取っておけばよかった。











・真似てしまったわけを考えさせ、普段の自分たちにも思わず真似をしてしまうことがあることをおさえる。



・自分が作ったものを無断で使用されたときのつらい気持ちをおさえる。







・「著作権」について改めて確認し、身近なところにも著作物があり著作権があることを確認する。

評価(ワークシート・発言)
A著作物の扱いを考えながら、他人が作ったものを大切にし、著作権というきまりがあることを理解している。
B他人が作ったものを大切にし、著作権というきまりがあることを理解している。
支援:自分の作ったものを勝手に使われた時の気持ちを考えさせる。

挿絵②

 

ワークシート

 



挿絵③

ワークシート





 

ワークシート

 














 

終末10分


⑤本時の学習を振り返り、ワークシートへ記入する。
 

○今日勉強したことで学んだことをシートに書きましょう。

 

 

ワークシート