6学年 道徳の時間
主題名「生活を見直して「1-(1)節度ある生活態度」

資料名 「けいたい電話を持たせない」
             (道徳6「明日をめざして」東京書籍)
授業者 宇土市立緑川小学校 中嶋 利彦 教諭



授業映像

インタビュー

学習指導案


◆ 情報モラル教育のポイント

 (1)

授業のねらい

 ・


 

健康で安全な生活を営むためには、よりよい生活を求めて自分を振り返り、望ましい生活習慣を身につけていこうとする態度を養うことが大切である。そこで、本実践を通して規則正しい生活の意義や必要性を理解し、自らを律しながら節度を守る心や態度を育むことをねらいとする。


 (2)

情報モラル教育の視点

 
 
 
 

本時は、情報モラル指導モデルカリキュラムにおける分類「3.安全への知恵」
 d3「情報社会の危険から身を守るとともに、不適切な情報に対応できる」、
 e3「情報を正しく安全に利用することに努める」、f3「安全や健康を害するような行動を抑制できる」との関連を重視して展開する。


 
 

本資料は、インターネットの光と影の部分に焦点を当て、様々な負の要因から身を守るために、節度を守って生活することの大切さに気づかせるものである。「便利」と「危険」は隣り合わせであり、便利な道具として賢く使いこなすためにはどのようなことが大切になるのか考えさせたい。


◆ 本時の展開  

 (1)
 
目標
 

携帯電話との賢い付き合い方を考えることをとおして、自分自身の生活を振り返り、決まりを守ったり、節度ある生活を心がけたりする心情や態度を育てる。

 (2)展開 



過程

学習活動

主な発問・指示(○)等
指導上の留意点及び評価

備考
導入10分

1 データをもとに携帯電話の便利さについて話し合う。
・「25.0」について考える。
・「68.8」について考える。

けいたい電話とのかしこいつきあい方を考えよう

・学級の携帯電話の所持率や「心のアンケート」における所持率の変化等を提示し、本時の学習が身近な問題であることを伝える。   




大型テレビ

パソコン

展開30分

2 「けいたい電話を持たせない」を読んで話し合う。
・4つの意見について自分の考えを持つ。

・賛成か反対か立場をはっきりとさせ、その理由を考える。




3 携帯電話と賢く付き合う方法について話し合う。

・携帯電話に危険性について考える。


・決まりやルールなどについて考える。


 

〇携帯電話についての意見に対してどう思いますか。
・専門的な用語や携帯電話やインターネットに潜む危険性については補足説明をする。
〇あなたは「けいたい電話を持たせない」という声に賛成ですか。反対ですか。
・必要に応じてグループによる話し合いを行い、それぞれの意見交換を活発にする。
〇携帯電話を便利な道具として使うためにはどんなことが大切ですか。
・いずれは携帯電話を持つ可能性が高いことを伝えたり、携帯電話の利便性を確認したりして考えを出しやすいようにする。
≪評価≫
自分の生活を振り返り、携帯電話との賢い付き合い方を考えている。
学習シート















終末5分

4 説話を聞く。
 ・保護者の思いを聞く。

・便利な道具として使うためには、守らなければならないことがあること、困ったことがあれば大人に相談することを自覚させる。保護者の手紙