国語科国語総合 1学年
「異文化理解にもとづく他者とのコミュニケーション」
単元名 「太陽と月」
授業者 河浦高等学校 小濱 久典 教諭
◆ 情報モラル教育のポイント
(1) | 授業のねらい | |
・ | 他者とコミュニケーションを取る上で、その人がどのような文化的背景のなかで生活し、どのような価値観を持っているかということに配慮することは、現代社会を生きる私たちにとって必要不可欠な能力のひとつである。異文化理解・他者理解に基づくコミュニケーションを意識させることは、高校卒業後様々な社会に生きていく生徒たちにとって、相互によりよい関係を築くための土台となるものと信じている。 |
(2) | 情報モラル教育の視点 | |
・ | 情報社会で円滑なコミュニケーションを図る素地として、様々な価値観の存在に気づき、受容的態度で他者と接する能力を養う。 | |
・ | 他者に配慮した情報伝達のあり方について考える。 |
◆ 本時の展開
過程 | 指導内容 | 生徒の学習活動 | 指導上の留意点 | 備考 |
導入5分 | 1 前時の復習 | ・前時の学習をふり返り、本時の学習内容を確認する。 ・本文の内容をふり返る。 | ・前時までの学習内容を確認させ、本時の見通しを立てる。 |
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展開40分 | 2 太陽に関するイメージの違いとしてあげられている国と、その内容を理解する。
価値観や習慣の違いから生じる問題にはどのようなものがあるだろうか
3 考え方の食い違いについて身近な例を取り上げて考える。
多様な価値観の混在する現代社会で、私たちはどのように生活するべきか
4 様々な価値観のある社会の中で、ど のように生活するべきか考える。 | ・太陽の色に関する比較と、太陽という存在の持つイメージの比較が例示されていることを確認する。
・文化的背景の違いによって生じる食い違いの例を提示して、様々な価値観が存在することに気づく。
・現代社会において、様々な価値観を持った他者との関わりの中で、コミュニケーションはどのようにあるべきかを考える。 | ・対比を用いた論の展開を確認する。
・他者理解に基づ いた、情報発信のあり方について考え、主体的に行動することができる。(情報モラル教育上の留意点) | ・ワークシー ト
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終末5分 | 5 まとめ | ・いくつかの意見を採り上げ、今後の過ごし方について考えさせる。 | ・国同士だけでなく、個 人間でも多様な考えがあることを確認する。 |
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