技術・家庭科(技術分野) 3学年
「情報セキュリティに関する基礎的・基本的な知識」
題材名 「不正アクセスから身を守る」
授業者 南阿蘇村立長陽中学校 藤田 健太郎 教諭
◆ 情報モラル教育のポイント
(1) | 授業のねらい | |
・ | 不正アクセスの現状を知らせ、それを防ぐために必要なIDとパスワードの重要性にについて理解させる。 |
(2) | 情報モラル教育の視点 | |
・ | 本時は、「モデルカリキュラム」の目標「4.情報セキュリティ」、項目「g4-1:情報セキュリティの基本的な知識を身につける」との関連を重視して展開する。 | |
・ | 本時は情報モラルの内容を「題材化」して授業を展開する。不正アクセスの中で「なりすまし」を題材として、情報社会における的確な判断力(危険回避力)を身につける。 |
◆ 本時の展開
(1) | 目標 | 不正アクセスの現状を知らせ、それを防ぐために必要なIDとパスワードの重要性について理解させる。 |
(2) | 展開 |
過程 | 学習活動と主な発問 | 生徒の反応 | 指導上の留意点と評価 | 備考 |
導入10分 | ①不正アクセスについて知る。 | ・不正アクセス? | ・動画(ドラマや映画等)で不正アクセスをしている場面等を見せる。 | 動画 |
展開35分 | ②不正アクセスにはどのようなものがあるかを知る。 | ・自分たちの身近にもあるんだ。 ・こんなに多いのか。 ・児童生徒が犯罪に巻き込まれている。 ・見られないようにする。・他人にわかりにくいものにする。 | ・不正アクセスにはどんなものがあるかを説明する。( 盗聴、改ざん、なりすまし、破壊、不正プログラムのうめこみ等) ・ネット社会の歩き方(29.他人になりすまして)を見せて、各場面の問題点についてどうすべきだったのか考えさせる。 ・不正アクセスの現状を警察庁の資料で紹介する。 ・日常でIDやパスワードが使われているものを例(クレジットカード等)にあげ、どのようなことに気をつければよいか考えさせる。 |
ネット社会の歩き方 |
終末5分 | ⑥本時のまとめを聞く |
| ・本時の学習を振り返る。 |