社会科 3学年 「契約の基本的な考え方を知り、それに伴う責任を理解する」 単元名 「暮らしを支える経済」 授業者 阿蘇市立阿蘇中学校 山部 公彦 教諭 |
授業映像 | 学習指導案 |
◆ 情報モラル教育のポイント
(1) | 授業のねらい | |
・ | 契約の基本的な考え方を知り、それに伴う責任を理解する。 |
(2) | 情報モラル教育の視点 | |
・ | 本時は、「モデルカリキュラム」の目標「2.法の理解と遵守 」、「c4-3:契約の基本的な考え方を知り、それに伴う責任を理解する」との関連を重視して展開する。 | |
・ | 契約の基本的な仕組みについて学び、限られた所得、時間、情報の中で適切な判断を行える自律した消費者となる意識を高める。 | |
・ | 支払い方法についてもおさえ、特にICTの発達による様々な支払い方法が用いられるようになってきていることに気づかせ、それらの特徴や注意点なども考えさせる。 | |
・ | 情報の活用について、その内容についての吟味や自分の情報を安易に発信しないなどの消費者としての立場からの学習もすすめたい。 |
◆ 本時の展開
(1) | 目標 | 契約の基本的な考え方を知り、それに伴う責任を理解する。 |
(2) | 展開 |
過程 | 学習活動 | ○主な発問と児童の反応 | 教師の指導と評価 | 備考 |
導入8分 | ① 携帯電話を利用した商品の購入やサービスの利用について考える。 | ○携帯電話を使って、商品を購入したり、様々なサービスを利用した経験はあるかな。 ・経験がある。 ・サービスを利用したことはある。 | ・身近な経験の中で、ものを購入したり、「契約」との関わりがあることについて考えさせる。 |
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展開5分 20分 | 契約について理解し、その責任や注意点について考えよう。 ② 契約について基本的な考え方を知る。③ 様々なケースをもとに、契約が「 成立するものとしないもの」について考える。 ④ 個人や班で考え、発表を行う。 | ○「 契約」とは何だろう。 ○では、様々なケースを例に、「契約が成立するものとしないもの」を考え、その理由もあげてみよう。 | ・導入の内容も生かしながら、契約の基本的な考え方についておさえる。 ・身近な例や判断に迷うケースをもとに、「契約」の内容を検討させる。 |
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展開10分 | ⑤ 契約が成立するものを整理し、次に支払いなどの責任があることについておさえる。 | ○契約が成立するものとその後の責任について考えよう。 | ・契約成立についておさえるとともに、その後の支払い方法について知っている知識も確認しながら、それぞれの特徴と注意点を考えさせる。 【評価】契約についての基本的な考え方を理解し、さまざまな支払い方法についてその特徴などを考えることができる。(ワークシート・発言) | |
終末7分 | ⑦ 本時の学習のまとめを行う。 | ・基本的な考え方を身に付けることが必要なんだ。 | ・契約の基本的な考え方を理解した上で、豊かな生活を広げていく方法として、様々な支払い方法を活用する良さと注意点について確認する。 ・情報モラル教育の視点についてもおさえる。 |
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