国語科 2学年
「情報社会における自分の責任や義務について考える」

単元名 「意見文を書こう」
授業者 玉名市立玉陵中学校 坂西 由美 教諭




授業映像

学習指導案



◆ 情報モラル教育のポイント

 (1)

授業のねらい

 ・ 

資料の事実やデータを参考に、自分の立場を決め、一文で書くことができる。


 (2)

情報モラル教育の視点

 
 

モデルカリキュラムの目標1「情報社会の倫理」、項目a4-1「情報社会における自分の責任や義務について考える」との関連を重視して展開する。


 
 

資料を読み取りながら意見文を書かせ、携帯電話のマナーを守ることや有害サイトの危険性から身を守ることなどを学びとらせ、よりよいつきあい方について考えさせるようにする。


◆ 本時の展開

 (1)ねらい 

資料の事実やデータを参考に、自分の立場を決め、一文で書くことができる。

 (2)展開 



過程

学習活動と
主な発問・指示

予想される生徒の反応

指導上の留意点と評価
導入10分1 本時の学習の流れを確認する。
資料を読んで、意見の根拠となる事実やデータを書き出そう。
・携帯電話とのつきあい方について意見文を書くんだな。
・マッピング法で書き出したものを見る。
・機能や問題点など書き出したものを発表させ板書する。
・プラス面マイナス面両面があることをおさえておく。
展開35分2 資料を読んで、わかったことを書き出す。


○資料から、わかったことを学習シートに書き出そう。





○書き出したものを発表しよう。



3 自分の立場を決める。

○自分はどういう立場で、意見を書くのか決めよう。




○書いた文を発表しよう。
・資料にはどんなことが書いてあるのだろう。
・資料に一通り目を通す。
・資料から読み取ったことを書き出す。
「携帯電話の所持率は・・」
「一日の使用時間は・・・」
「利用状況は・・・」
「どんなトラブルがあるか」
「フィルタリング・・・」
「出会い系サイト関連事件」
・発表する。
「資料①では・・・・」
「資料⑧では・・・・」
・資料やマッピング法で書き出したものを参考に、自分の立場を考えている。
「中学生には必要ない」
「家庭でルールを決めるべき」
「マナーを守って活用する」
「フィルタリング機能を活用する」
・発表する。
「ぼくは、・・・と書きました。」
・事前に活用できるような資料を準備しておく。

・マッピング法で書き出したものが正しいか資料と対応させてみる。
・資料や新聞記事などを準備しておく。

・机間指導で、生徒の書いたものを確認しておく。早くすんだ生徒は、隣の生徒と交流させる。
【評価①】 ○資料からわかった事実やデータを 3つ以上書き出すことができる。(ワークシート)
・賛成派も便利性、機能性ばかりの主張にならないように配慮する。
・自分の立場を一文で表現させる。

【評価②】 ○自分の立場を決め、一文で書くことができる。(ワークシート)
・時間を見て、数名紹介する。
終末5分

5 本時を振り返り、次時の学習内容を知る。

・自分の立場が一文で書けた。
・どの事実やデータを根拠に使おうか考えている。

・達成感が味わえるよう、書いたものを認め合う雰囲気を作る。