6学年 道徳の時間 「やっぱり気になる」
授業者 高森町立高森中央小学校 今村 愛 教諭



授業映像

インタビュー

学習指導案
 


◆ ICT活用のポイント

 (1)

教師の活用

 ・
 

電子黒板を利用して、掲示板のキャプチャー画像を提示し、資料の場面を具体的に把握させた上で資料の読み聞かせに入る。


 (2)

児童の活用

 

タブレットPCで模造紙を活用し、お互いの考えを知り合うようにする。


◆ 本時の展開

(1)
 
目標 
 
謙虚な心をもち、広い心で自分と異なる意見や立場を大切にしようとする心情を養う。
(2)
展開 



過程

学習活動と主な発問(T)
 予想される児童の反応(C)

指導上の留意点・評価

備考
ICT活用
導入1 最近のインターネット情報についての出来事を想起させる。・ネット掲示板のやりとりの内容を提示し、本時の学への方向づけをする。電子黒板
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展開

2 資料前半を読み話し合う。
(T)由衣は、どんな気持ちで掲示板でやりとりをしているのだろう。
(C)書き込みって、楽しい。
(T)キキの返信を読んで、どんな気持ちになって、キーボードをたたいたのだろう。
(C)嫌な感じだな。

3 資料後半を読み話し合う。
(T)由衣は、画面をじっと見つめながら、どんなことを考えていたのだろう。
(C) この人とは、合わないな。
(C)自分の言いたいことだけ。
(T)由衣の中のどんな心が、好意的な文にさせたのだろう。

・地の文とメールの文の区別をしやすくするために、読み方を変えたり、カードを用意したりして、提示を工夫する。

・自己理解や人間理解を十分していく。

・由衣の気持ちを考え、自分やみんなの考えを知り合い、軽い気持ちで書き込んでしまう自分の感覚に気づかせる。

・多様な発言を引き出し、葛藤の内容を整理して板書する。

◆評価(ワークシート・発言)
異なる意見をもつ人に対する複雑な思い、受け入れようとする思いについて、考えを深めることができた。

資料
挿絵




 

模造紙




 

 

ワークシート
グループ

 

終末4 教師の説話を聞く
(C)伝え手の思いが入ってこそ、情報となるんだな。
(C)書き込みをしたり、人に伝えたりするときは、慎重になろう。


・「情報=情を報せる」
・立場や意見の違いがあるのは当たり前のことなので、寛容な態度のよさを心情的に理解させる。
・情報は使い方を間違えなければ有用であることに気づかせ、情報化社会によりよく参画する心情を高めさせたい。

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