日誌

黄色いハンカチの取組 ~天草工業高校~

~ 地域学校協働活動事例紹介 その③ ~

高等学校の取組ですが、天草の小中学生の参考となる興味深い取組なので紹介します。

話は、10年前にさかのぼります。同校寮生のごみの分別が十分でなく、地域の方々に何度か迷惑をかけたことがあったそうです。そのことを、寮生が反省し、資源ごみ分別のアシストを手伝うようになりました。月日が流れて2年前、近所に住む方々の高齢化が一段と進み、団地にエレベーターがないことを寮生が心配し、部屋までごみを取りに行くことを発案した。ごみを出してほしい方は、ベランダに黄色いハンカチを目印として出しておいてほしいということを自治会に提案したということです。心温まるアイデアに感動すら覚えます。

10年間続いているこの取組は、子どもたちが主体的に地域へ貢献し、地域を支える素晴らしい取組です。天草の子どもたちの目指すべき姿の一つだと考えます。天草の子どもたち、素晴らしい先輩たちに学んでいきましょう!