日誌

地域と合同で防災訓練 ~栖本小・中学校~

~ 地域学校協働活動事例紹介 その① ~
  天草市栖本地区で毎年開催されている地域防災訓練に、今年度は、栖本小学校と栖本中学校の子どもたちが多数参加して、地域と合同での防災訓練が行われました。

熊本地震から1年余りがたち、いつ起こるか分からない自然災害が、「もし、自分の町で起こったら」ということを考え、栖本中学校生徒会が全校生徒に防災訓練への参加を呼びかけたということです。

防災訓練は、各地区ごとに行われ、地域の方と一緒に、1人暮らしの高齢者の救助確認や炊き出しの体験、AEDの使い方などを体験しました。消防署の方や地区の消防団の方々の協力もあり、まさに地域一体となっての訓練となったようです。栖本中学校では、参加した生徒が生徒朝会で感想を発表しました。その発表の一部を紹介します。

「今回参加した防災訓練から、私は、災害が起きた時に自分の命を少しでも守るためにどう対処すべきか、また、人のためになるようどう行動べきかについて、深く学ぶことができました。~中略~

今回の訓練に参加することができた人は、しっかりと周りの人に、学んだことや感じたことを伝えてほしいと思います。そして、次回同じような機会があった時は、また、たくさんの人に参加してほしいと思います。」

栖本中学校では、今後行われる避難訓練に地域の人に参加していただき、近隣の施設の方を助ける役目になるという視点で訓練を行う予定だそうです。

 
     【地域の方と一緒に心肺蘇生法体験】