熊本県高等学校文化連盟 会 長 森田 淳士 (熊本県立東稜高等学校長) |
平素より熊本県高等学校文化連盟の活動に御支援・御協力を賜り、心から感謝申し上げます。
本連盟は、昭和56年(1981年)に熊本県内の高校生の文化活動の充実と発展を図ることを目的に結成され、昭和58年(1983年)に本連盟の事務局が県立熊本高校に設置されました。昭和63年(1988年)には、第12回全国総合文化祭熊本大会が開催され、全国から1万2千人の高校生、8万人の観客を集め、本県における文化活動の発展に大きく寄与しました。平成元年(1989年)には、第1回熊本県高等学校総合文化祭が開催され、現在に至っています。
本連盟の事務局は、平成6年に県立熊本高校から県立第一高校に移転、以降は平成16年から県立熊本北高校、平成27年から県立第二高校、令和3年から県立東稜高校に移転され、県下の高等学校および特別支援学校の各種の文化活動の発展に取り組んで参りました。これまでの歴代の会長や理事長をはじめ、各専門部の皆様方の御尽力に敬意を表しますとともに、今後の本連盟の一層の発展に努めて参ります。
高校生の活動は、第一は学校での活動です。しかし、学校での活動まででは、更なる成長は望めません。学校で高めた自分の力を、他校の生徒と競い合ったり、学校外の多くの人に見ていただいたりすることで、自分の力を見つめ直し、ステップアップした次の目標をさだめることができます。このようなスパイラルを繰り返すことで、継続的な成長を実現させることができます。本連盟の重要な目的の1つは、高校生を成長させる機会を用意し、生徒の成長を支えることです。生徒を成長させる重要な組織でなければならないという自覚を持って、各事業に取り組んで参りますので、皆様の御支援を賜りますようにお願いを申し上げます。