2学年 保健体育科
「マット運動」

授業者 産山村立産山中学校 林 剛史 教諭



授業映像

学習指導案


◆ ICT活用のポイント

 (1)

教師の活用

 ・

2種類の前転を見させ、技の要点やアドバイスの視点を理解させる。

 ・ 

映像を重ね合わせ、比較することで演技の課題発見につなげる。

(2)

児童の活用

 ・
 

撮影した映像をタブレットPCで再生し技のできばえを確認しながら、自分の課題に気付かせる。

・ 
電子黒板を活用して全体で発表させることで、自分や他の演技を見ながら考察させる。

◆ 本時の展開
(1)
目標
  
自分の演技を確認しながら、仲間と共に連続技の完成をめざずことができる。(思考判断)
(2)
展開 




学習活動

主な発問と予想される児童の反応

指導上の留意点
(●:ICT活用のポイント)

評価活動



10分

1 用具の準備、挨拶、健康観察をする。
2 準備運動、補強運動をする。


4 本時の学習内容の確認をする。

3 2種類の前転から技のポイントを考える。








T2種類の前転を見せます。何が違うでしょうか。
C指先が伸びてる。
C大きく見える。

○一人一人の健康状態を確実に把握する。
○器械運動の特性を理解させ準備運動や補強運動をさせる。



○学習の見通しを持たせ、最終的には連続技につなげるという意識を持たせる。
●2種類の前転を見させ、技の要点やアドバイスの視点を理解させる。

電子黒板

学習カード
タブレット撮影用机

タブレット端末

ホワイトボード

マーキング





10分

4 課題別練習(個人)を行う。

T それぞれの技の練習を始めてください。

T:マットは種目によって決めているので移動をしてください。

[徹底指導] 
◎一人学びの場として自分なりに解釈しているポイントを意識しながら演技をさせる。

●タブレットで模範演技や過去の演技も見れるようにしておく。

Step 1 技のポイントを理解する。





22分

5 共同練習(ペア・グループ)を行う。







言語活動(設定の意図)
ICT活用において自分の課題の把握のみではなく他者からのアドバイスや賞賛をもらいながらお互いを高め合う。

6 本時の成果を確かめ合う

T:ペアで撮影をしてください。その際には横と正面2か所から撮影してください。

C:横と正面両方から見ると分かりやすい。
C:膝が最初より伸びてきている。
C:回転のスピードが速くなった。

[能動型学習] 
◎自らが選んだ場において、課題を理解する中でアドバイスを意識した演技ができるようにさせる。

○ペアで活動させ、画面を見比べることで自分の課題に気づかせる。

●撮影をする際は比較しやすくするために必ず決
まった場所でさせる。











○2画面を同時再生させ、お互いの技を見て、説明しながら成果を出せ合い、高め合わせる。

Step2
理解したポイントを意識し、演技する。


【評価】(技能)
B:課題に応じて技の習得に適した練習方法を選んでいる。
A:課題に応じて技のポイントを明確に理解し習得に適した効果的な練習方法を選んでいる。【観察】
【評価】(思考判断)
B:学習する技のポイントの合理的な動き方のポイントを見つけている。
A:学習する技のポイントの効果的な動き方のポイントを見つけている。【学習カード】







8分

7 学習を振り返る。

8 本時のまとめをする。

T:今日やっててできたことや気づきを発表してください。
C:脚の開きを意識したら立ちやすくなった。
●電子黒板を使い全体で発表させることで、自分はもちろん他の演技を見ながら考察させる。※Bに達していない生徒への手立て
  技のポイントを個別で指導し、指導助言を行う。