連携協定について

(一社)熊本県農業法人協会との農業人材育成に関する包括的連携協定

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期日:令和2年(2020年)12月15日    会場:ホテル熊本テルサ

熊本県立農業関係高等学校11校1分校と一般社団法人熊本県農業法人協会は、人的交流による農業人材の育成や若者の農業への興味醸成及び就農促進と農業法人経営への理解において相互に連携・協力することを目的とした協定を締結いたしました。

 

 

研究活動


設定の理由


学習指導要領の理念に基づき、生きる力を育成すると共に地域及び産業界等との連携を密にし、国際化・情報化等の進展に対応した本県農業教育を実践していく。



研究内容


   (ア)基礎・基本を重視した農業教育の在り方とスペシャリストの育成
   (イ)経営感覚に富む農業経営者及び関連産業人の育成
   (ウ)適切な進路指導とキャリア教育の推進
   (エ)学習指導法の改善と評価法の検討
   (オ)時代の変化に対応した先端技術教育の推進
   (カ)地域との共生を意識した地産地消・食農交流活動等地域貢献活動の実践




専門部活動を通じた専門技術研修の充実


以上を踏まえ、専門部・総務研究企画部活動の推進を図る。併せて各校、各個人におけるキャリアアップ及び研究活動等の充実推進を図る。



各部による調査・研究活動


  ア 専門部

  (目的)各職員の専門技術・教育力向上のための支援となる研修活動の充実を図る。
  (構成)12名の農場長、各部会責任者で各々の技術研修を企画・実施する。 
  (専門部会編成)
   (ア)生物生産部会(野菜、果樹、草花、作物、畜産)
   (イ)食品科学部会(食品)
   (ウ)緑地環境部会(林業、農業土木、造園)
   (エ)生活・ヒューマンサービス部会(家庭、生物活用、グリーンライフ等)
   (オ)農業技術部会(農業機械、情報、経営、バイオ等)
   (カ)学校農業クラブ部会(農業クラブ顧問で構成し、運営は次年・当年県連事務局)
    ※農業関係職員は、担当科目等で各部会に所属し、開催される技術研修へ参加し教育力向上を図る。
     その際の服務は、後日校長会で決定する。

 イ 総務研究企画部
  (目的)全国の農業教育の動きを適確につかみ、必要に応じて今後の本県農業教育及び各校の方向性を
      客観的及び多面的に捉えるための情報収集と分析等を行う。
  (構成)各校の代表者〔農場長等1名〕で構成し、次の3つの委員会を組織する。
   (ア)教育課程等:時代の変化に対応した教育課程等の調査研究
   (イ)進路対策:農業経営者育成及び就職、進学等に関する調査研究
   (ウ)地域連携推進:高大連携、産学連携、幼保小中連携の在り方に関する調査研究
   (エ)専門性向上:各専門分野における知識と技術力の向上に関する調査研究

  
 ウ 総会・部会等の内容
   ◎6月総会(年間活動計画(案)の審議、新任者紹介、第1回専門部会、講演)
   ◎6月~11月各専門部会での技術研修(各部で検討し、各分野で2回ほど)
      ※各研修の終了時にアンケートを実施し、次年度の研修内容等に生かしていく
   ◎1月研究発表大会(研究発表、研究協議、第4回専門部会、教職員意見発表大会)
   ◎3月「熊本の農業教育」発刊