研修会・活動内容

8月5日 山鹿市公立学校事務職員研究会第2回研修会が開催されました

日時 平成28年8月5日(金) 9:00~16:30

場所 山鹿市役所

①講話「福祉制度について」 山鹿市福祉課より
②復講「学校組織マネージメント指導者養成研修」
③講話「学校と県教育庁勤務を通して学んだこと」
④テーマ別研究


写真は、テーマ別研究の様子。

 山鹿市の福祉課からきていただき、福祉課の職務内容について講話をいただきました。職務内容が多岐にわたっており、本当に大変だと思いました。生活保護についても詳しく話していただき、子どもとその家庭の様々な現状を考えた時、今後学校と福祉課が連携していく必要性を感じました。


 次に文科省の「学校組織マネジメント指導者養成研修」の復講をしていただきました。教育改革の動向や、学習指導要領とこれからの学校運営について、中央の情報をいろいろと提示していただきました。課題となっている教職員の資質向上とチーム学校。事務の全国大会でもそのキーワードをよく耳にしました。社会が複雑になっていくにつれ、教員の多忙化が進んでいます。教員がもっと授業・学級経営・生徒指導に専念できるよう専門スタッフとしての事務職員はその役割を担うことができるようになることが必要です。

学校運営を支える学校事務職員の役割として

①スクールトークができる

②学校観を持っている(学校は何のためにあって、事務職員は何のためにいるのか)

③特殊解(細かく分析した)と一般解をだせる

この3点をどれだけできているでしょうか・・・。

最後に、だから「事務職員にはマネジメント能力が必要」と締めくくられました。

時代の流れ、学校に必要とされていることをキャッチし事務職員としてどのように携わるか、積極的な姿勢でいなければと思いました。

 

 3本目は「学校と県教育庁勤務をとおして学んだこと」というタイトルで講話をしていただきました。今年度、縁あって県教育庁より山鹿市事務研にご加入いただきました。他管内におられたときから、事務職員のキャリアアップについて研究されていたのは知っていましたが、県教育庁でも勤務され、ますます仕事の幅を拡げられていました。学校にしか勤務したことのない事務職員にとっては想像のつきにくい世界です。県教育庁での経験からさらに事務職員として経験年数に比例してキャリアアップしていくべきとの思いを強くされ具体的に示していただきました。1人職ですが、日々意識を高く持たなければと思わされました。

 

 最後の1コマで、4つのグループにわかれ、テーマ別研究を行いました。3月には各班から成果を発表してもらうことになっています。グループのメンバーで集まる機会はあまりありませんが、計画的に研究をすすめ、成果をあげていきましょう。