3学年 総合的な学習の時間
「安心・安全なまち 玉名」

授業者 玉名市立玉名小学校 唐津 智彦 教諭



授業映像

学習指導案


◆ ICT活用のポイント

 (1)

教師の活用

 ・

関連する映像を提示し、児童の関心・意欲を引き出す。

 ・

大型の提示装置を用いて、学習の方法や児童の学びの状況を提示し、指示の徹底や効率化を図る。 

 ・

タブレット端末の画像を大型テレビに映し出し、よりわかりやすい授業をめざす。

(2)

児童の活用

 ・

タブレット端末を使い、写真や動画を撮影する。

 ・
 

タブレット端末を使い、「個人フォルダ」内の写真の中から、伝えたいことが一番分かりやすい写真や動画を選び、「発表用フォルダ」に発表順に整理する。


 
タブレット端末の画像を大型テレビに拡大提示し、分かったことや気づいたこと、類似点や相違点を中心に意見や感想を交流する。

◆ 本時の展開
(1)
目標
  
校区の危険箇所を調べてわかったことや気づいたことを整理し、班ごとに交流することができる。(学び方やものの考え方)
(2)
展開 


過程

学習活動と主な発問(T)
 予想される児童の反応(C)

指導上の留意点・評価

備考
ICT活用





4分

1 前時の学習を振り返り、本時のめあてをつかむ
(T)前の時間には、どんな学習をしましたか。
(C)校区の危ないところまで行って、どんな
ことが危ないのか調べました。
(T)今日は、調べたことを整理して発表し、
友だちに教えてあげましょう。

・前時の学習を振り返らせ、本時のめあてをきちんととつかませる。


・校区の航空写真をプロジェク ターで映す。




教師用PC
プロジェクター
     

模造紙
ノート





15分








20分

2 調べたことを整理し、発表の準備をする。
(T)①写真や動画をピクチャのフォルダから発表用のフォルダにコピーして整理します。
②ホワイトボードにキーワードでまとめます。
③発表の練習をします。

(C) どの写真が一番わかりやすいかな。

(C) キーワードは何にしようかな。

(C) 役割を決めて発表の練習をしよう。

3 校区の危険箇所を調べてわかったことや気づいたことを班ごとに交流し、情報を共有する。
(T)班ごとに発表しましょう。

(C)1班「元玉名三叉路」について。


2班「学校前交差点」について。


3班「迫間郵便局前」について。


4班「たまきな幼稚園近くの四つ角」について。

5班「大坊交差点」について。

・整理するポイント
①危ないところの説明。
②危なくないようにしてある工夫。
③危ないところの様子や見守ってくださっている方へのインタビュー。
・整理と発表の準備
①整理するポイントが一番わかりやすい写真はどれかを選び、選んだ写真をピクチャのフォルダから発表用のフォルダにコピーさせる。
②発表することを簡潔にホワイトボードにまとめさせる。
③グループごとに発表の練習をさせる。

・写真や動画に写っている「校区内の危険箇所の様子」や「安全を守るための工夫」、「安全を守ってくれている人々の話」の同じところや違うところを考えながら、話し合いを行わせる。
[A基準]
・校区の危険箇所を調べてわかったことや気づいたことを整理し、同じところや違うところを考えながら、班ごとに交流することができる。
〈B基準に達していない児童への手立て〉
・これまでの学習を振り返らせ、今の自分にできそうなことを考えさせる。

◆学び方やものの考え方
         (発言・ノート)
[B基準]
・校区の危険箇所を調べてわかったことや気づいたことを整理し、班ごとに交流することができる。

タブレット端末
(グループ1台)
ホワイトボード
(グループ1台)






大型テレビ
HDMI
ケーブル





5分

4 学習の振り返り、次時の確認をする。
(T)今日の学習を振り返りましょう。
(C)玉名小校区には、たくさん危ないところがあることがわかりました。
(C)危ないところもあるけれど、安全のため
の工夫もあることがわかりました。
(C)校区の危ないところをみんなに教えてあ
げたいです。
(C)○班の発表を聞いて、安全を守るためのくふうがよくわかりました。

・学習課題に正対した「まとめ」を行わせる。        









・学習過程全体に関する「ふりかえり」を行わせる。

ノート