協会長挨拶

2016年7月の記事一覧

協会長挨拶

御 挨 拶
                    熊本県公立学校事務職員協会
                     会長 嘉悦 良吉        

 平成28年4月14日、16日と2度に渡る熊本地震並びに梅雨時の豪雨の被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。甚大な被害をもたらした地震発生から3か月が過ぎ、県内の学校も復旧・復興に向けて、日々取り組まれていることと推察します。
 全国協会の秋田会長をはじめ、全国の事務職員の方々、なかでも九州協議会の仲間たちの温かい御支援・御援助に対しまして、深く感謝申し上げます。
被災した学校や協会員も多くある中、予定より約1月遅れて、九州協議会研究大会・総会を開催しましたが、九州各県から多くの事務職員に参加して頂きました。また、県内各校からも、実行委員会メンバーのほか参加者として大会へ派遣して頂きまして、ありがとうございました。重ねて感謝申し上げます。熊本県の事務職員一同の団結力が活かされた結果と思っています。
 さて、学校を取り巻く教育環境は、日々変化しています。3年目を迎えている就学支援金制度の導入をはじめ、とりわけ「チームとしての学校」の在り方の考えは、学校運営事務に関する専門性を有する私たち事務職員にとって、存在意義の大きな要素となるものです。学校の事務が複雑化・多様化していることに伴い、事務職員がより権限と責任を持って、学校事務を処理することが、今後、さらに期待されています。
 なお、今年6月の臨時総会で役員の交代を行いましたが、新たな陣容で平成28年度熊本県公立学校事務職員協会の活動を推進し、学校事務の研究活動及び事務職員としての能力の増進を図って行きたいと思います。8月上旬の全国研究大会(徳島大会)で、九州支部代表として八代・芦北・水俣地区研究グループが発表します。日頃の研究活動を活かした、実践発表をしてもらいたいと思います。
また、10月下旬に予定している秋季研究会では、球磨・人吉地区と宇城・上益城地区による研究発表を予定しています。詳細については、後日代議員を通してお知らせしますので、多くの会員の参加をお願いします。

 今回の災害から少しずつですが、復旧・復興に向けての足音は聞こえています。私たち学校事務職員の役割が日々変化しても、児童・生徒の安全で安心できる学校を作って行きたいと思います。心を一つにし、「くまもと」を支えましょう。