2学年 「第3章 図形と方程式 第2節 円」
授業者 鹿本高等学校 相葉 忠臣 教諭



授業映像

インタビュー

学習指導案


◆ ICT活用のポイント

 (1)

教師の活用

 ・

前時の振り返りをする際に、教科書の内容を分かりやすく提示するために活用する。
 ・
 
課題内容の理解を深めるために用いる教科書の図を分かりやすく提示するために活用する。
課題の内容を別の視点でとらえるために、教科書の図を分かりやすく提示する。

 
授業内容をまとめる際に、教科書の内容を提示し、分かりやすく振り返るために活用する。

◆ 本時の展開
(1)
  
目標
  

 
円と直線の位置関係について、2次方程式の判別式を活用して調べることができる。

 
円と直線の位置関係について、円の中心から直線までの距離と円の半径の大小関係を活用して調べることができる。
(2)展開  


過程

学習活動と主な発問(T)
 予想される生徒の反応(C)

指導上の留意点・評価

備考
ICT活用
導入5分前時の振り返り、
①円と直線の共有点座標を求める。
②判別式Dと、円と直線の位置関係を整理する。
 
【一斉】
・円と直線の連立方程式を解く中で、xについての2次方程式に着目し、実数解の個数と判別式D=b2-4acの符号と、円と直線の位置関係を、教科書の表を用いて再確認する。教科書の図の提示
【書画カメラ】

 

展開40分【応用例題3】
円x2+y2=1と直線y=x+kが異なる2点で交わるとき、定数kの値の範囲を求めよ。
     【一斉】
(T)yにx+kを代入して整理するとどんな式になりますか?
(T)2次方程式の判別式は?
(T)異なる二点で交わるときのDの条件は何ですか?
(T)2次不等式の解はどうなりますか?








【問5】
応用例題3の円と直線について、
(1)接するときの定数kの値と接点の座標を求めよ。
(2)共有点を持たないとき、定数kの値の範囲を求めよ。

【個別】

(T)生徒を指名して解答を板書させる。

板書された解答の確認をする。

【一斉】
円の中心から直線までの距離と円の半径を比較して、円と直線の位置関係を確認する。 
【グループ】
(T)円と直線の位置関係について、図に描いている意味を隣同士で話し合いなさい。
(C)円の中心から直線までの距離dと円の半径rを比較して、d<rならば異なる2点で交わる。
【一斉】


(T)点と直線の距離の公式は覚えていますか?

応用例題3について、円の中心から直線までの距離と円の半径を比較することによる別解を考察する。
【一斉】

応用例題3の円と直線について、「(2)共有点を持たないとき、定数kの値の範囲を求めよ。」の別解を作る。

【個別】

解答の確認











 

・連立方程式を解く中で、yにx+kを代入することでyを消去してxの2次方程式を作る。


【評価基準】
・xについて降べきの順に整理できる。
・判別式Dを求められる。



・2点で交わる↔D>0が理解できる。
・kについての2次不等式を解くことができる。
・円と直線が2点で交わるのは、D>0が必要十分条件であることを理解し、活用できる。

【知識・理解】
【表現・処理】

・机間指導を行い生徒の理解度を確認する。
・意欲的に問題を解決しようとする。

【意欲・態度】

・接するD=0、共有点を持たないD<0を理解し、活用できる。

【知識・理解】
【技能】


・言葉の使い方、解答の書き方が適切かどうか確認する。
・教科書の図を提示して問題の意味を再確認する。


・点と直線の距離の公式
 を確認する。


・中心点(0,0)と直線y=x+kの距離を求める公式の使い方を再度確認する。
・絶対値のついた不等式の解き方を確認する。


【評価基準】
 を活用できる。

【知識・理解】

が理解できる。

【技能】

・生徒を指名して解答を板書させる。
・机間指導を行い確認する。
・円の中心から直線までの距離と円の半径を比較する解法が、判別式Dを用いた解法より使いやすい場合があることに触れる。

教科書の図の提示
【書画カメラ】
 





 














 

 

 

 

 

教科書の提示
【書画カメラ】































 

終末5分本時のまとめ
家庭学習課題の提示
次回の予告
【一斉】

教科書の内容を提示
【書画カメラ】