甲佐高校の取組
商品名「ニラみそあられ」
ビジネス情報科(課題研究)
「ニラの風味と味噌のうま味が後を引く、新しい味わいの『ニラみそあられ』ができた。」 商品開発の実践学習の一環として、商品企画、生産交渉、試作品開発、商品販売、ブランディングなど一連の工程を学ぶカリキュラムにビジネス情報科の商品開発班7人が取り組み、新作『ニラみそあられ』を開発。甲佐町の特産品である、ニラやキンモクセイ、電照菊などでアイディアを練り、地元の農家や企業の協力を頂いて、入浴剤や石鹸などの試作品に挑み、商品化を検討。しかし、生徒たちが企画を練り上げ、企業との交渉や、試作する過程は予定通りとはいかず、試行錯誤の末、ニラの独特な味、香りを生かしたあられ作りに取り組むことに決定した。使用するニラは、ニラ生産の実情も学び、出荷されない廃棄される100kgを生徒自ら収穫し、それを粉末加工業者に依頼した。多くの方々と関わり、応援して頂ける方の多さを実感し、甲佐町の魅力を再発見できた活動となった。取組は、3年生から後輩に引き継がれ、町の物産館である「ろくじ館」では常時販売をしている。近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。
 
ニラみそあられ1 袋 (90g) 250 円 (税込)

 協力企業 株式会社木村
鹿本商工高校の取組
商品名「ちょこ福~ちょこっと幸せ~」
 地元山鹿の和菓子店「菓子工房たかくら」様にご協力いただき、チョコ大福を開発しました。原材料にコートジボワール産有機カカオマスを使用したフェアトレードチョコレートを使用し、自家製の白餡と練り合わせてチョコ餡を作り、求肥で包み、仕上げにココアパウダーを上からまぶしました。生徒たちが考えたネーミングは10 を越え、商品名でどんな食べ物かが分かること、販売する際に呼びやすく短いフレーズという条件に絞り、最終的に「ちょこ福~ちょこっと幸せ~」が選ばれました。地元の和菓子店とフェアトレード産品で山鹿と世界をつなぎ、世界の平和を願いながら小さな幸せを感じてもらえたらという想いが込められています。販売は、本校創立50 周年にあわせ、10 月に開催された商工フェスタで販売を開始しました。その後は地域イベント限定販売。生徒企画の1 日限定「Fair Trade Cafe」(協力:「ラララ♪カフェ」(山鹿市))でも店頭販売されました。このフェアトレードの取り組みは商業科を中心に4 年前から始まりました。地域と連携し、地球規模の視点に立った共同商品開発の活動をとおして、生徒たちがやさしい気持ちを持つ大人へと成長することを願っています。
 
「ちょこ福~ちょこっと幸せ」~

Fair Trade Cafe
八代東高校の取組
商品名「ひがどら」
ひがどらは2009年に、八代の特産を知ってもらいたいと、地元の老舗菓子店「彦一本舗」とアイデアを出し合って開発した商品です。食用のイ草粉末を使い、しっとりとした生地に甘さ控えめのあんが良く合い、抹茶のような風味を楽しめる。年に数回のみ販売されるとってもレアなスイーツです。おすすめポイントは「八代特産のイ草を生地とあんに練り込んだどら焼きで、食べているうちにふわーっとイ草の香りがひろがる。イ草は食物繊維たっぷりだから、ダイエットに関心がある人にもお薦め」
 
八代特産のイ草を生地とあんに練り込んだどら焼き

協力:地元の老舗菓子店「彦一本舗」
 
球磨中央・球磨商業高校の取組
商品名 “タイピーエンピロシキ”パン
~県南フードバレー推進協議会と大手コンビニエンスストアとのコラボ~
 県南地域の振興策を進める「くまもと県南フードバレー推進協議会」主催のベーカリー商品の開発審査に応募し、アイデアレシビ87企画の中から最優秀賞を受賞しました。開発した商品は、「きくらげ」と「太平燕」の具材を融合させた総菜パンで、人吉市内で1個150円で販売が開始され、お客様にアンケートを採り、消費者ニーズを掴むためのマーケティング活動も同時に進めながら取り組んで行きました。商品開発企画書と試作品の作成にあたり、課題として「パン生地にどうやって“太平燕”を入れるか?」、「“太平燕”の汁気をどうするか?」などの課題を克服するために、地元のパン屋さんと連携を図り、パン生地を揚げたり、汁にとろみをつけたりと、試行錯誤を繰り返しながら試作品を作成しました。
また、同時に商品パッケージについても、生徒がデザインしたキャラクターが採用され、その後、大手コンビニエンスストア(150店舗)や県南地域の各小売店舗で販売され、テレビやラジオ、新聞記事等による多くのマスメディアにも紹介され、人吉・球磨地域の食材の魅力を広く情報発信(PR)することができました。
 
大手コンビニエンスストアとのコラボ

“タイピーエンピロシキ”(パッケージ) 
鹿本商工高校の取組
商品名「カモトショコラ」
商業科・情報管理科3年課題研究販売実習班
フェアトレード(公平な貿易)の学習を活かし、地元山鹿の洋菓子店「パティスリーのなか」様にご協力いただき、 山鹿産米粉 と コートジボワール産カカオ を使用したフェアトレードチョコレートで、クラシックショコラ「鹿本商工ら(カモトショコラ)」を共同開発しました。
 
カモトショコラ

飴細工をトッピングしたアレンジ商品 
販売は、10月に催された本校の「商工フェスタ」から開始。その後、校内販売、地元のアンテナショップ、地域イベント、更には生徒1日限定企画「Fair Trade Cafe」(協力:「ラララカフェ」(山鹿市))で飴細工をトッピングしたものを提供しました。本校で3年前に始まったフェアトレードの取り組みは、後輩たちにも確実に引き継がれています。季節ごとにラベルが変わるのも楽しい商品です。
 

夏 

秋 

冬 

熊本国府高校の取り組み

商品名 「パンプリン」

 熊本国府高等学校ビジネス科は、秋の旬な商品を考え、カボチャを使ったプリンを企画し、完成したのが「パンプリン」です。

お客様からの感想を聞くと、『見た目がかわいい』、『おいしい』など好評でした。これからの販売会で、「国府まなびや」をPRできるオリジナル商品が完成しました。カボチャの甘味が口の中で広がり、プリンの上には生クリームとキャラメルソース、食感にアクセントをつけるためにカボチャの種をのせました。また、本校で取り組んでいるインターネットショッピングモール「国府まなびや」のPRのために、『国府チョウマル(キャラクター)』のシールをそえました。

鹿本商工高校の取組
商品名「山鹿めぐり」 (金太郎飴)
≪ 取り扱っている場所 ≫
 温泉プラザ山鹿1Fふるさと市場内
 さくら湯
 水辺プラザ鹿本
 
商品ラベル

4種類の味が楽しめます 
熊本国府高校の取り組み

商品名 「熊本国府高校おちゃせっけん」
 熊本国府高校ビジネス科は、平成24年7月に熊本の商品や情報を全国、世界に発信するためインターネットショッピングモール「国府まなびや」を開設し様々な活動をしています。その活動の一環として平成25年度の4月より商品開発に取り組み、株式会社山麓園の協力のもと熊本の お茶をそのまま練りこんだお茶せっけんが完成しました。汗ばむ季節にぴったりのメントールの清涼感をプラスした泡立ち豊かでさっぱりとしたタイプになっています。主原料に使用しているオイルがすべてオーガニック認証のものになりました。

熊本国府高校の取り組み

商品名「焼き米チョコ」
 これまで田植え・稲刈り体験を山都町で行ってきました。収穫した米から未成熟米が発生し、どうにかして未成熟米を販売したいという思いがわきました。未成熟米は、焼き米として販売しているということを聞き、焼き米から付加価値をつけたものを考えました。

未成熟米から作られる焼き米に付加価値をつけようと、「焼き米入りチョコレート」を作っていただきました。焼き米をお湯で柔らかくして、甘いチョコレートに混ぜ込みました。食べた感想は、「焼き米が固い。歯に詰まる。焼き米だと分からない」などといった意見でした。

  

熊本国府高校の取り組み

商品名「馬すじカレー」

 熊本国府高校ビジネス科の生徒が、「もったいない」「地産地消」をコンセプトに商品化を進めてきました。熊本の馬刺しは有名ですが、馬肉のなかでもすじ肉の部分は固くて人気がないため、「もったいない」と思い、馬すじ肉を使った商品を考えました。

 試行錯誤を繰り返してできた商品は、カレーです。口に入れた瞬間、甘さが広がり、スパイシーな風味が追い掛けてきて、トロトロの馬すじ肉と、大きめのジャガイモやニンジンなど野菜もたくさん入った「馬すじカレー」が出来上がりました。価格設定では、気軽に買ってもらえるよう、ワンコイン(500円)の値段にしました。