熊本県産業教育振興会の概要

 熊本県産業教育振興会は、昭和37年の発足以来、財団法人産業教育振興中央会との連携のもと60年を超えるあゆみの中で、本県の産業界と専門学科を設置している高等学校42校(農業、工業、商業、家庭、水産、看護、福祉等)が連携をとりながら産業教育の在り方について協議検討して、本県の産業教育の振興に寄与して参りました。
 この間、産業界及び産業教育界の変貌は著しく、従来の価値観や仕様と異なった新しい産業が展開されようとしています。このような時代に、なお一層、熊本の産業教育の振興を図るとともに、新たな産業教育の振興策を見いだすための様々な教育活動に、会員一同が協議連携しながら継続して取り組んでいるところです。
 本県から活力ある地域産業づくりを図っていくためには、既成概念を「打破」する、高度な技術、技能を持った人材が求められます。本会では、専門学科の高校生の人材育成に努めて参りましたが、今後も産学官連携のもと産業教育の充実・発展に尽力して参りたいと存じます。皆様の一層の御指導お力添えを賜りますようお願い申し上げます。