熊本県公立学校事務職員協会
熊本県公立学校事務職員協会
御 挨 拶
本日、書面議決方法による総会において、引き続き会長を務めることになりました宮原です。
今年度末で定年を迎えますが、最後まで頑張りますのでよろしくお願いします。
今、世界、日本、学校が新型コロナウイルスに脅かされています。小さなウイルスが多くの貴重な命を奪っています。児童・生徒等は学校に来ることができません。職員も在宅勤務です。我々を試しています。時間と感動が止まっています。今は耐え、踏ん張る時です。再び、笑顔が戻るまで。
このような状況でしたので、春季研究会及び総会を中止しました。どうぞ御理解ください。
さて、改めて皆様にお詫び申し上げます。昨年11月に県立学校事務長の横領による懲戒処分がありました。本協会役員として永年尽力された人でした。私も含めて周りにいた者が、どうして防ぐことができなかったのか、今でも自分自身に問うています、本当に残念でなりません。
このようなことが二度と起きないように、協会としても、信頼を回復すべく
活動して参りますので、よろしくお願いします。
また、熊本地震から4年が過ぎました。人は辛いことを忘れることができるから生きていけます。しかし、今でも、仮設住宅等で生活をされている3千人の方々にとっては、熊本地震はまだ終わっていません。
我々は、この地震で経験したことを、常に心に秘め、何か事が起きたときは、その力を生かす務めがあると私は思います。今を生きる我々の役目です。
全国協会令和2年1月1日発行「協会ニュース204号」の冒頭、全国協会の菊地会長の新年の挨拶で、会長は「今後の協会の在り方」について、こう述べておられます。
「急速に進む社会変化や予測の難しい未来をむかえるにあたり、様々な知識や経験による情報だけでは、これからは頼っていけなくなる。令和という新しい時代は、私たち経験豊富な事務職員が創るのでなく、これからの若い事務職員が創っていくものです。その若い事務職員の発想を私たちの感覚で抑えるのでなく、見守ることができる団体であること。そして、もしも間違ってしまったときにはバックアップのできる団体でありたい。」と述べられています。
全く同感です。
協会は皆さんの協会です。
協会はこれからも皆さんと共に歩んで参ります。
最後になりますが、新型コロナウイルス対策で先の見えない状況ですが、協会員の皆様にとって様々な経験を積み次へ繋げる年となりますよう祈念し、挨拶といたします。
どうぞよろしくお願いします。
令和2年5月22日(金)
熊本県公立学校事務職員協会
会長 宮原 和喜
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運用担当者 理事 中村 友哉