2学年 「電気分解」
授業者 熊本工業高等学校 北口 美佳 教諭
◆ ICT活用のポイント
(1) | 教師の活用 | |
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| 電解シミュレータでは、電気分解中のイオンの動きが分かりやすく視覚化できているので、生成する物質と電極でのイオン反応式が関連付けやすい。 | |
・ | 様々な組み合わせが可能なので、生徒の興味・関心に対応する事ができる。 |
◆ 本時の展開
(1) | 目標 | 電解質の水溶液に2本の電極を入れ、外部から直流電流を流したとき、電極や水溶液にどのような反応が起こるか仮説を立て、電解シミュレータでの擬似的な実験を通して、各電極での反応を観察し、陰極での反応を中心として理解する。 |
(2) | 展開 |
過程 | 学習活動と主な発問(T) | 指導上の留意点・評価 | 備考 ICT活用 |
導入10分 | ○前時に口頭で説明があった塩化銅(Ⅱ)水溶液の電気分解について、復習しながらノートをまとめる。 課題:様々な水溶液の電気分解について、各電極の反応を考えてみよう。(陰極編) | ○白金電極を使った塩化銅(Ⅱ)水溶液の電気分解について、ノートにまとめさせる。 ○生徒の発言によって復習とノートまとめができるようにする。 | |
展開35分 | 1.水酸化ナトリウム水溶液の電気分解について考える。 | ○塩化銅(Ⅱ)水溶液の電気分解を踏まえて、水酸化ナトリウム水溶液の電気分解での各電極の反応式を考えさせる。 | プリント配付
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終末5分 | ○電気分解における陰極の反応を、プリントにまとめる。 | ○プリントに対応した文章を、プレゼンテーションソフトで表示する。 ○次回は陽極の反応を中心に学習することを伝える。 | 【ICT】 |