今年度の冬期研修会は鹿本高校で開催されました。
冬(?)と突っ込みしつつも、各校から多くの先生が参加されました。
はじめは、鹿本高校の森先生から、鹿本高校の取り組んでいる「総合的な探究の時間」の課題研究についてお話いただきました。
鹿本高校で実践されている「総学の時間」は歴史あるもので、学校全体で探究活動に取り組む体制ができあがっており、大変勉強になる内容でした。
2名の生徒さんから、2件の実践発表も聴くことができました。
(1)里山の復興
(2)除菌製品の形状における除菌効果の差異
※写真掲載は控えます。
お二人とも、研究内容を楽しそうに話してくれました。自ら考えて研究を進めている様子がありありと伝わり、先生方からの質問にも的確に答えられていました。里山復興活動では、「日ノ岡山を守る会」を立ち上げて色んな人に日ノ岡山を知ってもらうための活動をされているそうです。観察できる植物の資料など貴重なものもいただけました。
会が終了した後は、いよいよ日ノ岡山登山です。
この日の最高気温は29℃、久々の登山の人も多かったでしょう。
以前この山で採れた岩石には青銅が含まれており、昔は銅山だったとも言われています。
要項には、「ハイキングと登山の中間をイメージしてください」と記されていましたが、けっこうな傾斜で、皆で気合いを入れて登りました。
そして頂上到着!
頂上は絶景です。頑張って登った甲斐がありました。
頂上はコナラの多い陽樹林の状態で、二次遷移の途中を観察することができました。
最後は皆でそろって記念撮影
(撮影してくださった人、ぜひデータをください!)
晴天に恵まれ、多くの学びと日頃の運動不足解消に抜群の1日でした。
研修会を運営してくださった城北地区ブロックの先生方、大変お世話になりました。計画から下見・当日運営など細やかに対応していただき、ありがとうございました。