菊陽町

 菊陽町は熊本市の北東部に位置し、東には阿蘇の連山が眺望できます。西側は武蔵ヶ丘団地北側から、東側は大津消防署までと東西に長く、ゆめタウン光の森や免許センター、県立技術短期大学などを有します。人口は令和5年5月現在43,576人となりました。また、増加率も全国トップクラスとなっています。      
 町の特徴としては、白川中流域の豊かな水と肥沃な土壌に恵まれ、特に国の産地指定を受けている「菊陽にんじん」は、その品質を評価され全国に出荷されるほか、お菓子や焼酎などの加工品となって親しまれています。菊陽町の公式マスコットキャラクターとしても、「菊陽にんじん」をモチーフとした「キャロッピー」が活躍しています。また、昭和50年代から進めてきたインフラ整備を基盤に、熊本空港、鉄道、高速道路等の交通アクセスの良さや豊富な地下水が評価され、世界でも有数な最先端企業等の立地が進んでいます。令和3年11月9日に、世界最大の半導体受託製造会社TSMCとソニーセミコンダクタソリューションズ(株)が共同で、本町の第二原水工業団地に工場を建設することが発表されました。また、菊陽町役場横に「防災センター」が設置されました。1階と2階に防災機能を備えており、災害時には指定緊急避難場所として一時的に身の安全を確保するために利用するなど、菊陽町の新たな防災の拠点となっています。
 菊陽町の学校は小学校6校、中学校2校で、昭和50年代に建設されたところが多く、現在、順次耐震改修が行われています。平成25年3月に菊陽西小学校が増改築され、平成25年8月に菊陽中部小学校が新築されました。平成26年2月に菊陽中学校の耐震化に伴う増改築が完了しています。平成29年度から3か年をかけ、菊陽北小学校でも大規模改修工事が実施されました。菊陽町の小中学校は、令和2年度から「GIGAスクール構想」の実現に向けて、ICT環境整備に力を入れて取り組んでいます。



《 菊陽町学校事務センターについて 》

 
 平成26年度より菊陽中学校内に菊陽町学校事務センターが設置されました。平成27年より菊陽中学校の新校舎移転に伴い菊陽中部小学校へ移設し現在は菊陽中部小学校を拠点校とし、活動を行っております。
 事務センター設置以前は、菊陽中学校校区と武蔵ヶ丘中学校校区の2つで共同実施が行われていましたが、学校事務センター設置後は菊陽町内6小学校、2中学校すべての事務職員が学校事務センターに所属しています。
 広報活動として、毎月ジムダス(広報誌)を発行し、教員との連携に取り組んでいます。また、事務センター公式キャラクター「ジミー」・「ティーチ」を発案し、親しみやすい広報活動に努めています。
 
 
●学校事務センターの組織について
 菊陽町学校事務センターは、県費グループ、総務グループ、企画・改革グループの3グループより構成されており、「子どもの豊かな人間性をはぐぐむ学校をつくるため、互いに情報を共有し、協力し、知恵を出し合って組織的に仕事に取り組む」の基本理念のもと菊陽町の学校のために頑張っています。


《 菊陽町の学校・児童生徒数 》

                 

 学校名 児童数  学校名  生徒数 
 菊陽中部小学校  801名 菊陽中学校  643名
 菊陽南小学校

 87

 武蔵ヶ丘中学校

864

菊陽西小学校

885名

※令和5年度5月1日現在

 
武蔵ヶ丘小学校  289名
武蔵ヶ丘北小学校

 466

菊陽北小学校 529名



《 令和5年度菊陽町学校事務センター年間計画 》

4月 ・諸手当認定
・当年度活動計画
・学務課より当初予算説明
10月

・令和5年度予算要求についての説明会

・教育長講話

・就学奨励費発送

5月

・学校予算について初任研

・異動事務反省

11月

・予算要求の反省
・年末調整について

6月

・児童手当現況調査

・町補助金について初任研

・共同見積

12月

・年末調整の反省

・事務室経営について初任研

・徴収金会計ソフト説明会

・初任者研修「各グループ交換留学」

7月

・扶養手当に関して初任研

・就学援助発送業務

・山鹿市学校事務センター視察研修

1月

・学校人事課出前講座
・高校の事務について初任研

8月

・就学奨励費の書類準備

・共済組合についての初任研

・諸手当現況調査

・就学援助申請書意見交換会

2月

・異動事務についての初任研

・子育て支援課講話

9月

・企画改革グループによるPDCAサイクル発表

・センター長より初任研

3月

・異動事務
・令和5年度の反省ワークショップ

・年度末会計事務について初任研