2018年2月の記事一覧
「学校図書館大賞2017」決定!
八代・芦北・水俣地区の8校の学校司書が選んだ
「今 いちばん高校生に手渡したい本」です。
投票の結果、学校図書館大賞2017は『かがみの孤城』に決定しました!
作者の辻村深月さんからメッセージをいただきました! → 辻村さんからのメッセージ.pdf
このたびは、「学校図書館大賞」に選んでいただいてありがとうございます。
私にとっても、子供の頃から「学校の図書館」は特別な存在で、
そこで出会った本のひとつひとつから得たことの先に、今、この仕事をしているのだろうと思います。
ポスターダウンロードはこちらから(出版社の掲載許可を得ています) →大賞ポスター(かがみの孤城).pdf
☆ノミネート作品は、以下のとおりです。(作品名50音順)
『あるかしら書店』 ヨシタケ シンスケ(ポプラ社)
『母さん、ごめんもう無理だ』 朝日新聞社会部(幻冬舎)
『顔ニモマケズ』 水野 敬也(文響社)
『かがみの孤城』 辻村 深月(ポプラ社)
『10年後、君に仕事はあるのか?』 藤原 和博(ダイヤモンド社)
『ぼくは君たちを憎まないことにした』 アントワーヌ・レリス(ポプラ社)
『本の子』 オリヴァー・ジェファーズ(ポプラ社)
『昔話法廷』 NHK E テレ「昔話法廷」制作班(金の星社)
◆選考の様子◆
平成29年度第3回天草地区研修会
以下、担当校からの報告です。
研修Ⅰでは年度末総括を行った。共通書式を元に各学校の課題を整理した。続けて各学校文化祭報告を行い、次年度に向けてアドバイスをもらう有意義な研修となった。特に、生徒図書委員会活動などに関する新しいアイディアとして、上天草高校の取り組みが注目された。
研修Ⅱでは、テーマ「国際問題」を柱にブックリスト作成を行った。最終的にはテーマ以外にも各担当者による推薦資料が約40冊紹介された。ブックリストからは、各学校図書館における日常的な生徒との関わりや授業支援の様子が垣間見え、毎回、刺激を受ける選書の場となっている。
研修Ⅲでは、「利用者を呼び込む図書館アイテム作り」として、市販菓子を模倣した「チロルチョコマグネット」作成を行った。図書館内外での広報活動や、館内レイアウトに活躍する魅力的なアイテムでもあり、今後は生徒図書委員会活動にも取り入れられると好評であった。
今回は、会場校の校長から名産品の差し入れなどもいただき、会場校全体で図書館研修を応援していただいた。館内には授業利用の成果なども多く展示してあり、日頃から、図書館と学校全体が強く結びついている様子が伝わった。
天草地区では学校司書6名・教諭2名が集うことで、様々な視点で自らの図書館運営を点検し、相談し合うことで各学校の図書館充実を目指す研修の機会となっている。また、一同に集う貴重な機会を活かし、相互貸借資料のやりとりなども効率よく行っている。今後も地区全体でレベルアップしながら、各学校でさらに利用される図書館づくりに取り組んでいきたい。
平成29年度第3回菊鹿地区図書館関係職員研修会
平成30年2月20日(火)、研修会を実施しました。
午前中は菊池高校を会場に、各校の2学期末から3学期までの活動報告、年間反省を行いました。また、今年度から始めた図書館監査を実施しました。会場校図書館を司書が監査することでより良い図書館にしていこうという試みです。仕事を15の観点から三段階(〇△✕)評価し、後日どう改善したかを報告します。