2023年9月の記事一覧
ドローン講座初級編
先端技術を活用したスマート農業を学ぶ取組みの1つとして「ドローン」の活用と基本操作方法等の習得を目指した講義と実習を6月26日(月)から行い、実習では以下の3つのタイプのドローンの操縦方法を学びました。
(1)すべての操作を手動で行うタイプ
(2)カメラセンサーによって定位置でのホバリングが可能なタイプ
(3)GPSによって定位置でのホバリングが可能なタイプ
学生から「機体によって操作性の難易度に差があり、特に(1)の操作が難しい」との声がありました。
令和5年度海外農業研修(オーストラリア ケアンズ)
4年ぶりの海外農業研修が6月24日(土)からの8日間、オーストラリアのケアンズで行われました。
学生はグループに分かれ、ファームステイを体験しました。果樹、畜産、樹芸(クリスマスツリー)などを経営する各ステイ先ではホストファミリーの手厚いもてなしを受け、収穫、給餌等にも挑戦しました。日本では栽培の少ない、アボカド、パパイヤの栽培状況も学ぶことができました。
また、班毎に作成した計画を基に、ケアンズ市街を中心とした自由行動も体験しました。なかには、列車で片道2時間かかるキュランダ高原に行く班もありました。今回の研修で、学生は広大な面積で経営される果樹、畜産等の農業に加え、オーストラリア固有の動物の生態及び文化、気候などの風土を実感しました。
移動中の車窓からも一面に続くサトウキビ畑やアボカド、バナナ、パパイヤなどの広大な果樹園、牛の放牧等規模の大きな農業経営の状況を目の当たりにしました。
令和5年度「新緑の学園(学校見学会)」と「緑の学園(オープンキャンパス)」
今回が初企画となる「新緑の学園」(学校見学会)を6月17日(土)に開催しました。高校生は二手に分かれて、2年生の経営実習と1年生の食品加工論、農業機械学の講義の様子を見学しました。
農大生との情報交換会では、高校生から、「寮の規則は厳しいか」、「『大特』、『けん引』、『フォークリフト』など多くの資格を取りたいが、時間的余裕はあるか」、「栽培管理当番はあるか」などの質問があがっていました。また、7月29日(土)と8月5日(土)には、「緑の学園」(オープンキャンパス)を開催、県内外から計92名の高校生等の参加がありました。
学生による各コースの紹介後、高校生等は、学生寮で食事を取り、寮内の居室や設備等を見学しました。体験学習では、クルクマの収穫体験、ブドウやナシの収穫体験と果実品質調査、トマトの接ぎ木演習、天敵の観察、畜舎見学、IoTを利用した牛群管理実演等に取り組みました。
参加した高校生等は、猛暑にも関わらず、熱心に体験学習に取り組んでいました。両日で60名を超える保護者や引率の先生方にもおいでいただきました。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 後藤 雅彦
運用担当 梶原 哲