各地区研修会

カテゴリ:天草 職員研修会

平成30年度第2回天草地区図書館関係職員研修会

平成30年11月19日(月)、上天草高校を会場に研修を行いました。
研修1「いきる」をテーマに、ブックリストを作成しました。『ひと』(小野寺史宣・祥伝社)と『はなそうよ!恋とエッチ みつけよう!からだときもち』(すぎうらなおみ+えすけん・生活書院)が複数校から紹介されました。
研修2「レファレンス」について、各学校のレファレンス記録を紹介し、記録方法を検討しました。
研修3では「文化祭報告」を行ないました。各学校の成果物をご覧下さい。


















研修4は 本渡南幼稚園教諭の吉永礼子さんをお迎えし、座談会「絵本の読み聞かせ」を行いました。
私物の絵本を何冊も持参していただき、時間の許す限り読み聞かせていただきました。
改めて絵本の絵の素晴らしさを味わい、ゆったりとした気分になりました。











平成30年度第1回天草地区図書館関係職員研修会

平成30年8月7日(火)、天草高校倉岳校を会場に研修を行いました。夏休み期間ということで各種行事と重なった学校もあり、6名の参加となりました。

会場である倉岳校に学校司書は配置されていないため、歴代の図書館担当教諭が定期的に新刊を購入し、館内を整えておられます。
生徒図書委員作品が展示されるなど、居心地よい空間づくりに工夫されている様子がよく伝わりました。

また、毎回各学校おすすめ本を持ちよって作成するブックリスト。今回のテーマは「文化祭応援本!」。各学校の特色を生かした選書で盛り上がりました。

 

午後からは、廃棄における注意事項を確認しつつ、実際に廃棄候補資料を選定しました。
進路情報や歴史など、掲載情報が古くなってしまった資料については、心掛けて点検する必要があります。
最終的に500冊の廃棄候補資料を選定しましたが、館内整理とリストアップ処理を同時並行することができず、後日、処理をすることにしました。館内整理にもまだまだ心残りがあり、後ろ髪ひかれる思いで散会となりました。
しかし、研修会翌日には廃棄候補抜き出しに取り掛かった様子も報告され、各図書館の活性化につながる刺激的な研修となりました。お世話いただいたみなさん、ありがとうございました!

 

平成29年度第3回天草地区研修会

平成29年2月21日(水)、牛深高校図書館を会場に研修会を開催しました。
以下、担当校からの報告です。
 
研修Ⅰでは年度末総括を行った。共通書式を元に各学校の課題を整理した。続けて各学校文化祭報告を行い、次年度に向けてアドバイスをもらう有意義な研修となった。特に、生徒図書委員会活動などに関する新しいアイディアとして、上天草高校の取り組みが注目された。
研修Ⅱでは、テーマ「国際問題」を柱にブックリスト作成を行った。最終的にはテーマ以外にも各担当者による推薦資料が約40冊紹介された。ブックリストからは、各学校図書館における日常的な生徒との関わりや授業支援の様子が垣間見え、毎回、刺激を受ける選書の場となっている。

 

  

研修Ⅲでは、「利用者を呼び込む図書館アイテム作り」として、市販菓子を模倣した「チロルチョコマグネット」作成を行った。図書館内外での広報活動や、館内レイアウトに活躍する魅力的なアイテムでもあり、今後は生徒図書委員会活動にも取り入れられると好評であった。

      


今回は、会場校の校長から名産品の差し入れなどもいただき、会場校全体で図書館研修を応援していただいた。館内には授業利用の成果なども多く展示してあり、日頃から、図書館と学校全体が強く結びついている様子が伝わった。
天草地区では学校司書6名・教諭2名が集うことで、様々な視点で自らの図書館運営を点検し、相談し合うことで各学校の図書館充実を目指す研修の機会となっている。また、一同に集う貴重な機会を活かし、相互貸借資料のやりとりなども効率よく行っている。今後も地区全体でレベルアップしながら、各学校でさらに利用される図書館づくりに取り組んでいきたい。

天草市小中学校司書、図書館見学

平成29年12月8日(木)13:30~15:00 天草拓心高校本渡校舎図書館において、天草市小中学校司書の研修会が開催されました。学校司書18名、公共図書館司書1名、天草市教育委員会担当者1名、高校司書3名の参加がありました。今回は、事前に要望のあった内容を中心に実施しました。

最初に「POP研修」として、天草工業生が授業や委員会活動で作成したPOPを紹介し、参考資料としてPOP講師の作品も紹介しました。


次に、高校図書館で大人気の「ブラックボード研修」を行ないました。使いやすいグッズの数々が熱く紹介された後に、実際に体験してもらいました。また、追加で折り紙を使ったデコレーショングッズを教えてもらいました。
最後に、「高校図書館の選書」について、天草地区各高校の図書館便りや天草工業高校の選書基準などを例に挙げ、情報交換を行ないました。


参加された司書からは、デコレーショングッズに関する質問や、小中学校でのブラックボードに対する反応なども聞かせていただき、大変楽しい研修となりました。今後、無理のない形で親睦を深め、相互に連携を深めていきたいと思います。

平成29年度第2回天草地区研修会

平成29年11月28日(火)、天草工業高校を会場に研修会を実施しました。
以下、担当校からの報告です。

研修Ⅰでは、「チャレンジ!」というテーマでブックリストを作成した。進路や実用書をはじめ、朝の読書におすすめの本など様々なジャンルから選書・紹介され、大変勉強になった。
研修Ⅱでは、今年度で2回目の開催となった天草地区学校図書館見学会についての反省を行った。中学生体験入学にあわせての実施ということもあり、緊密した日程の中で中学生を図書館まで招くことは難しいのではないか等の意見があげられ、今後の検討事項の確認を行うことができた。また、研究・研修大会で実践報告をする予定の発表者によるプレ発表を行い、本番に向けた意見交換の時間を設けた。多くの質問や提案が寄せられた。
研修Ⅲでは、天草地区図書委員研修会実施後のアンケートが提示され、反省・改善箇所を確認した。次年度の同研修会に活かしていきたい。
研修Ⅳでは、図書の適切な廃棄・更新について全国SLAにより制定されている学校図書館図書廃棄基準や、各学校の図書廃棄基準等に照らし合わせながら廃棄図書の選定基準を確認した。廃棄する際の注意事項等の情報を共有することができた。
研修Ⅴでは、小中学校との連携や学校図書館の地域開放について、各学校での事案をあげながら協議を行った。小中学校との連携では天草工業高校の小学生への読み聞かせの計画が紹介され、興味深いものがあった。次回の研修会で報告の時間を設ける予定である。学校図書館の地域開放については、時間帯等の利用規程について多くの意見があげられた。地域住民から問い合わせがあった場合は、各学校の実情に応じて対応していく流れとなりそうだ。
最後に情報化委員会からの連絡と次回研修会の議題を検討して閉会となった。司書は学校に一人しかいないため、グループメール等を活用した地区内の連携が必要不可欠であるが、やはり直接顔を合わせる研修会は、多くのことを学ぶことができる貴重な機会であることを改めて感じた。