1学年 「古代国家の歩みと東アジア世界」
授業者 山鹿市立鶴城中学校 橋本 義昭 教諭
◆ ICT活用のポイント
(1) | 教師の活用 | |
・ | 導入の課題提示において、これまで学んだ資料を提示することにより、これまでの授業を振り返り、課題に対して興味・関心を高めるようにする。 |
(2) | 生徒の活用 | |
・ | 展開時、生徒自身が学び合いで深めた考えを発表する場面において、書画カメラと電子黒板を事象提示に活用し、自分の伝えたいことを他の生徒にわかりやすく発表できるようにする。 |
◆ 本時の展開
(1) | 目標 | これまでの学習内容をもとに、奈良時代の特色を根拠をもってまとめることができる。 |
(2) | 展開 |
過程 | 学習活動と主な発問(T) | 指導上の留意点・評価 | 備考 ICT活用 |
導入5分 | 1 映像資料を通して、奈良時代の 学習をふり返り、課題をつかむ。 課題 奈良時代の特色を一文で表し、その理由をこれまで活用した資料を用いて説明しよう。 | ○これまでの奈良時代の学習をふり返らせ、学習課題を提示する。 徹底指導 (ポイント) ○電子黒板で示す資料を通して、これまで学習した人物や出来事の基礎基本を確認する。 | 電子黒板 |
展開35分 | 2 具体的な課題追求を行う。 | ○これまで学習した資料から、自分の考えの根拠となる資料を選択してまとめさせる。 能動型学習(ポイント) ○どの資料を用いたのか、その理由も含めて意見交換をさせることで根拠をより明確にさせる。 ◆思考・判断・表現(ワークシート) 【B基準】奈良時代の特色を一文で表し、その根拠となる資料を1つ挙げて説明することができる。 【A基準】奈良時代の特色を一文で表し、その根拠となる資料を2~3つ挙げて説明することができる。 <B基準に達していない生徒への手だて> ○奈良時代のキーワードとなる人物や出来事から、奈良時代の特色を考えさせる。 ○自分の考える特色にふさわしい資料を1つ選ぶように促す。 ○自分の考えや疑問を班で出し、友達からのアドバイスを受けるようにさせる。 <B基準に達した生徒に取り組ませる活動> ○理由を、班や全体にわかりやすく説明できるようなまとめ方を工夫させる。 ○発表の助けとして、資料を提示し、自分の考えの根拠を明確にして発表をしていくように指導する。班の考えもとに、全体で考えを深め合わせる。 | 電子黒板 |
終末10分 | 3 個人で最終的にまとめを行い、 全体に発表する。 | ○学び合いを通して深めた内容をまとめ、発表させる。 | 電子黒板 |