各地区研修会

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令和6年度第1回天草地区図書館関係職員研修会

2024年7月24日

天草市立天草アーカイブズにて研修会を開催しました。

午前は、『「Chat GPT初歩の使い方」「受け入れに悩んだ本」』のテーマを含むブックリスト作成、芸術鑑賞についての情報交換を行いました。日々の業務の中で、選書や配架に1人で悩んでいることも共通しており、「地区内で情報交換をして解決しよう」という結論になりました。

午後は、 学芸員の方から天草アーカイブズについての概要説明がありました。天草市は全国的にもアーカイブズの整備が進んでいる先進的な地域ということが分かりました。レファレンス事例を聞き、膨大な資料と経験や担当者の勘の大切さを知るとともに、図書館だけでは解決できないこともアーカイブズなら解決できるのではないかと、各校でのアーカイブズ活用も大いに期待されます。施設見学では、行政資料・地域史料・映像資料の一部を閲覧させていただきました。どれも興味深く、参加者一同感心しきりでした。ミニ講座「せどばしの歴史」では、当時の道路状況や人々の生活にも思いを馳せました。先人の知恵と努力が現在の利便さにつながっていることを改めて感じました。

今日という日も未来の大切な資料となることを認識し、日々の資料収集・整理・保存にも力を入れるとともに、外部機関との連携の大切さに気付かされた1日となりました。

   

 

   

令和5年度第3回八代・芦北・水俣地区図書館関係職員研修会

2024年2月16日、八代東高校にて研修会を開催しました。


午前は、「図書館活動報告について」と「仕事の流れについて」の研修を、各校報告形式で
行いました。どの学校も図書館運営が厳しくなっている現状が伺える内容でした。


午後は、「ICT活用実習」、「図書館におけるICTの活用について」、「デジタル読
書について」、「読書バリアフリーについて」の4つの研修を行いました。


実習では、ICT支援員さんから、OutlookとCanvaの研修を受けました。Canvaは豊富な素
材と共同編集機能で、様々な使い道がありそうです。


読書バリアフリーの観点からも、従来の図書に代わる新たなメディアを提供するための情
報は、常にアップデートの必要があると感じました。

 

令和5年度第2回八代・芦北・水俣地区図書館関係職員研修会

2023年12月11日、芦北高校にて研修会を開催しました。


午前は、「司書のおすすめ本について」と「文化祭・図書館祭報告」の研修を行いました。
みなさんそれぞれ、司書の視点に立ったおすすめの本をPOPとともに紹介していただきました。
文化祭・図書館祭は、各校工夫を凝らした催しが行われていました。図書館でイベントを行う際の参考にしたいと思います。


午後は、「選書について」と「払出しについて」の研修を行いました。
選書では、学科などの学校の特色や授業に合わせた選書を心掛け、利用者にいかに選書に関わってもらい貸出につなげているかを聞くことができました。生徒・職員とのコミュニケーションが大事だとあらためて感じました。
払出しでは、予算が少ないのでボロボロでも代わりを買えない、廃棄基準通りに払出しを行うと棚がスカスカになる、廃棄したら二度と入手できない図書があるなど、課題や留意点を共有できました。

 

令和5年度第3回天草地区図書館関係職員研修会

2024年2月22日

牛深高校にて研修会を開催しました。

午前は、「春・新しい始まりにおすすめの本」のテーマを含むブックリスト作成、生徒図書委員活動についての2つの研修を行いました。午後は、図書館のレイアウトについて、今年度の活動報告・年度末反省の2つの研修を行いました。最後に次年度のローテーションを確認しました。

研修会場となった牛深高校図書館は、明るくゆとりのあるレイアウトや利用者を呼び込むための工夫が随所に施されていました。また学校技師の方々をはじめとした全職員での館内整備への協力体制にも一同感心しきりでした。今回の研修で得た他校の取り組みを次年度の活動につなげるとともに、今後も地区内で連携し図書館活動の充実につとめていきます。

   

令和5年度第2回菊鹿地区図書館関係職員研修会実施

2024年2月21日菊池高等学校図書館で第2回菊鹿地区図書館関係職員研修会を開催し、6校6名の関係者が参加しました。当日は協議したテーマが4本、実務研修を2本行いました。

協議では、データを元に視点を変えながら図書館の利用率低下をいかに食い止めるかを議論しました。その中で長期休業を境に急激な貸出数減少が共通の課題とし、学期初めの対策を考える必要性があると言うことが分かり、広報やイベントなど図書館からの発信についての課題も議論しました。また、探究活動において書物とPCの違いをもっとアピールしていく必要性も議論しました。

実務研修では、年度末処理の確認、オープンデータを活用したレファレンスワークや二次資料づくりを体験しました。

令和5年度第2回菊鹿地区職員研写真

令和5年度第2回菊鹿地区職員研写真

令和5年度第2回天草地区図書館関係職員研修会

2023年12月8日

天草高校にて研修会を開催しました。

午前は、「先生・生徒のリクエスト または 残しておきたい定番の本」を含んだブックリスト作成、活動報告(文化祭報告・図書館展示・今年度新たに入れた漫画・授業との連携)の2つの研修を行いました。

午後は、BOOKMAP廃刊後のブックリスト作成について、廃棄図書の選定について、皐月Ⅱの利用についての3つの研修を行いました。廃棄図書の選定では、多くの学校で書架不足の課題と利用者のニーズのバランスに苦慮している様子でした。皐月Ⅱの利用では、日頃の困りごとについて共有し、天草地区で唯一TOOLiを導入されている天草高校のパソコンのデモンストレーションを通して、さまざまな機能を知ることができました。

今後も地区内で連携し、自校の図書館運営に繋げていきます。

   

 

   

令和5年度第1回天草地区図書館関係職員研修会

2023年6月20日

天草工業高校にて研修会を開催しました。

午前の研修では、「夏におすすめの本」を含んだブックリスト作成、図書館見学を行いました。来館者を増やすための仕掛けや利用しやすい図書館作りとなるよう数々のアイディアを見せていただき、一同感心しきりでした。午後の研修では、菊鹿地区の「図書館監査」を活用しながら、自館の状況を確認しました。最後に4・5月の貸出ランキングを持ち寄り、人気の本についての情報交換を行いました。

多くの学校で1人1台端末配布以降、貸出数や利用者の減少に苦慮しており、今後も地区内で連携を取りながら今回の研修会での学びを自校の図書館運営に活かしていきます。

  

 

  

 

  

令和4年度第3回天草地区図書館関係職員研修会

2023年2月15日(水)天草高校にて研修会を開催しました。

開催校の馬場校長先生から、お薦めの一冊を紹介していただきました。

 

午前の研修では、年度末反省を中心に、課題や次年度以降の取り組みについて情報交換を行いました。

また、「回転式本棚」制作実習を楽しく行いました。講師のアイディアと工夫の数々に、一同大いに感心しました。

 

 午後の研修では、「Canva」(オンラインで使えるグラフィックツール)の活用について学びました。

今回もICT支援員お2人にサポートいただき、Wifiの不具合などにも対応いただきました。

予定していたPOP製作ができなかったものの、天草高校での活用例を数多く紹介いただきました。

また、次年度に向けての確認事項なども行い、今回もまた有意義な研修会になりました。

令和4年度第2回天草地区図書館関係職員研修会

2022年12月13日(火)天草拓心高校マリン校舎にて研修会を開催しました。

県内唯一の水産系学科を有するマリン校舎では、図書館から見える海も絶景です。

 

午前の研修では、ブックリスト作成・文化祭報告・館内整備や利用促進の情報交換を行いました。

事前に資料を共有ファイルに提出することで、ペーパーレス化も心がけながら、ちょっとした操作のコツも学びあうことができました。

 

午後の研修では、天草工業高校で先進的に取り組まれているGoogleサイト作成を重点的に学びました。

ICT支援員お2人を講師にお迎えし、実際にGoogleサイトを作成することで、操作方法やサイト公開までの流れを確認しました。あわせて、便利な拡張機能についてご紹介いただきました。

各校でも日頃から相談にも乗っていただく支援員さんから、専門的な知識を学びつつコミュニケーションを深めることもでき、大変有意義な会となりました。

令和4年度第1回天草地区図書館関係職員研修会

2022年6月29日(木)上天草高校にて研修会を開催しました。

顔合わせを兼ねての対面実施となり、相互貸借資料交換・館内見学など充実した終日研修になりました。

今回は全員がChromebookを持参し、紙とデータ両方で資料閲覧を行いました。画面共有やweb検索などの便利さも体感し、電子黒板や端末の操作研修も行いました。機器接続など教えていただいた、校長先生をはじめ上天草高校の先生方には大変お世話になりました。

 

研修Ⅰでは、「本が苦手でも面白いといってもらえる本」をテーマに31冊の資料が紹介されました。各学校のニーズに合う本を見つけるべく、常にアンテナを高くして選書をしている様子が伝わりました。

研修Ⅱでは、天草拓心高等学校マリン校舎より「著作権について」報告と、上天草高校より関連サイト紹介がありました。Chromebook利用授業から発展したレファレンス事例報告から、臆することなく、専門機関に問い合わせる方法などを学びました。

研修Ⅲ「『百冊の本』の活用と今後の推薦図書のあり方」、研修Ⅳ「新刊情報の伝え方」では、各校での工夫や情報交換を行いました。また、来月開催予定の生徒図書委員会研修会の打ち合わせも行うことができました。

魔法のような読書推進策は見つからないもの、日頃の図書館活動を大切にし、今後も情報共有を行いながら利用推進を図っていきます。

令和3年度第3回天草地区図書館関係職員研修会

2022年2月15日(火)オンラインにて研修会を開催しました。

会場校である上天草高校ICT支援員さんのご協力により、今回はGoogle meetを活用したオンライン研修に挑戦しました。ファイル共有など、便利な機能も学びました。

研修Ⅰでは、「今年度のイチオシ本」紹介を行いました。選書方法なども参考になりました。

研修Ⅱでは、(株)ナトー・コンピュータさんを講師にしたスキルアップ研修を受講しました。バージョンアップ版の説明や、年度末・年度始めに行う処理の留意点を学びました。各学校で実際に操作して確認することができ、大変有意義な研修になりました。(画面はサンプルデータです)

研修Ⅲでは、「年度末総括」として各学校の統計資料などを持ち寄りました。一人一台端末の影響を協議したり、各校のユニークな取り組みへに対して質問が飛び交いました。

研修Ⅳでは、「コーナー展示のPOP作成」として作品を披露しあいました。まずは気軽に作成することが大事だと確認し合いました。

学校図書館の本質を大切にしつつ、これからも必要とされる図書館を目指していきたいと思います。

菊鹿地区・荒玉地区合同図書館関係職員研修会

2021年11月29日(月)に菊鹿地区・荒玉地区合同図書館関係職員研修会を菊池市中央図書館及び菊池高等学校図書館で開催しました。

菊鹿地区と荒玉地区合同で研修会を開催するのは2018年の山鹿市、2019年の玉名市に続いて3回目となります。今回は、菊池市立図書館の職員も参加いただき交流や情報交換ができました。

1つ目の研修は「しんぶんビブリオトーク」と題してグループワークを行いました。新聞記事を題材に自己紹介をした後、グループ内で選択した記事に関連する書籍探索、探索した本でブックトークをしました。書籍探索に関しては、記事に直結する言葉がタイトルに入っているものはできるだけ選ばない、本は一人2冊探すという条件付きです。市立図書館の職員に館内の案内をしていただいた後、本を探していきます。中には3冊以上探し出す参加者もいました。

                          ↑探し出した本のリストと新聞記事(権利の都合で画像を加工しています)

 

協議1ではヤングアダルトサービスにおける公共図書館との連携をテーマに双方で事前に出し合った質問内容を元に共通の課題である「高校生の図書館利用促進」にむけて情報交換を行いました。

 

 研修2からは高校の職員だけで会を進めました。「図書館に対する意識改革 図書館を多目的施設へ」と題して鹿本高等学校の森 孝文司書教諭と藤掛真代学校司書が報告を行いました。

 「図書館は読書や勉強をする場」という固定化されたイメージを払拭し、協働学習の場、講演や研修の会場など様々な場面で活用できるスペースに転換し、より多くの生徒が利用できる仕組みや環境作りを組織的に行った。その結果授業での利用時数や貸出冊数の大幅な増加、さらには貸出分野も文学やマンガなどからそれ以外のものに広がりを見せていました。

 一方課題として、GIGAスクール構想により整備されたタブレットの活用により図書館利用が低下傾向にあり、その対応が迫られています。

研修3は会場を菊池高校図書館に移し「図書館監査」を行いました。監査の意義や目的を確認したうえで2つのグループに分かれて図書館業務に関する15項目をチェックしました。

令和3年度第2回天草地区図書館関係職員研修会

2021年12月10日(金)牛深高校にて研修会を開催しました。

相互貸借資料交換や館内見学も兼ね、充実した終日研修になりました。

研修Ⅰでは、「紙媒体だからこそ伝わる本」をテーマに25冊の資料が紹介されました。手触りやビジュアルの優れた資料や、索引や見開きページの工夫により情報が得られやすい資料が紹介されました。

研修Ⅱでは、各校文化祭報告を行いました。読書アンケートや、募集した「短歌」「三行レター」の取り組みなどの報告がありました。

研修Ⅲでは、「各校図書館のICT環境導入」について情報交換を行いました。まだまだ手探りの部分も多いですが、さらに効果的な実践を模索していく必要を感じました。

研修Ⅳでは、蔵書配分を検討しました。SLA制定「学校図書館メディア基準」を参考に、各校の蔵書配分比率を検討しました。

今後も日々問題意識を持ち、情報共有を行いながら充実した図書館運営を図っていきたいと思います。

令和3年度菊鹿地区生徒図書委員研修会

令和3年7月13日(火)、熊本県立菊池高校図書館で菊鹿地区図書委員研修会が開催され、6校から31名の図書委員が参加しました。
 最初に各校からの活動報告を行い、図書館の利用促進に向けた日々の活動や文化祭など学校行事の中での取組が報告されました。
 続いて、「直観讀みブックマーカー」を作成しました。これは、コモンズデザイナーの陸奥賢(むつ・さとし)氏が発案したもので、偶然性や意外性による、意識しないところで、読書の道徳的、理性的な特性を、グループで楽しみ、その場で出逢った言葉によって、本の栞を作るという知的なゲームです。
 本研修会では4人1組でグループを組みブックマーカーを作りました。
 参加者した図書委員は、「初めはよそよそしかったみんなが、最後の方では学校関係なく楽しそうに話していた」と感想を書いてくれました。

令和3年度第1回天草地区図書館関係職員研修会

2021年6月9日(水)Microsoft Teamsによるオンライン研修を行いました。対面での研修ができない中、わずかでも、新たな研修スタイルに慣れたことは収穫でした。

協議Ⅰでは、天草地区生徒図書委員研修会(7月13日 オンラインで実施予定)の打ち合わせを行いました。各校、研修会に向けて準備を進めていきます。

 

研修Ⅰでは、図書館のICT環境について情報交換を行いました。各校図書館のICT環境は違いますが、運用上での疑問や課題を共有することができました。

今後は、読書センターの機能だけでなく、学習センターや情報センターの機能を果たすためにも、アナログとデジタルの両面を活かした学校図書館へのICT環境の整備は必須です。学校司書もICT環境整備を働きかけることや、自己研鑽を積むことの必要性を確認しました。

また、オンライン化に伴い、著作権や肖像権について正しく理解することが必要です。学んだ著作権について、各学校で共有し、今後も著作権について学習を続けていく必要性を確認しました。

 

研修Ⅱでは、「明日への希望が感じられ、勇気がわいてくる本」のテーマのもと、各校3冊ずつ本の紹介を行いました。 

今後の研修内容として、探究学習について学ぶ機会を持ちたいという案も出ました。今後も地区内のグループメールを活用しながら、日々情報共有を図っていきたいと思います。

令和2年度第2回天草地区図書館関係職員研修会

2021年2月18日(木)各学校Microsoft Teamsによるオンライン研修を行いました。

事前課題として前日までに各校資料やブックリスト等を交換し、目を通しておくようにしました。

研修前半では、各校の年度末報告を行いました。職員室文庫の利用状況や広報紙のHPへの掲載についての情報交換、新しい試みなどの報告がありました。

研修後半では、理事からの説明と資料をもとに今後の課題を検討しました。最後に次年度の各当番校・会場校を確認し、閉会しました。

今回初めてMicrosoft Teamsを用いたオンライン研修を実施しました。途中不具合もありましたが、有意義な研修ができました。今後も活用していきたいと思います。

 

王冠 学校図書館大賞2020決定!!

「学校図書館大賞」は、八代・芦北・水俣地区の8校の学校司書が選んだ「今、いちばん高校生に手渡したい本」です!

 10回目となる今回、八代・芦北・水俣地区の研修会で8冊のノミネート作品から大賞を選考しました。


投票の結果、『なぜ僕らは働くのか』に決定しました!
高校生におすすめの本です。ぜひ読んでみてください。
↓(ポスターは出版社に掲載許可を得ています。)↓

学校図書館大賞2020.JPG

 

にっこりノミネート作品は、以下のとおりです。(作品名50音順)
 『52ヘルツのクジラたち』 町田 その子(中央公論新社)
 『コロナ時代の僕ら』 パオロ・ジョルダーノ(早川書房)
 『すごいぞ!はたらく知財』 内田 朋子、荻原 理史 ほか(晶文社)
 『生理ちゃん 3日目』 小山 健(KADOKAWA)
 『育ちすぎたタケノコでメンマを作ってみた。』 玉置 標本(家の光協会)
 『トイレで読む、トイレのためのトイレ小説 ふた巻きめ』 雹月 あさみ(KADOKAWA)
 『なぜ僕らは働くのか』 池上 彰 監修(学研プラス)
 『ヒロシマ消えたかぞく』 指田 和、鈴木六郎 写真(ポプラ社)

キラキラ選考の様子

  

 

令和2年度第1回天草地区図書館関係職員研修会

2020年8月19日(水)午前の部は、天草高校にて研修を行いました。

テーマ「今、使える本!」に沿った図書紹介の後、天草拓心高校が休校期間に作成された「図書館オリエンテーション」動画を視聴しました。

また、天高定時制生徒が企画・立案・出演した朗読劇の様子も動画で視聴しました。

 午後の部は、4/1に移転オープンした天草市立中央図書館見学を行いました。

複合施設「ここらす」2階にある中央図書館はいつも大変お世話になっています。

今回、スタッフルームや閉架書庫・移動図書準備室など、通常は見ることのできないバックヤードも拝見することができて、参加者もワクワクしました。

引き続き天草市立図書館の芥川司書を交えて、「絵本の廃棄について」研修を行いました。

市立図書館での廃棄基準についてもお話をいただき、大変参考になりました。

 

今後とも、図書館関係者同士連携して、読書活動推進に尽力していきたいと思います。

ご多忙な中、無理をいって見学を受け入れていただいた関係の皆様に、心から深くお礼を申し上げます。

令和元年度第3回天草地区図書館関係職員研修会

2020(令和2)年2月20日(木)、天草工業高校を会場に終日研修を行いました。

年度末研修として、授業支援の事例・図書館行事・貸出数・レファレンス事例集などを持ち寄りました。

あわせて推薦図書リスト作成を行い、「交差分類」や「学校図書館ガイドライン」についても学習しました。

 


午後からは天草工業高校のご協力により、実習棟見学と「活版印刷」を見学・製作体験させていただきました。

専門機器や職人魂に圧倒されると同時に、1冊の本が完成するまでの活字製作の苦労にも思いを馳せました。

工業高校の生徒が読み聞かせでも使用した紙芝居にも、この活字が使用されているそうです。

今回も時間を忘れるほど、熱気溢れる充実した研修会となりました。

 

 

「学校図書館大賞2019」決定!

「学校図書館大賞」は、

八代・芦北・水俣地区の8校の学校司書が選んだ

「今、いちばん高校生に手渡したい本」です。

 八代・芦北・水俣地区の研修会で、ノミネート作品から大賞作品を選びました 。

投票の結果、学校図書館大賞2019は

『「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになるに決定しましたお祝い

高校生におすすめの本です。ぜひ読んでみてください!

ポスターダウンロードはこちらから(出版社の掲載許可を得ています)→図書館大賞2019ポスター(「空気」を読んでも従わない).pdf

 

本ノミネート作品は、以下のとおりです。(作品名50音順)鉛筆

   『イシイカナコが笑うなら』 額賀 澪(KADOKAWA)

   『「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる』 鴻上 尚史(岩波書店)

   『この川のむこうに君がいる』 濱野 京子(理論社)

   『凄い!ジオラマ[改]』 情景師アラーキー(誠文堂新光社)

   『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』 Jam(サンクチュアリ出版)

   『月まで三キロ』 伊与原 新(新潮社)

   『本と鍵の季節』 米澤 穂信(集英社)

   『メシが食える大人になる! よのなかルールブック』 高濱 正伸(日本図書センター)

 

星選考の様子星

令和元年度第2回城東地区図書館関係職員並びに合志市立図書館職員合同研修会

 

2019年12月6日(金)合志市立西合志図書館・合志マンガミュージアムで行われました。

研修Ⅰ:合志マンガミュージアム館長の橋本博氏による講演

演題は「新書『教養としてのマンガ』に込められた熊本の未来像」。日本におけるマンガの歴史やマンガの多様性についてお話していただきました。高校図書館のマンガ事情などの情報交換もできました。講演の後は合志マンガミュージアムの見学。普段は入ることのできない書庫内も見せていただきました。

<講演の様子>                  <書庫内の様子>

<ミュージアム館内の様子>

 

研修Ⅱ:合志市立図書館職員との合同研修

合志市西合志図書館司書緒方さんに「西合志図書館の自主事業について」の報告をしていただきました。その後、事前の質問事項を中心に情報交換を行いました。また、図書館に併設されている天文台を見学しました。

<天文台の様子>

第2回菊鹿地区研

11月21日に実施された第2回菊鹿地区研(鹿本商工の図書館が会場)です。

持ち寄ったパスファインダーを見比べ中

菊池市読書活動協議会ボランティア報告

 

令和元年度第2回天草地区図書館関係職員研修会

11月14日(木)、天草拓心高校本渡校舎を会場に終日研修を行いました。

今回は、①ブックリスト作成 テーマ「人気急上昇の作家」②文化祭報告 ③合理的配慮に即したしおり作成 ④資料研究 を行いました。 

研修②では、牛深高校の作成した紙バッグが紹介されました。通りがかった拓心高校の生徒たちからも「バッグ、可愛い!」と好評でした。

 

 

研修③では、1学期の研修会で披露された「リーディングトラッカー」を全員で製作しました。一層進化したしおりも紹介され、アイディアに感心しました。素敵なしおりとしてだけでなく、文字を追うことが苦手な場合に支援できるアイテムとして、各学校で活用が期待されます。

研修④では、「わかりやすい資料とはなにか」を協議するため、各学校で活用されている児童向資料を持ち寄りました。児童向資料は基礎知識を得るには優れた資料であるが、堅牢製本であるため高価だとの指摘もありました。また、上天草高校から新聞資料スクラップも紹介され、本に限らず地道に資料収集する必要性も学びました。

お互いの特技を生かして学びあえる地区研修です。今回も図書館活動活性化のヒントをたくさんもらいました。

 

令和元年度第1回天草地区図書館関係職員研修会

2019(令和元)年6月18日(火)、牛深高校を会場に終日研修を行いました。

7月開催予定の生徒図書委員研修会に向けて、細かい打ち合わせも行なうことができました。

 

午前の部では、①テーマ「進路」でブックリスト作成 ②総合目録点検 ③自館の運営目標について協議 を行いました。

  

 

午後の部では、①図書館グッズ作成 ②図書館ボードゲーム「犯人は踊る」体験 ③絵本読み聞かせ『たなばた』 を行いました。

 

図書館グッズとして定番アイテムのしおりですが、今回は各学校からしおりを持ち寄って交換会を行ないました。長方形だけでないしおりや、一行ずつ読めるしおりも登場し、そのアイディアに驚きました!

また、新しい図書館グッズとして、自作の「リーディングトラッカー」が披露され、マスキングテープを上手に活用したアイディアに感心しました。図書館ができる学びの支援としても有効なアイテムです。

自分たちで企画し、必要な情報をお互いに持ち寄って学ぶことが出来る地区研修会は、貴重な研修の場となっています。

 

  

平成30年度第3回天草地区図書館関係職員研修会

2019(平成31)年2月15日(金)、天草拓心高校マリン校舎を会場に終日研修を行いました。

年度末に行なっている研修として、今回も共通書式にて各学校のあらゆる統計資料を持ち寄りました。授業支援の事例・図書館行事・貸出数などから見えてくる課題を率直に指摘しあいました。

また、各学校のユニークな図書館企画を持ち寄り、他校の事例を参考に次年度の「来館者を呼び込むしかけづくり」について検討しました。

 

 


午後からは、図書館グッズ製作として、「カラーガムテープでできるミニバック」製作を行いました。
天草地区全体で、より各学校の読書活動を支援しよう!と、熱気溢れる研修会となりました。

   

  

ビブリオバトルに参加しました


12月22日(土)、天草市立図書館主催「本とつながる 人とつながる ビブリオバトル」に高校生8名が出場しました。
初開催ということもあり、大変緊張した様子のバトラーたちでしたが、講師の天草ケーブルテレビアナウンサー・亀子美香さんをはじめ約40名の観客の前で、選び抜いた1冊について熱く堂々と語りました。
本日のチャンプ本には、『黒笑小説(東野圭吾)』が選ばれました。
また、会場後方には各学校図書委員を中心に作成した、図書館紹介の広報紙も掲示しました。

大会の詳細は、天草市立図書館ホームページおよびフェイスブックをごらんください→ https://www.amakusa-lib.jp/

 

第2回 城東地区図書館関係職員研修会

1 開会(13:00~13:10)

   ア 会場校副校長挨拶  阿蘇中央高校 福山裕士副校長

   イ 日程説明            

2 研修Ⅰ(13:10~14:30)

   ア 担当校紹介 

   イ 各学校活動状況報告

   ウ 城東地区理事・当番校のローテーションについて

・研修Ⅰではまず、担当校である阿蘇中央高校阿蘇清峰校舎について学校の紹介を行った。主に図書館内に設置してある薪ストーブについて、一日の流れや薪ストーブを置いた場合の利点や大変な面など説明をした。次に学校ごとに文化祭や日頃の図書館活動の報告を各自持参した資料を用いて行った。ビブリオバトル大会への参加の報告や読書アンケート、皐月Ⅱの操作方法、マンガの貸出期間など普段疑問に思っていたことを話し合い、情報を共有することができた。また城東地区理事・当番校のローテーションについて2030年度から2035年度までの担当校について協議を行った。

3 研修Ⅱ(14:30~15:40)

   ライブラリーバッグ制作 

・研修Ⅱでは、ライブラリーバッグの制作を行った。材料は布ガムテープのみで、制作中はテープの粘着面に注意をはらったり、バッグの裏面と表面を貼り合わせる際に悪戦苦闘したりと奮闘していたが、参加者全員が布ガムテープだけでできているとは思えないしっかりしたバッグを作ることができた。予定では一人2個を作りたいと考えていたが、時間も押していたため、一人1個の作製で終了となった。様々な色のテープを使用したため、各々好きな色のテープを使いカラフルなバッグを作ることができた。

ガムテープバック作成中。手前が薪ストーブ。

ガムテープバック完成!!

 4 情報交換・諸連絡(15:40~16:00) 

5 閉会(16:00)

 

 

平成30年度第2回天草地区図書館関係職員研修会

平成30年11月19日(月)、上天草高校を会場に研修を行いました。
研修1「いきる」をテーマに、ブックリストを作成しました。『ひと』(小野寺史宣・祥伝社)と『はなそうよ!恋とエッチ みつけよう!からだときもち』(すぎうらなおみ+えすけん・生活書院)が複数校から紹介されました。
研修2「レファレンス」について、各学校のレファレンス記録を紹介し、記録方法を検討しました。
研修3では「文化祭報告」を行ないました。各学校の成果物をご覧下さい。


















研修4は 本渡南幼稚園教諭の吉永礼子さんをお迎えし、座談会「絵本の読み聞かせ」を行いました。
私物の絵本を何冊も持参していただき、時間の許す限り読み聞かせていただきました。
改めて絵本の絵の素晴らしさを味わい、ゆったりとした気分になりました。











平成30年度第1回天草地区図書館関係職員研修会

平成30年8月7日(火)、天草高校倉岳校を会場に研修を行いました。夏休み期間ということで各種行事と重なった学校もあり、6名の参加となりました。

会場である倉岳校に学校司書は配置されていないため、歴代の図書館担当教諭が定期的に新刊を購入し、館内を整えておられます。
生徒図書委員作品が展示されるなど、居心地よい空間づくりに工夫されている様子がよく伝わりました。

また、毎回各学校おすすめ本を持ちよって作成するブックリスト。今回のテーマは「文化祭応援本!」。各学校の特色を生かした選書で盛り上がりました。

 

午後からは、廃棄における注意事項を確認しつつ、実際に廃棄候補資料を選定しました。
進路情報や歴史など、掲載情報が古くなってしまった資料については、心掛けて点検する必要があります。
最終的に500冊の廃棄候補資料を選定しましたが、館内整理とリストアップ処理を同時並行することができず、後日、処理をすることにしました。館内整理にもまだまだ心残りがあり、後ろ髪ひかれる思いで散会となりました。
しかし、研修会翌日には廃棄候補抜き出しに取り掛かった様子も報告され、各図書館の活性化につながる刺激的な研修となりました。お世話いただいたみなさん、ありがとうございました!

 

第1回菊鹿地区図書館関係職員研修会

 

平成30年6月4日(月)、鹿本商工高校図書館及び山鹿市立ひだまり図書館にて、菊鹿地区図書館関係職員研修会を実施しました。菊鹿地区で独自に行っている図書館監査は今回で一巡しましたが、この取組みは他地区へも広めていく必要があるという意見が出ました。山鹿市立図書館職員の方との交流では、新聞記事に関連するブックリストを作成し紹介を行いました。事前準備が全くない「模擬レファレンス」でしたが、情報検索をはじめとする様々なスキルが求められるものとなりました。山鹿市、菊池市の各図書館とは今後もこのような企画を定期的に行い、相互協力体制を構築していきたいと思っています。

   


     

「学校図書館大賞2017」決定!

 

 

 

 

「学校図書館大賞」は、
八代・芦北・水俣地区の8校の学校司書が選んだ
「今 いちばん高校生に手渡したい本」です。
 
八代・芦北・水俣地区の研修会でノミネート作品から、1冊大賞本を選びました 。

投票の結果、
学校図書館大賞2017『かがみの孤城』に決定しました!

 

 

 

高校生におすすめの本です。ぜひ読んでみてください!

作者の辻村深月さんからメッセージをいただきました! → 辻村さんからのメッセージ.pdf

辻村です。
このたびは、「学校図書館大賞」に選んでいただいてありがとうございます。
私にとっても、子供の頃から「学校の図書館」は特別な存在で、
そこで出会った本のひとつひとつから得たことの先に、今、この仕事をしているのだろうと思います。



ポスターダウンロードはこちらから(出版社の掲載許可を得ています) →大賞ポスター(かがみの孤城).pdf

 

☆ノミネート作品は、以下のとおりです。(作品名50音順)
『あるかしら書店』 ヨシタケ シンスケ(ポプラ社)

 

『母さん、ごめんもう無理だ』 朝日新聞社会部(幻冬舎)

 

『顔ニモマケズ』 水野 敬也(文響社)

 

『かがみの孤城』 辻村 深月(ポプラ社)

 

10年後、君に仕事はあるのか?』 藤原 和博(ダイヤモンド社)

 

『ぼくは君たちを憎まないことにした』 アントワーヌ・レリス(ポプラ社)

 

『本の子』 オリヴァー・ジェファーズ(ポプラ社)

 

『昔話法廷』 NHK E テレ「昔話法廷」制作班(金の星社)

 

◆選考の様子◆
 

平成29年度第3回天草地区研修会

平成29年2月21日(水)、牛深高校図書館を会場に研修会を開催しました。
以下、担当校からの報告です。
 
研修Ⅰでは年度末総括を行った。共通書式を元に各学校の課題を整理した。続けて各学校文化祭報告を行い、次年度に向けてアドバイスをもらう有意義な研修となった。特に、生徒図書委員会活動などに関する新しいアイディアとして、上天草高校の取り組みが注目された。
研修Ⅱでは、テーマ「国際問題」を柱にブックリスト作成を行った。最終的にはテーマ以外にも各担当者による推薦資料が約40冊紹介された。ブックリストからは、各学校図書館における日常的な生徒との関わりや授業支援の様子が垣間見え、毎回、刺激を受ける選書の場となっている。

 

  

研修Ⅲでは、「利用者を呼び込む図書館アイテム作り」として、市販菓子を模倣した「チロルチョコマグネット」作成を行った。図書館内外での広報活動や、館内レイアウトに活躍する魅力的なアイテムでもあり、今後は生徒図書委員会活動にも取り入れられると好評であった。

      


今回は、会場校の校長から名産品の差し入れなどもいただき、会場校全体で図書館研修を応援していただいた。館内には授業利用の成果なども多く展示してあり、日頃から、図書館と学校全体が強く結びついている様子が伝わった。
天草地区では学校司書6名・教諭2名が集うことで、様々な視点で自らの図書館運営を点検し、相談し合うことで各学校の図書館充実を目指す研修の機会となっている。また、一同に集う貴重な機会を活かし、相互貸借資料のやりとりなども効率よく行っている。今後も地区全体でレベルアップしながら、各学校でさらに利用される図書館づくりに取り組んでいきたい。

平成29年度第3回菊鹿地区図書館関係職員研修会

平成30年2月20日(火)、研修会を実施しました。

午前中は菊池高校を会場に、各校の2学期末から3学期までの活動報告、
年間反省を行いました。また、今年度から始めた図書館監査を実施しました。会場校図書館を司書が監査することでより良い図書館にしていこうという試みです。仕事を15の観点から三段階(〇△✕)評価し、後日どう改善したかを報告します。

 
午後は菊池市立図書館を見学しました。菊池川の流れをイメージした書架を案内していただき、独自の配架も見ることができました。館長・副館長を交えて公共図書館と学校図書館の連携について話し合うことができ、活発な意見交換ができました。

天草市小中学校司書、図書館見学

平成29年12月8日(木)13:30~15:00 天草拓心高校本渡校舎図書館において、天草市小中学校司書の研修会が開催されました。学校司書18名、公共図書館司書1名、天草市教育委員会担当者1名、高校司書3名の参加がありました。今回は、事前に要望のあった内容を中心に実施しました。

最初に「POP研修」として、天草工業生が授業や委員会活動で作成したPOPを紹介し、参考資料としてPOP講師の作品も紹介しました。


次に、高校図書館で大人気の「ブラックボード研修」を行ないました。使いやすいグッズの数々が熱く紹介された後に、実際に体験してもらいました。また、追加で折り紙を使ったデコレーショングッズを教えてもらいました。
最後に、「高校図書館の選書」について、天草地区各高校の図書館便りや天草工業高校の選書基準などを例に挙げ、情報交換を行ないました。


参加された司書からは、デコレーショングッズに関する質問や、小中学校でのブラックボードに対する反応なども聞かせていただき、大変楽しい研修となりました。今後、無理のない形で親睦を深め、相互に連携を深めていきたいと思います。

平成29年度第2回天草地区研修会

平成29年11月28日(火)、天草工業高校を会場に研修会を実施しました。
以下、担当校からの報告です。

研修Ⅰでは、「チャレンジ!」というテーマでブックリストを作成した。進路や実用書をはじめ、朝の読書におすすめの本など様々なジャンルから選書・紹介され、大変勉強になった。
研修Ⅱでは、今年度で2回目の開催となった天草地区学校図書館見学会についての反省を行った。中学生体験入学にあわせての実施ということもあり、緊密した日程の中で中学生を図書館まで招くことは難しいのではないか等の意見があげられ、今後の検討事項の確認を行うことができた。また、研究・研修大会で実践報告をする予定の発表者によるプレ発表を行い、本番に向けた意見交換の時間を設けた。多くの質問や提案が寄せられた。
研修Ⅲでは、天草地区図書委員研修会実施後のアンケートが提示され、反省・改善箇所を確認した。次年度の同研修会に活かしていきたい。
研修Ⅳでは、図書の適切な廃棄・更新について全国SLAにより制定されている学校図書館図書廃棄基準や、各学校の図書廃棄基準等に照らし合わせながら廃棄図書の選定基準を確認した。廃棄する際の注意事項等の情報を共有することができた。
研修Ⅴでは、小中学校との連携や学校図書館の地域開放について、各学校での事案をあげながら協議を行った。小中学校との連携では天草工業高校の小学生への読み聞かせの計画が紹介され、興味深いものがあった。次回の研修会で報告の時間を設ける予定である。学校図書館の地域開放については、時間帯等の利用規程について多くの意見があげられた。地域住民から問い合わせがあった場合は、各学校の実情に応じて対応していく流れとなりそうだ。
最後に情報化委員会からの連絡と次回研修会の議題を検討して閉会となった。司書は学校に一人しかいないため、グループメール等を活用した地区内の連携が必要不可欠であるが、やはり直接顔を合わせる研修会は、多くのことを学ぶことができる貴重な機会であることを改めて感じた。

平成29年度第1回天草地区研修会

平成29年5月24日(火)、天草拓心高校本渡校舎を会場に研修会を実施しました。


 ブックリスト作成のテーマは「職員に読んでもらいたい本」。各校、さまざまな本が紹介された中、数校が発達障害に関する本(それぞれ違う本)を紹介した。生徒を理解するうえで、「知る」ことはとても大事だと思う。また重松清著「せんせい。」を2校が推された。すごく読んでみたくなった。

 

 「オリエンテーション」の研修では天草工業の田中さんに実演をしていただいた。図書館の利用の仕方から、各分類の本の紹介など、パワーポイントを使った、丁寧で詳しくわかりやすいオリエンテーションだった。他のかたがどのようなオリエンテーションをされているのかがわからないので、知る機会をいただき、ありがたかった。ぜひ今後に生かしたいと思う。

 

 「皐月Ⅱ操作研修」では、ナトーコンピュータのかたを講師に迎え、皐月Ⅱのインストールから行った。いざという時に冷静に対処できるように、この研修は大切だなと思った。ついていくのに必死で、細かくメモを取れなかったのが残念だった。ナトーさんの説明がとてもわかりやすく、さまざまな裏技的なものも新たに知ることができた。今後、実践しながらそれらを生かせるようにしたい。

 

 生徒図書委員研修に向けての話し合いは、天草市立図書館の新設に向けての高校生ワークショップを組み込んではどうかとの話がでている。高校生の立場からの理想の図書館像を聞くのは楽しみであるが、市外の生徒もいる等で、まだ決定ではない。

 

 「天草地区図書館スタンプラリー」は、中学3年生対象の体験入学時に行われる。昨年の経験をもとに、工夫や努力をこらしたものにしたい。

 

 次回の研修に、天草市立学校司書との合同研修はどうかとの申し出があり、検討した。日程や場所に検討の余地があり、今後の課題となった。たいへん充実した研修であった。一日では足りないぐらいの事案があった。今後、計画されている生徒図書委員研修や、スタンプラリーは、どう展開するか楽しみでもあり、不安でもあるが、良いものにしたい。

 

 

平成28年度第3回天草地区研修会

  平成29年2月20日(月)、苓洋高校・天草拓心高校マリン校舎を会場に研修会を実施しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブックリスト作成では「高校生に手渡したい本」をテーマに、各校5冊ずつ紹介しました。合計35冊の本が紹介されましたが、1冊も重ならず、ジャンルも文学や心理学、食育、地域経済についてなど様々でした。紹介とともに、なぜその本を選んだのかという思いも語られ、生徒や資料と向き合う姿がとても勉強になりました。

次に、図書館見学会についての反省、次年度に向けての協議を行いました。学校独自のスタンプラリーを実施した天草拓心高校マリン校舎の報告や、体験入学の施設見学のルートに図書館見学を組み込んだ牛深高校の報告がありました。また、次年度も継続する方向で取り組み、年度部分を書き込み式にして台紙を毎年利用できるようにすること、記録写真を残すこと、周知努力をすることなどが確認されました。


研修Ⅳでは、和とじ本を作成しました。今回は時間の都合上表紙は作成せず、糸の綴じ方を中心に研修しました。図書委員会活動などで活かしていきたいと思います。

 

午後からは、年度末の総括を行いました。総括表をもとに、利用状況や図書委員会活動、広報・展示、授業との連携などが報告され、今後の活動の参考になりました。特に、牛深高校の職員室文庫の取り組みには、多数の質問が寄せられました。

最後に苓洋高校の実習船「熊本丸」の船内を見学しました。熊本丸の船内には、多目的室に「熊本丸文庫」が設置されています。生徒達が航海実習に行く時にも読書ができるようにしてあるそうです。また、魚の図鑑や調査研究で使用する専門書などもありました。熊本丸文庫に置く本は、司書と船内の図書係の職員で話し合って選書し、定期的に図書館の本と入れ替えているとのことでした。学校にいる時も、航海中でも、いつでも本が手に取れるように、という取り組みがとても素晴らしいと思いました。

 


 
 

 
 
 

平成28年度第2回天草地区研修会

平成28年12月15日(木)、河浦高校を会場に研修会を実施しました。
ブックリスト作成「テーマ 18歳選挙・政治を考える本」、「皐月Ⅱ操作研修」を行いました。
また、河浦高校から譲渡してもらうための選書を行いました。歴代司書が丁寧に選んだ一冊一冊をできるだけ多く譲り受け、今後も活用させてもらおうと、時間を忘れて熱心に選書に取り組みました。

  

学校図書館大賞2016決定!

 

 

 

 

 

 

 

 

「学校図書館大賞」は、八代・芦北・水俣地区の8校の学校司書が選んだ「今 いちばん高校生に手渡したい本」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ノミネート作品は、以下のとおりです。(作品名50音順)
『明日は心でできている』小山 薫堂(PHP研究所)

 

『母さんがどんなに僕を嫌いでも』歌川 たいじ(PHP研究所)

 

『小やぎのかんむり』市川 朔久子(講談社)

 

『災害支援手帖』萩上 チキ(木楽舎)

 

18歳からの民主主義』岩波新書編集部(岩波書店)

 

『水曜日の凱歌』乃波 アサ(新潮社)

 

『世界からボクが消えたなら』涌井 学(小学館)

 

『夜を乗り越える』又吉 直樹(小学館)

 

 

 

投票の結果、学校図書館大賞2016『小やぎのかんむり』に決定しました!
今回の選考は難しく、1回目の投票では『小やぎのかんむり』『水曜日の凱歌』が同票数となり、2回目の投票で大賞が決定しました。
高校生におすすめの本です。ぜひ! 

 ポスターはこちら(自由にご利用ください)
 図書館大賞決定

 

 

 

 

学校図書館大賞2016ノミネート作品発表!


「学校図書館大賞」のPOPの文は、それぞれの本を推薦した各学校の司書が自分の言葉で書いたものです。
毎年、ノミネート作品一覧やPOPは担当の一人の司書が作成したものを各学校に配布して掲示しています。

各学校で掲示などにご活用下さい。
ノミネート作品一覧はこちら →LMIGHTYEX-図書館大賞ノミネート作品PR版修正版.pdf
掲示用POPはこちら 
→ LMIGHTYEX-図書館大賞POP1.pdf LMIGHTYEX-図書館大賞POP2.pdf

平成28年度第1回天草地区研修会

平成28年6月28日(火) 上天草高校において第1回の地区研修会を開催しました。
大雨警報の発令される中、雨に負けない有意義な研修を行ないました。
閉会後、上天草高校福祉科を見学させていただきました。

熊本地震を受けて、「防災に関する資料」の紹介を行ないました。
リストはこちら → 防災に関する資料.xlsx

「第1回天草地区高校図書館見学会2016」について最終確認しました。
ポスター 体験入学ポスター2016.pdf
スタンプラリー台紙(2種類) スタンプラリー台紙2016.pdf

平成27年度第3回天草地区図書館関係職員研修会

1月22日(金)天草工業高校にて研修会を開催しました。
今回は「授業支援」をテーマに、各学校での授業支援の様子や活用された資料などをレポートしました。
また、毎年3学期に実施している年間統計資料を持ちより、相互に研鑽を深めました。


さらに、新しい試みとして中学生を対象にした「学校図書館見学会(仮)」とについて協議しました。学校図書館も進路選択のひとつになれば嬉しいです!

 

2015年度第1回菊鹿・城東地区研修

 2015年12月4日(金)に大津町立おおづ図書館で、第1回菊鹿・城東地区図書館関係職員研修を行いました。両地区が一緒に研修するのは初の試みです。
 瀬口大津高校長の挨拶の後、午前中は2学期の図書館行事を中心に各校の活動を報告し合いました。
 続いて大津高校の事例を元に学校図書館と公共図書館の連携についてそれぞれの立場から話し合いました。連携の第一歩は「お互いを知ることから」です。
 午後は島根県から宍道勉先生をお迎えし、「マイフェイバリットブックス」の演習を行いました。
 まず、ペアを組みテーマを出します。出されたテーマは抽選でペアに返されます。ペアはテーマを理解(レファレンス)し、それに沿った本を書棚から選び出して(この際タイトルにテーマが入っているものできるだけを避ける)ブックトークをします。
 その後、各人が持ち寄ったブックリスト「生まれてからこれまでに読んだ本」を元に語り合いました。
 午後の研修については、翌日開催された西日本図書館学会秋季研究発表会での宍道先生研究発表の中でもふれられました。

  
  
  
  
  

平成27年度第2回天草地区図書館関係職員研修会

平成27年11月5日(木)、苓明・天草拓心高校を会場に研修会を実施しました。
午前の部では、ブックリスト作成「ケータイ小説の次にすすめる本」、「皐月Ⅱ使用状況チェックリスト」「高校再編整備情報交換」を行いました。
午後の部では、「Win7サポート終了に伴う皐月Ⅱの今後について」、「図書館をかざる小物づくり」、情報交換、年間当番確認を行いました。

クリスマスリースづくりでは、羊毛フェルト初体験に続き、グルーガンの上手な使い方を学びました。地区研修会でクラフト研修を行なうことで、図書委員会活動にも大きな影響を与えています。毎回、各図書館担当者の個性あふれる作品が完成しています。

平成27年度第1回菊鹿地区図書館関係職員研修会

 平成27年5月19日(火)鹿本商工高校図書館で開かれ6校8名の学校図書館関係者が集まりました。
 平成26年度末の人事異動により、3校の司書が交代しました。
 自己紹介を兼ねて、各校の前年度の反省と今年度の目標・方針などを説明し、全校で共通する課題などが共有できました。
 各校で行われている「芸術鑑賞会」について協議をしました。厳しい運営経費でより良いものを生徒に味わってもらいたいとの願いはどの学校とも共通。過去の演目など情報共有するとともに、これを機会にできるだけ同じ演目や日程調整など運営の工夫ができると良いと思います。
討議中
 午後は、図書館ソフトの操作と入力方法について、画面とマニュアルを照らし合わせながら学びました。この研修は今後毎回取り上げることにしています。
操作研修
 最後に、近くにある「清浦記念館」を訪ね、郷土初の総理大臣清浦奎吾について学びました。
清浦記念館

平成27年度 第1回 天草地区図書館関係職員研修会

平成27年5月20日(水)、天草高校を会場に実施しました。
午前の部では、ブックリスト作成、講義「郷土資料の活用と保存」、天草高校定時制図書館見学を行いました。
午後の部では、皐月Ⅱを使った蔵書点検確認、選書についての情報交換、年間当番確認を行いました。

昨年度の研修を踏まえ、今回も天草高校定時制の嶽本先生に史料や郷土資料の具体的な活用方法について解説していただきました。
郷土資料の充実は、図書館における大切な使命であることを再確認しました。

平成26年度 第3回 天草地区図書館関係職員研修会

平成27年2月17日(火)、天草西校を会場に実施しました。
午前の部では、ブックリスト作成、総括表を元にした仕事の検証を行いました。
午後の部では、上田家見学、スターブックを作ろう、天草西校図書整理を行いました。

上田家見学では、天草高校定時制の嶽本先生に解説いただきながら、郷土の歴史ある建物と資料館をじっくり見学することができました。
天草西校の閉校を前に、名残を惜しみつつ、充実した研修となりました。

平成26年度第2回菊鹿地区図書館関係職員研修会

 平成26年度第2回菊鹿地区図書館関係職員研修会が2月13日(金)菊池高校図書館で開かれました。
 午前中は各校の図書館活動の報告、午後は皐月2の研修を行いました。

 各校の活動報告では主に文化祭など行事、利用状況などの報告がありました。

 午後の皐月2研修では、図書の払出、年度更新(新年度の利用者名簿作成)、図書の発注から受入までなどを実技をしながら、画面とマニュアルを照らし合わせながら確認をしました。
 年度更新は「これならできる」という感想も聞くことができました。合間にちょっとしたテクニック紹介もあり充実した研修会となりました。
平成26年度第2回菊鹿地区研修写真その1