各地区研修会

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令和6年度第1回天草地区図書館関係職員研修会

2024年7月24日

天草市立天草アーカイブズにて研修会を開催しました。

午前は、『「Chat GPT初歩の使い方」「受け入れに悩んだ本」』のテーマを含むブックリスト作成、芸術鑑賞についての情報交換を行いました。日々の業務の中で、選書や配架に1人で悩んでいることも共通しており、「地区内で情報交換をして解決しよう」という結論になりました。

午後は、 学芸員の方から天草アーカイブズについての概要説明がありました。天草市は全国的にもアーカイブズの整備が進んでいる先進的な地域ということが分かりました。レファレンス事例を聞き、膨大な資料と経験や担当者の勘の大切さを知るとともに、図書館だけでは解決できないこともアーカイブズなら解決できるのではないかと、各校でのアーカイブズ活用も大いに期待されます。施設見学では、行政資料・地域史料・映像資料の一部を閲覧させていただきました。どれも興味深く、参加者一同感心しきりでした。ミニ講座「せどばしの歴史」では、当時の道路状況や人々の生活にも思いを馳せました。先人の知恵と努力が現在の利便さにつながっていることを改めて感じました。

今日という日も未来の大切な資料となることを認識し、日々の資料収集・整理・保存にも力を入れるとともに、外部機関との連携の大切さに気付かされた1日となりました。

   

 

   

令和5年度第3回八代・芦北・水俣地区図書館関係職員研修会

2024年2月16日、八代東高校にて研修会を開催しました。


午前は、「図書館活動報告について」と「仕事の流れについて」の研修を、各校報告形式で
行いました。どの学校も図書館運営が厳しくなっている現状が伺える内容でした。


午後は、「ICT活用実習」、「図書館におけるICTの活用について」、「デジタル読
書について」、「読書バリアフリーについて」の4つの研修を行いました。


実習では、ICT支援員さんから、OutlookとCanvaの研修を受けました。Canvaは豊富な素
材と共同編集機能で、様々な使い道がありそうです。


読書バリアフリーの観点からも、従来の図書に代わる新たなメディアを提供するための情
報は、常にアップデートの必要があると感じました。

 

令和5年度第2回八代・芦北・水俣地区図書館関係職員研修会

2023年12月11日、芦北高校にて研修会を開催しました。


午前は、「司書のおすすめ本について」と「文化祭・図書館祭報告」の研修を行いました。
みなさんそれぞれ、司書の視点に立ったおすすめの本をPOPとともに紹介していただきました。
文化祭・図書館祭は、各校工夫を凝らした催しが行われていました。図書館でイベントを行う際の参考にしたいと思います。


午後は、「選書について」と「払出しについて」の研修を行いました。
選書では、学科などの学校の特色や授業に合わせた選書を心掛け、利用者にいかに選書に関わってもらい貸出につなげているかを聞くことができました。生徒・職員とのコミュニケーションが大事だとあらためて感じました。
払出しでは、予算が少ないのでボロボロでも代わりを買えない、廃棄基準通りに払出しを行うと棚がスカスカになる、廃棄したら二度と入手できない図書があるなど、課題や留意点を共有できました。

 

令和5年度第3回天草地区図書館関係職員研修会

2024年2月22日

牛深高校にて研修会を開催しました。

午前は、「春・新しい始まりにおすすめの本」のテーマを含むブックリスト作成、生徒図書委員活動についての2つの研修を行いました。午後は、図書館のレイアウトについて、今年度の活動報告・年度末反省の2つの研修を行いました。最後に次年度のローテーションを確認しました。

研修会場となった牛深高校図書館は、明るくゆとりのあるレイアウトや利用者を呼び込むための工夫が随所に施されていました。また学校技師の方々をはじめとした全職員での館内整備への協力体制にも一同感心しきりでした。今回の研修で得た他校の取り組みを次年度の活動につなげるとともに、今後も地区内で連携し図書館活動の充実につとめていきます。

   

令和5年度第2回菊鹿地区図書館関係職員研修会実施

2024年2月21日菊池高等学校図書館で第2回菊鹿地区図書館関係職員研修会を開催し、6校6名の関係者が参加しました。当日は協議したテーマが4本、実務研修を2本行いました。

協議では、データを元に視点を変えながら図書館の利用率低下をいかに食い止めるかを議論しました。その中で長期休業を境に急激な貸出数減少が共通の課題とし、学期初めの対策を考える必要性があると言うことが分かり、広報やイベントなど図書館からの発信についての課題も議論しました。また、探究活動において書物とPCの違いをもっとアピールしていく必要性も議論しました。

実務研修では、年度末処理の確認、オープンデータを活用したレファレンスワークや二次資料づくりを体験しました。

令和5年度第2回菊鹿地区職員研写真

令和5年度第2回菊鹿地区職員研写真

令和5年度第2回天草地区図書館関係職員研修会

2023年12月8日

天草高校にて研修会を開催しました。

午前は、「先生・生徒のリクエスト または 残しておきたい定番の本」を含んだブックリスト作成、活動報告(文化祭報告・図書館展示・今年度新たに入れた漫画・授業との連携)の2つの研修を行いました。

午後は、BOOKMAP廃刊後のブックリスト作成について、廃棄図書の選定について、皐月Ⅱの利用についての3つの研修を行いました。廃棄図書の選定では、多くの学校で書架不足の課題と利用者のニーズのバランスに苦慮している様子でした。皐月Ⅱの利用では、日頃の困りごとについて共有し、天草地区で唯一TOOLiを導入されている天草高校のパソコンのデモンストレーションを通して、さまざまな機能を知ることができました。

今後も地区内で連携し、自校の図書館運営に繋げていきます。

   

 

   

令和5年度第1回天草地区図書館関係職員研修会

2023年6月20日

天草工業高校にて研修会を開催しました。

午前の研修では、「夏におすすめの本」を含んだブックリスト作成、図書館見学を行いました。来館者を増やすための仕掛けや利用しやすい図書館作りとなるよう数々のアイディアを見せていただき、一同感心しきりでした。午後の研修では、菊鹿地区の「図書館監査」を活用しながら、自館の状況を確認しました。最後に4・5月の貸出ランキングを持ち寄り、人気の本についての情報交換を行いました。

多くの学校で1人1台端末配布以降、貸出数や利用者の減少に苦慮しており、今後も地区内で連携を取りながら今回の研修会での学びを自校の図書館運営に活かしていきます。

  

 

  

 

  

令和4年度第3回天草地区図書館関係職員研修会

2023年2月15日(水)天草高校にて研修会を開催しました。

開催校の馬場校長先生から、お薦めの一冊を紹介していただきました。

 

午前の研修では、年度末反省を中心に、課題や次年度以降の取り組みについて情報交換を行いました。

また、「回転式本棚」制作実習を楽しく行いました。講師のアイディアと工夫の数々に、一同大いに感心しました。

 

 午後の研修では、「Canva」(オンラインで使えるグラフィックツール)の活用について学びました。

今回もICT支援員お2人にサポートいただき、Wifiの不具合などにも対応いただきました。

予定していたPOP製作ができなかったものの、天草高校での活用例を数多く紹介いただきました。

また、次年度に向けての確認事項なども行い、今回もまた有意義な研修会になりました。

令和4年度第2回天草地区図書館関係職員研修会

2022年12月13日(火)天草拓心高校マリン校舎にて研修会を開催しました。

県内唯一の水産系学科を有するマリン校舎では、図書館から見える海も絶景です。

 

午前の研修では、ブックリスト作成・文化祭報告・館内整備や利用促進の情報交換を行いました。

事前に資料を共有ファイルに提出することで、ペーパーレス化も心がけながら、ちょっとした操作のコツも学びあうことができました。

 

午後の研修では、天草工業高校で先進的に取り組まれているGoogleサイト作成を重点的に学びました。

ICT支援員お2人を講師にお迎えし、実際にGoogleサイトを作成することで、操作方法やサイト公開までの流れを確認しました。あわせて、便利な拡張機能についてご紹介いただきました。

各校でも日頃から相談にも乗っていただく支援員さんから、専門的な知識を学びつつコミュニケーションを深めることもでき、大変有意義な会となりました。

令和4年度第1回天草地区図書館関係職員研修会

2022年6月29日(木)上天草高校にて研修会を開催しました。

顔合わせを兼ねての対面実施となり、相互貸借資料交換・館内見学など充実した終日研修になりました。

今回は全員がChromebookを持参し、紙とデータ両方で資料閲覧を行いました。画面共有やweb検索などの便利さも体感し、電子黒板や端末の操作研修も行いました。機器接続など教えていただいた、校長先生をはじめ上天草高校の先生方には大変お世話になりました。

 

研修Ⅰでは、「本が苦手でも面白いといってもらえる本」をテーマに31冊の資料が紹介されました。各学校のニーズに合う本を見つけるべく、常にアンテナを高くして選書をしている様子が伝わりました。

研修Ⅱでは、天草拓心高等学校マリン校舎より「著作権について」報告と、上天草高校より関連サイト紹介がありました。Chromebook利用授業から発展したレファレンス事例報告から、臆することなく、専門機関に問い合わせる方法などを学びました。

研修Ⅲ「『百冊の本』の活用と今後の推薦図書のあり方」、研修Ⅳ「新刊情報の伝え方」では、各校での工夫や情報交換を行いました。また、来月開催予定の生徒図書委員会研修会の打ち合わせも行うことができました。

魔法のような読書推進策は見つからないもの、日頃の図書館活動を大切にし、今後も情報共有を行いながら利用推進を図っていきます。