各地区研修会

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令和3年度菊鹿地区生徒図書委員研修会

令和3年7月13日(火)、熊本県立菊池高校図書館で菊鹿地区図書委員研修会が開催され、6校から31名の図書委員が参加しました。
 最初に各校からの活動報告を行い、図書館の利用促進に向けた日々の活動や文化祭など学校行事の中での取組が報告されました。
 続いて、「直観讀みブックマーカー」を作成しました。これは、コモンズデザイナーの陸奥賢(むつ・さとし)氏が発案したもので、偶然性や意外性による、意識しないところで、読書の道徳的、理性的な特性を、グループで楽しみ、その場で出逢った言葉によって、本の栞を作るという知的なゲームです。
 本研修会では4人1組でグループを組みブックマーカーを作りました。
 参加者した図書委員は、「初めはよそよそしかったみんなが、最後の方では学校関係なく楽しそうに話していた」と感想を書いてくれました。

令和3年度第1回天草地区図書館関係職員研修会

2021年6月9日(水)Microsoft Teamsによるオンライン研修を行いました。対面での研修ができない中、わずかでも、新たな研修スタイルに慣れたことは収穫でした。

協議Ⅰでは、天草地区生徒図書委員研修会(7月13日 オンラインで実施予定)の打ち合わせを行いました。各校、研修会に向けて準備を進めていきます。

 

研修Ⅰでは、図書館のICT環境について情報交換を行いました。各校図書館のICT環境は違いますが、運用上での疑問や課題を共有することができました。

今後は、読書センターの機能だけでなく、学習センターや情報センターの機能を果たすためにも、アナログとデジタルの両面を活かした学校図書館へのICT環境の整備は必須です。学校司書もICT環境整備を働きかけることや、自己研鑽を積むことの必要性を確認しました。

また、オンライン化に伴い、著作権や肖像権について正しく理解することが必要です。学んだ著作権について、各学校で共有し、今後も著作権について学習を続けていく必要性を確認しました。

 

研修Ⅱでは、「明日への希望が感じられ、勇気がわいてくる本」のテーマのもと、各校3冊ずつ本の紹介を行いました。 

今後の研修内容として、探究学習について学ぶ機会を持ちたいという案も出ました。今後も地区内のグループメールを活用しながら、日々情報共有を図っていきたいと思います。

令和2年度第2回天草地区図書館関係職員研修会

2021年2月18日(木)各学校Microsoft Teamsによるオンライン研修を行いました。

事前課題として前日までに各校資料やブックリスト等を交換し、目を通しておくようにしました。

研修前半では、各校の年度末報告を行いました。職員室文庫の利用状況や広報紙のHPへの掲載についての情報交換、新しい試みなどの報告がありました。

研修後半では、理事からの説明と資料をもとに今後の課題を検討しました。最後に次年度の各当番校・会場校を確認し、閉会しました。

今回初めてMicrosoft Teamsを用いたオンライン研修を実施しました。途中不具合もありましたが、有意義な研修ができました。今後も活用していきたいと思います。

 

王冠 学校図書館大賞2020決定!!

「学校図書館大賞」は、八代・芦北・水俣地区の8校の学校司書が選んだ「今、いちばん高校生に手渡したい本」です!

 10回目となる今回、八代・芦北・水俣地区の研修会で8冊のノミネート作品から大賞を選考しました。


投票の結果、『なぜ僕らは働くのか』に決定しました!
高校生におすすめの本です。ぜひ読んでみてください。
↓(ポスターは出版社に掲載許可を得ています。)↓

学校図書館大賞2020.JPG

 

にっこりノミネート作品は、以下のとおりです。(作品名50音順)
 『52ヘルツのクジラたち』 町田 その子(中央公論新社)
 『コロナ時代の僕ら』 パオロ・ジョルダーノ(早川書房)
 『すごいぞ!はたらく知財』 内田 朋子、荻原 理史 ほか(晶文社)
 『生理ちゃん 3日目』 小山 健(KADOKAWA)
 『育ちすぎたタケノコでメンマを作ってみた。』 玉置 標本(家の光協会)
 『トイレで読む、トイレのためのトイレ小説 ふた巻きめ』 雹月 あさみ(KADOKAWA)
 『なぜ僕らは働くのか』 池上 彰 監修(学研プラス)
 『ヒロシマ消えたかぞく』 指田 和、鈴木六郎 写真(ポプラ社)

キラキラ選考の様子

  

 

令和2年度第1回天草地区図書館関係職員研修会

2020年8月19日(水)午前の部は、天草高校にて研修を行いました。

テーマ「今、使える本!」に沿った図書紹介の後、天草拓心高校が休校期間に作成された「図書館オリエンテーション」動画を視聴しました。

また、天高定時制生徒が企画・立案・出演した朗読劇の様子も動画で視聴しました。

 午後の部は、4/1に移転オープンした天草市立中央図書館見学を行いました。

複合施設「ここらす」2階にある中央図書館はいつも大変お世話になっています。

今回、スタッフルームや閉架書庫・移動図書準備室など、通常は見ることのできないバックヤードも拝見することができて、参加者もワクワクしました。

引き続き天草市立図書館の芥川司書を交えて、「絵本の廃棄について」研修を行いました。

市立図書館での廃棄基準についてもお話をいただき、大変参考になりました。

 

今後とも、図書館関係者同士連携して、読書活動推進に尽力していきたいと思います。

ご多忙な中、無理をいって見学を受け入れていただいた関係の皆様に、心から深くお礼を申し上げます。

令和元年度第3回天草地区図書館関係職員研修会

2020(令和2)年2月20日(木)、天草工業高校を会場に終日研修を行いました。

年度末研修として、授業支援の事例・図書館行事・貸出数・レファレンス事例集などを持ち寄りました。

あわせて推薦図書リスト作成を行い、「交差分類」や「学校図書館ガイドライン」についても学習しました。

 


午後からは天草工業高校のご協力により、実習棟見学と「活版印刷」を見学・製作体験させていただきました。

専門機器や職人魂に圧倒されると同時に、1冊の本が完成するまでの活字製作の苦労にも思いを馳せました。

工業高校の生徒が読み聞かせでも使用した紙芝居にも、この活字が使用されているそうです。

今回も時間を忘れるほど、熱気溢れる充実した研修会となりました。

 

 

「学校図書館大賞2019」決定!

「学校図書館大賞」は、

八代・芦北・水俣地区の8校の学校司書が選んだ

「今、いちばん高校生に手渡したい本」です。

 八代・芦北・水俣地区の研修会で、ノミネート作品から大賞作品を選びました 。

投票の結果、学校図書館大賞2019は

『「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになるに決定しましたお祝い

高校生におすすめの本です。ぜひ読んでみてください!

ポスターダウンロードはこちらから(出版社の掲載許可を得ています)→図書館大賞2019ポスター(「空気」を読んでも従わない).pdf

 

本ノミネート作品は、以下のとおりです。(作品名50音順)鉛筆

   『イシイカナコが笑うなら』 額賀 澪(KADOKAWA)

   『「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる』 鴻上 尚史(岩波書店)

   『この川のむこうに君がいる』 濱野 京子(理論社)

   『凄い!ジオラマ[改]』 情景師アラーキー(誠文堂新光社)

   『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』 Jam(サンクチュアリ出版)

   『月まで三キロ』 伊与原 新(新潮社)

   『本と鍵の季節』 米澤 穂信(集英社)

   『メシが食える大人になる! よのなかルールブック』 高濱 正伸(日本図書センター)

 

星選考の様子星

令和元年度第2回城東地区図書館関係職員並びに合志市立図書館職員合同研修会

 

2019年12月6日(金)合志市立西合志図書館・合志マンガミュージアムで行われました。

研修Ⅰ:合志マンガミュージアム館長の橋本博氏による講演

演題は「新書『教養としてのマンガ』に込められた熊本の未来像」。日本におけるマンガの歴史やマンガの多様性についてお話していただきました。高校図書館のマンガ事情などの情報交換もできました。講演の後は合志マンガミュージアムの見学。普段は入ることのできない書庫内も見せていただきました。

<講演の様子>                  <書庫内の様子>

<ミュージアム館内の様子>

 

研修Ⅱ:合志市立図書館職員との合同研修

合志市西合志図書館司書緒方さんに「西合志図書館の自主事業について」の報告をしていただきました。その後、事前の質問事項を中心に情報交換を行いました。また、図書館に併設されている天文台を見学しました。

<天文台の様子>

第2回菊鹿地区研

11月21日に実施された第2回菊鹿地区研(鹿本商工の図書館が会場)です。

持ち寄ったパスファインダーを見比べ中

菊池市読書活動協議会ボランティア報告

 

令和元年度第2回天草地区図書館関係職員研修会

11月14日(木)、天草拓心高校本渡校舎を会場に終日研修を行いました。

今回は、①ブックリスト作成 テーマ「人気急上昇の作家」②文化祭報告 ③合理的配慮に即したしおり作成 ④資料研究 を行いました。 

研修②では、牛深高校の作成した紙バッグが紹介されました。通りがかった拓心高校の生徒たちからも「バッグ、可愛い!」と好評でした。

 

 

研修③では、1学期の研修会で披露された「リーディングトラッカー」を全員で製作しました。一層進化したしおりも紹介され、アイディアに感心しました。素敵なしおりとしてだけでなく、文字を追うことが苦手な場合に支援できるアイテムとして、各学校で活用が期待されます。

研修④では、「わかりやすい資料とはなにか」を協議するため、各学校で活用されている児童向資料を持ち寄りました。児童向資料は基礎知識を得るには優れた資料であるが、堅牢製本であるため高価だとの指摘もありました。また、上天草高校から新聞資料スクラップも紹介され、本に限らず地道に資料収集する必要性も学びました。

お互いの特技を生かして学びあえる地区研修です。今回も図書館活動活性化のヒントをたくさんもらいました。