日誌

2020年10月の記事一覧

くまもと「親の学び」プログラム次世代編(上天草市立大矢野中学校)

9月30日上天草市立大矢野中学校で、今年度初めてのくまもと「親の学び」プログラム次世代編を実施しました。当日は、くまもと「親の学び」プログラムトレーナーが学校にお伺いして、1年生の総合的な学習の時間に『大中生のハローワーク~自分の進路を見つめてみよう~』と題して、次世代編の講話と携帯電話やスマートフォンなどの使い方に関する情報安全の講話を実施しました。83名の生徒の皆さんは、『幸せじゃんけん』などのゲームを通して終始穏やかな雰囲気で、また、時折、将来の自己決定に向けて真剣な表情で自分の将来について考えを深めていました。

今年度は、新型コロナウイルス感染の影響で、なかなか講話が実施できておりませんが、天草教育事務所及び各市町教育委員会では、保護者や地域の皆様方を対象としたくまもと『親の学び』プログラム講話及び将来、親となる生徒さん向けの『次世代編』も受け付けておりますので、是非、積極的なご活用をお願いいたします。

次世代編の講話を終えての感想は、以下の通りです。

「今後の夢のことを考えたり、情報ネットワークのことなど、社会人になる時に必要だろうなと思うことを学べたので、これから学んだことを生かしていきたいと思います。」

「将来の夢についてのお話でとてもためになりました。僕の夢は保育士なので、今回の学びを今後に生かしながら、将来の夢に向かって頑張りたいと思いました。」

など、素敵な感想が多くあり、大矢野中学校の1年生の皆さんの成長が見られました。今後の皆さんの活躍を楽しみにしています。大矢野中学校の生徒の皆さん、先生方本当にありがとうございました。

 

3つのキーワードに基づく授業づくり(学級づくり)をオール天草で!!

 本年度の天草教育事務所最重点取組事項である『学力向上』『不登校対策』を成果につなげるためには、課題への直接的な取組と同時に、その基盤となる学級集団作りが重要で、一人一人に居場所があり、ともに認め合い、高めあおうとする集団作りが求められます。そのヒントは、「生徒指導の3機能」と「人権が尊重される授業づくりの3つの視点」にあると考えます。

共通する3つのキーワードは、

1.自己(選択)決定

2.自己存在感

3.共感的人間関係 

今年度から改めてこのキーワードを教育の基盤づくりとして、授業の中で具現化する取組の浸透を図って参りたいと思います。構想案の形式等、検討する際に、「指導上の留意点」などの項目に、この3つのキーワードを位置付けていただき、オール天草での協働実践をお願いします。R2.3つのキーワード実践提案資料.pdf