4学年  「小数のしくみ」
授業者 玉名市立鍋小学校 村上 茂 教諭


◆ ICT活用のポイント

 (1)

教師の活用

 ・
 

導入の課題提示や説明において、教科書を拡大提示し、一部隠したり、部分を更に拡大したりして効果的に提示する。


 (2)

児童の活用

 ・

自分の考えを記したノートを実物投影機で拡大提示し分かりやすく説明する。


◆ 本時の展開
 (1)
 
目標
 

小数の多様な見方をすることを通して、小数についての豊かな感覚を身につけ、数に対する関心を高める。

 (2)展開 


過程

学習活動と主な発問(T)
 予想される児童の反応(C)

指導上の留意点・評価

備考
ICT活用
導入10分

1 前時までの復習をする。
2 本時のめあてを確認する。

 

めあて 2.45のいろいろな表し方を考えよう。

 

○2.45は0.001を245個集めた数であることを確認する。

デジタルテレビ
パソコン

展開 25分

3 解決の見通しを持つ。
(T)245にはどのような表し方がありますか。
(C)1が245個。250より5小さい。100を2個、10を4個、1を5個。
4 自分で解いてみる。
(T)いろいろな表し方で表そう。
(C)2と0.45を合わせた数。
2.5より0.05小さい数。
0.01を245こ集めた数。
1を2こ、0.1を4こ、0.01を5こ合わせた数。
5 自分の考えを発表し、その共通点を出し合い、理解を深める。
(T)ペアトークで自分の考えを説明しよう。
(T)自分の考えを発表しよう。
(C)わたしの考えと同じだ。
(C)○○さんと□□君は数直線で考えると分かりやすいね。

【言語活動】(設定の意図)

音声表現することで、自分の考えを整理しなおしたり、確認したりする。

 


能動型学習 (ポイント)

○整数で考えさせ、小数の場合も同じ考え方で見通しを持たせる。

○机間指導をしながら助言する。


○多様な表し方を考えさせる。
○児童の発表したノートは実物投影機で映し、その画像をパソコンに保存し、並べて映すことで比較・検討しやすくする。

◆関心・意欲・態度(ノート)

【B基準】2.45を2つ以上の見方で表したりとらえたりしようとしている。

【A基準】3つ以上の見方で表し、分かりやすく説明しようとしている。

<B基準に達していない児童への手立て>

○数直線に書き込みながら考えさせる。

徹底指導 (ポイント)

○ペアトークで自分の考えを説明させる。

実物投影機

 

終末 10分

6 練習問題を解く。
(T)P96△6の問題を解こう。
(C)がんばって解くぞ。
(C)解けそうだ。
7 学習を振り返る。

○自分たちの出した考えと問題を対応させて考えさせる。