4学年 「だれもがかかわりあえるように」
授業者 玉名市立鍋小学校 村上 茂 教諭 



授業映像

インタビュー

学習指導案


◆ ICT活用のポイント

 (1)

教師の活用

 ・

導入の課題提示において、教師用デジタル教科書の動画を途中で止めたり、映像を隠したりして考えさせ、課題の焦点化を図る。

 

 (2)

児童の活用

 ・

プレ発表会の自分や友だちの発表の様子を動画で見ることにより、友だちの良さに学び、また、自分の発表を振り返ることにより自身の課題を明確につかむ。

 

◆ 本時の展開
 (1)
  
目標
  
言葉の抑揚や強弱、間の取り方などに気を付けて、発表の練習をすることができ る。
 (2)展開 


過程

学習活動と主な発問(T)
 予想される児童の反応(C)

指導上の留意点・評価

備考
ICT活用
導入10分

1 本時のめあてを確認する。

めあて 聞き手を引き付ける発表になるように、発表の練習をしよう。

○明日の本番で少しでも良い発表ができるように、意欲を喚起する。

展開 25分

2 上手な発表のVTRを見て、聞き手を引き付ける視点をつかむ。
(T)VTRに先生が入れたいと思ったテロップは何でしょう?
(C)声の大きさ。間のとり方。

3 グループ内でアドバイスし合って自分の課題を決める。
(T)プレ発表会のVTRを見て、今日の課題を決めましょう。
(T)視点に応じたアドバイスをしましょう。
(C)読むのが速すぎるよ。

(C)大事な所は大きな声で言おう。

【言語活動】(設定の意図)

グループでお互いに聞き合うことで、客観的な意見を得させ発表をよりよくできるように工夫させる。

4 グループのアドバイスを生かして課題を設定し、一人で発表の練習をする。

(C)大事なところは強く言う。間をとる。

(T)課題に応じて練習しましょう。

(T)アドバイスを生かして練習しましょう。

5  ペアで発表し合い、聞き合う。

(T)課題に注意して聞きましょう。

(C)前より上手になっているね。

能動型学習 (ポイント)

○以下の視点を与える。
「声の調子」 「強弱のつけ方」
「間のとり方」

○大事なポイントや練習しての気付き等は発表原稿に書き込ませる。

○プレ発表会のVTRを止めたり繰り返したりして視点の箇所ができているかグループで話し合わせる。

◆話す・聞く能力(観察)

【B基準】伝えたい内容に応じて、課題を持って練習している。また、友だちの発表にアドバイスしている。

【A基準】発表に顕著な変化が見られる。または、複数の的確なアドバイスができている。

〈B基準に達していない児童への手立て〉

○教師のアドバイスや友だちの課題を参考にして課題設定をする。

○友達のアドバイスをもとに取り組んでみる。

・資料を読む際は、DVDの朗読資料を活用する。

徹底指導 (ポイント)
○自分の課題を言ってから発表する。

○良くなった点や、練習のポイントを押さえる。


デジタル教科書
ノート
パソコン
プレ発表会のVTR
学習
シート

終末10分

6 学習を振り返り、次時の見通しを持つ。

・明日の発表会の予告を聞く。

○明日に向けての意欲を喚起する。