5学年 「アンサンブルの魅力」
授業者 高森町立高森東小学校 杉 聖也 教諭


◆ ICT活用のポイント

 (1)

教師の活用

 ・
 

8分の6拍子を指導する際に、予め撮影しておいた模範指揮の動画を提示することで、視覚的に分かりやすく腕のふりを理解させる。


 (2)

児童の活用

 ・
 

リコーダーと伴奏の掛け合いを意識して演奏させるためにICレコーダーで互いに演奏を録音させ、客観的に自己評価できるようにする。


◆ 本時の展開
 (1)
 
目標
 

リコーダーと伴奏の掛け合いや重なりを聴きながら、主体的に演奏しようとしている。

 (2)展開 


過程

学習活動と主な発問(T)
 予想される児童の反応(C)

指導上の留意点・評価

備考
ICT活用
導入 8分

1 「星笛」の範奏を聴き、楽曲の感じをつかむ。
(T)画面を見ながら「星空」の演奏を聴きましょう。
(2 本日のめあてを確認する。
(T)今日のめあてを確認しましょう。

めあて
リコーダーと伴奏の掛け合いや重なりを感じて「星笛」を演奏しよう。

(C)きれいな響きで演奏したいな。

・星空の画像を提示しながら範奏を聴かせ、イメージ豊かな演奏への意欲付けとする。





 
電子黒板







 

展開 32分

3 8分の6拍子のやり方を知り、練習に取り組む。
(T)この曲は8分の6拍子で演奏されています。指揮を覚えて体で表現してみましょう。
(C)曲の流れにあわせてやってみよう。

【言語活動】(設定の意図)

友達の演奏の良さを「?な感じ」ということばでまとめさせて、曲想を適切な言葉で表現させる。

 

4 主旋律と副次的旋律をリコーダーで演奏する。
(T)拍の流れに乗り、旋律のまとまりを感じ取って演奏しましょう。
(T)友達の演奏を聞いてお互いに感想を交流しましょう。
(C)星空が光っているような感じがします。
(C)同じ拍で演奏できているので、チカチカと星がまたたく感じに似ています。

【言語活動】(設定の意図)

友達の演奏の良さを「?な感じ」ということばでまとめさせて、曲想を適切な言葉で表現させる。

 

 


 

徹底指導(ポイント)

・指揮の例を視覚的に分かりやすく提示する。
・楽曲に合わせて大きく両手で指揮をさせたり、体を揺らして表現させたりする。
・リコーダーと伴奏の掛け合いを意識して演奏させる。


能動型学習(ポイント)

・互いの演奏を聴き合う事で、主体的に自己評価できるようにする。


◆音楽への関心・意欲・態度(観察・聴取)
【B基準】リコーダーと伴奏の掛け合いや重なりを聴きながら、主体的に演奏しようとしている。

【A基準】楽曲の気分を感じ取り、リコーダーと伴奏の掛け合いや重なりを聴きながら、主体的に演奏しようとしている。

〈B基準に達していない児童への手立て〉

○教師が実際にやって見せて個別に支援する。

模範指揮の動画
メトロノームソフト




IC レコーダ









 

終末 5分

5 本時の学習を振り返る。
(T)次の時間はリコーダー合奏「星笛」の 発表会をします。
(C)星空のイメージに合う演奏にしたいな。

・導入で用いた星空の画像と範奏を再度提示し、次時の表現活動への意欲付けとする。

 

電子黒板