6学年 体育科 跳び箱運動(器械運動)
授業者 菊池市立隈府小学校 河野 圭一 教諭


◆ ICT活用のポイント

 (1)

教師の活用

 ・

示範用のビデオを用意し、ディジタルテレビで見せ、技のポイントの確認等に活用する。


 (2)

児童の活用

 ・
 

児童の試技をディジタルカメラやディジタルビデオカメラ等を使い撮影し、技の改善に活かす。


◆ 本時の展開
(1)目標

技能のポイントを意識して首はね跳びをすることができる。

(2)展開 


過程

学習活動と主な発問(T)
 予想される児童の反応(C)

指導上の留意点・評価

備考
ICT活用
導入7分

1準備運動をする。
○ストレッチ
(手首、足首、首等跳び箱運動で使う部位を中心に行う。)
(T)今日、跳び箱で使う部分をしっかりほぐしましょう。
2基礎感覚・基礎技能づくりをする。
○かえる倒立、ウサギの足打ち、手押し車、手押し車からの前転。
(C)今日はかえる倒立が10秒できるように頑張るぞ。
3 場づくりを行う。
4 本時の学習課題をつかむ。

技のポイントに気をつけて、首はね跳びをしよう

○準備運動と基礎感覚・基礎技能づくりは、体格差が同じになるように身長順のペアで行わせる。
○自分なりの回数や秒数による目標をきちんと持たせてから取り組ませる。
○協力して安全に行わせる。

マット
跳び箱
単元計画表
ラジカセ
CD
デジタルタイマー
デジカメ
電子黒板
パソコン
場づくりの表

展開 33分

5 トレーニングタイムに取り組む。


6 パワーアップタイムに取り組む。

首はね跳びをする時とび箱のどこに手をついたらよいでしょう。

 

(C)首はね跳びは、台上前転より遠くへ跳ぶから奥の方に着く方がいいと思うよ。

 

【言語活動】

技のポイントを明らかにするために、お互いに見合ったり、これまでの学習から考えたことを出し合ったりしながら検討を行う。

 

(T)首はね跳びの時は、腰を跳び箱で打たないように、跳び箱の真ん中より奥に手を着きます。

 

7 チャレンジタイムに取り組む。

【言語活動】

練習中は、これまで学習したポイントをもとにお互いの技の見合いを行い、良い点や改善点などを伝えたり、どうすればできるか話し合わせたりする。

 

8 後片付けをする。
(C)昨日より速くみんなでやるぞ。

 

 


○お互いのやっている姿をデジカメを活用して撮影させ、ポイントを意識させて練習させる。

○パワーアップタイムでは、試技させたり、友達の姿を観察させたりすることで、ポイントを確認させる。

 

◆運動についての思考・判断(行動観察・学習シート)

【B基準】技能ポイントを考えている。

【A基準】技能ポイントを進んで考え、自分で試して確認している。

〈B基準に達していない児童への手立て〉

○これまでの学習を振り返らせたり、模範演技のビデオを見せ考えさせたりする。

○ビデオを準備し、模範演技をいつでも見られるようにしておく。

○班で協力して行わせ、素早く安全に行えるように指導する。

技能のポイントカード














 

終末 5分

9 整理運動、まとめ、自己評価をする。
(C)今日のポイントはよく分かったぞ。次からの授業でも気を付けてやろう。 

○お互いの良さを認め、次時の意欲につなげる。

学習シート