2学年
「秋ギクを育てよう (キクの3本仕立てをつくろう)」

授業者 高森町立高森中学校 薮田 挙美 教諭



授業映像

インタビュー

学習指導案

ワークシート


◆ ICT活用のポイント

 (1)

教師の活用

 ・
 

課題提示において、電子黒板を使い、課題となる写真を大きく・鮮明に提示することにより、課題の理解を容易にし、取り組みに対する意欲を向上させる。


 (2)

生徒の活用

 
 

グループで話しあった内容を、電子黒板の拡大機能やタッチペンの入力機能を利用し、分かりやすく発表したり、表現したりできるようにする。 


◆ 本時の展開

(1)
 
目標
 

摘らいの方法について検討することを通して、適切な摘らいのポイントをあげることができる。

(2)
展開 



過程

学習活動と主な発問(T)
 予想される児童の反応(C)

指導上の留意点・評価

備考
ICT活用
導入5分

1 栽培計画の振り返りと今後の作業を確認する。
(T)摘らいとは、何でしょう。
(C)蕾を摘む・蕾を一つにする。

・栽培計画表を用いて、栽培計画の流れを確認させ、摘らいについて考えさせる。
・摘らいとは、「花を大きくするため蕾をとること」を確認する。

電子黒板

展開前半
28分

2 摘らいの方法について話し合い、発表する。


学習課題大きな花を3つ咲かせるためにはどのように蕾を残せばよいだろうか。
(T)どのように蕾を残せばよいだろうか。
(C)一番上についているもの。
(C)虫がついていないもの。
(C)大きいもの。
(C)まっすぐなもの。
(C)ひとつだけ残す。
(C)2つ残す。

・写真を電子黒板に提示し、拡大や書き込みの機能を使い、課題の把握を図る。

・4つの写真を提示し、課題の理解を深めさせたい。
能動型学習(ポイント)
○写真や実物を見て、まずは個人で考えさせ、話し合いを通して、正しい摘らいの方法について気づかせたい。
※意見が出にくければヒントを提示する。
場所は? 個数は?大きさは?
形は? 色は?

電子黒板


写真

展開後半
12分

【言語活動】(設定の意図)
自分の意見と他者の意見を比較、検討することができ、思考を深めることができる。

(T)班で考えたことを発表しよう。
(C)大きいものを残す。
(C)頭頂部を残す。
(C)茎がまっすぐなもの。
(C)一つの茎に一つ残す。
(C)虫がいないもの。
(C)まっすぐなもの。













3 自分の菊の摘らいを行う。



 ・話し合いの結果を写真に書き込み、発表の際の参考資料にさせる。
・班でまとめた意見を電子黒板を使用して発表し、視覚的に理解を深めさせたい。
・キクは生き物なので、完璧に条件に合うものは少ないこと、その中でできるだけ条件がいいものを選ぶことを確認する。

◆知識・理解(ワークシート)
B基準摘らいのポイントに2つ気付くことができる。

【A基準】摘らいのポイントに3つ以上気付くことができる。
<B基準に達していない生徒への手立て>
○話し合い活動の中で、写真を用いて生徒とともに考え、ポイントを具体的に考えさせる。
徹底指導(ポイント)
○発表内容を基に、黒板で摘らいのポイントについてまとめ、摘らいの方法について正しい知識を身につける。

※蕾は手を使って摘むことを確認する。
(細菌やウィルスの感染を防ぐため)
・迷った場合は、班のメンバーと相談しながら、慎重に作業させる。
電子黒板


評価
終末5分4 栽培記録を書き、本時を振り返る。

・ノートに栽培記録を書き、デジタル栽培記録の準備をさせる。