2学年 「動物のなかま」
授業者 水俣市立水俣第一中学校 生田 誠 教諭



授業映像

インタビュー

学習指導案


◆ ICT活用のポイント

 (1)

教師の活用

 ・
 
 

実際に動物の観察が困難なものや、知識があいまいなものについて画像を提示することにより、動物のからだのつくり等の特徴を確認させていく。使用画像はデジタル教科書やインターネット上の画像、個人で撮影した画像である。


 (2)

生徒の活用

 
 

動物の特徴を情報源として分類したワークシートを実物投影機を使って拡大提示し、考えを発表させる。その際に、機器操作の補助を行う。


◆ 本時の展開

(1)
 
目標
 

セキツイ動物のからだのつくりやふえ方等の特徴を基にグループ分けをすることができる。

(2)
展開 



過程

学習活動と主な発問(T)
 予想される児童の反応(C)

指導上の留意点・評価

備考
ICT活用
導入3分

1 1年時の復習をする。

○1年時の学習した植物の分類を思い出す。
○分類には基準が必要であることを押さえる。

デジタル教科書

展開42分

2 本時の学習課題を知る。


課題 動物のからだの特徴を元に分類しよう。
3 いくつかの動物の画像を見て脊椎動物と無脊椎動物の2つに分ける。
(T)2つのグループに分けるとしたらどんな基準で分けるか。
4 脊椎動物の子のふやし方、卵が育つ場所、子の食物の取り方、呼吸のし方を表にまとめる。
5 いろいろな動物をグループ分けする。
(T)今まとめた表を参考にして、各動物の特徴をもとに話し合いながらグループ分けしよう。
【言語活動】(設定の意図)
グループで意見交換と確認をさせていく中で動物の分類法の定着を図る。









6 発表する。
7 評価問題を考える。

○複数の分ける視点が出てくることが予想されるが、背骨のあるなしの観点で考えさせる。
○知識があいまいな動物について、レントゲン画像を提示して判断させる。
○あいまいなものについては画像を提示して確認していく。

能動型学習(ポイント)
○事前調査カードを分類する。
○指定した動物例以外でも各班で様々な動物の例を出させて、それを話し合わせながら分類させる。

◆科学的な思考・表現(ワークシート)
【B基準】セキツイ動物の5つのグループのからだの特徴を、それぞれの生活の場所や生活のしかたと関連づけ、自らの考えを導いたりまとめたりして、表現している。
【A基準】セキツイ動物の5つのグループのからだの特徴を、それぞれの生活の場所や生活のしかたと関連づけ、自らの考えを導いたりまとめたりして、表現し、未知の動物に関しても仲間を指摘できる。

〈B基準に達しない生徒への手立て〉
机間指導の際に各種動物の特徴についてヒントを出す。
○ワークシートを実物投影機でテレビに映して説明させる。
○サメをどのように分類するかを考えさせる。

デジタル教科書


ワークシート
画像
デジタルコンテンツ















実物投影機


画像

終末5分8 まとめる。
・背骨のあるなしという基準で2つのグループに分けることができる。・一つの特徴だけではなく、複数組み合わせることでセキツイ動物を5つのグループに分類することができる。
徹底指導(ポイント)
○生徒の言葉でまとめる。