カテゴリ:天草 職員研修会
令和3年度第1回天草地区図書館関係職員研修会
2021年6月9日(水)Microsoft Teamsによるオンライン研修を行いました。対面での研修ができない中、わずかでも、新たな研修スタイルに慣れたことは収穫でした。
協議Ⅰでは、天草地区生徒図書委員研修会(7月13日 オンラインで実施予定)の打ち合わせを行いました。各校、研修会に向けて準備を進めていきます。
研修Ⅰでは、図書館のICT環境について情報交換を行いました。各校図書館のICT環境は違いますが、運用上での疑問や課題を共有することができました。
今後は、読書センターの機能だけでなく、学習センターや情報センターの機能を果たすためにも、アナログとデジタルの両面を活かした学校図書館へのICT環境の整備は必須です。学校司書もICT環境整備を働きかけることや、自己研鑽を積むことの必要性を確認しました。
また、オンライン化に伴い、著作権や肖像権について正しく理解することが必要です。学んだ著作権について、各学校で共有し、今後も著作権について学習を続けていく必要性を確認しました。
研修Ⅱでは、「明日への希望が感じられ、勇気がわいてくる本」のテーマのもと、各校3冊ずつ本の紹介を行いました。
今後の研修内容として、探究学習について学ぶ機会を持ちたいという案も出ました。今後も地区内のグループメールを活用しながら、日々情報共有を図っていきたいと思います。
令和2年度第2回天草地区図書館関係職員研修会
2021年2月18日(木)各学校Microsoft Teamsによるオンライン研修を行いました。
事前課題として前日までに各校資料やブックリスト等を交換し、目を通しておくようにしました。
研修前半では、各校の年度末報告を行いました。職員室文庫の利用状況や広報紙のHPへの掲載についての情報交換、新しい試みなどの報告がありました。
研修後半では、理事からの説明と資料をもとに今後の課題を検討しました。最後に次年度の各当番校・会場校を確認し、閉会しました。
今回初めてMicrosoft Teamsを用いたオンライン研修を実施しました。途中不具合もありましたが、有意義な研修ができました。今後も活用していきたいと思います。
令和2年度第1回天草地区図書館関係職員研修会
2020年8月19日(水)午前の部は、天草高校にて研修を行いました。
テーマ「今、使える本!」に沿った図書紹介の後、天草拓心高校が休校期間に作成された「図書館オリエンテーション」動画を視聴しました。
また、天高定時制生徒が企画・立案・出演した朗読劇の様子も動画で視聴しました。
午後の部は、4/1に移転オープンした天草市立中央図書館見学を行いました。
複合施設「ここらす」2階にある中央図書館はいつも大変お世話になっています。
今回、スタッフルームや閉架書庫・移動図書準備室など、通常は見ることのできないバックヤードも拝見することができて、参加者もワクワクしました。
引き続き天草市立図書館の芥川司書を交えて、「絵本の廃棄について」研修を行いました。
市立図書館での廃棄基準についてもお話をいただき、大変参考になりました。
今後とも、図書館関係者同士連携して、読書活動推進に尽力していきたいと思います。
ご多忙な中、無理をいって見学を受け入れていただいた関係の皆様に、心から深くお礼を申し上げます。
令和元年度第3回天草地区図書館関係職員研修会
2020(令和2)年2月20日(木)、天草工業高校を会場に終日研修を行いました。
年度末研修として、授業支援の事例・図書館行事・貸出数・レファレンス事例集などを持ち寄りました。
あわせて推薦図書リスト作成を行い、「交差分類」や「学校図書館ガイドライン」についても学習しました。
午後からは天草工業高校のご協力により、実習棟見学と「活版印刷」を見学・製作体験させていただきました。
専門機器や職人魂に圧倒されると同時に、1冊の本が完成するまでの活字製作の苦労にも思いを馳せました。
工業高校の生徒が読み聞かせでも使用した紙芝居にも、この活字が使用されているそうです。
今回も時間を忘れるほど、熱気溢れる充実した研修会となりました。
令和元年度第2回天草地区図書館関係職員研修会
11月14日(木)、天草拓心高校本渡校舎を会場に終日研修を行いました。
今回は、①ブックリスト作成 テーマ「人気急上昇の作家」②文化祭報告 ③合理的配慮に即したしおり作成 ④資料研究 を行いました。
研修②では、牛深高校の作成した紙バッグが紹介されました。通りがかった拓心高校の生徒たちからも「バッグ、可愛い!」と好評でした。
研修③では、1学期の研修会で披露された「リーディングトラッカー」を全員で製作しました。一層進化したしおりも紹介され、アイディアに感心しました。素敵なしおりとしてだけでなく、文字を追うことが苦手な場合に支援できるアイテムとして、各学校で活用が期待されます。
研修④では、「わかりやすい資料とはなにか」を協議するため、各学校で活用されている児童向資料を持ち寄りました。児童向資料は基礎知識を得るには優れた資料であるが、堅牢製本であるため高価だとの指摘もありました。また、上天草高校から新聞資料スクラップも紹介され、本に限らず地道に資料収集する必要性も学びました。
お互いの特技を生かして学びあえる地区研修です。今回も図書館活動活性化のヒントをたくさんもらいました。