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令和3年度第3回天草地区図書館関係職員研修会
2022年2月15日(火)オンラインにて研修会を開催しました。
会場校である上天草高校ICT支援員さんのご協力により、今回はGoogle meetを活用したオンライン研修に挑戦しました。ファイル共有など、便利な機能も学びました。
研修Ⅰでは、「今年度のイチオシ本」紹介を行いました。選書方法なども参考になりました。
研修Ⅱでは、(株)ナトー・コンピュータさんを講師にしたスキルアップ研修を受講しました。バージョンアップ版の説明や、年度末・年度始めに行う処理の留意点を学びました。各学校で実際に操作して確認することができ、大変有意義な研修になりました。(画面はサンプルデータです)
研修Ⅲでは、「年度末総括」として各学校の統計資料などを持ち寄りました。一人一台端末の影響を協議したり、各校のユニークな取り組みへに対して質問が飛び交いました。
研修Ⅳでは、「コーナー展示のPOP作成」として作品を披露しあいました。まずは気軽に作成することが大事だと確認し合いました。
学校図書館の本質を大切にしつつ、これからも必要とされる図書館を目指していきたいと思います。
菊鹿地区・荒玉地区合同図書館関係職員研修会
2021年11月29日(月)に菊鹿地区・荒玉地区合同図書館関係職員研修会を菊池市中央図書館及び菊池高等学校図書館で開催しました。
菊鹿地区と荒玉地区合同で研修会を開催するのは2018年の山鹿市、2019年の玉名市に続いて3回目となります。今回は、菊池市立図書館の職員も参加いただき交流や情報交換ができました。
1つ目の研修は「しんぶんビブリオトーク」と題してグループワークを行いました。新聞記事を題材に自己紹介をした後、グループ内で選択した記事に関連する書籍探索、探索した本でブックトークをしました。書籍探索に関しては、記事に直結する言葉がタイトルに入っているものはできるだけ選ばない、本は一人2冊探すという条件付きです。市立図書館の職員に館内の案内をしていただいた後、本を探していきます。中には3冊以上探し出す参加者もいました。
↑探し出した本のリストと新聞記事(権利の都合で画像を加工しています)
協議1ではヤングアダルトサービスにおける公共図書館との連携をテーマに双方で事前に出し合った質問内容を元に共通の課題である「高校生の図書館利用促進」にむけて情報交換を行いました。
研修2からは高校の職員だけで会を進めました。「図書館に対する意識改革 図書館を多目的施設へ」と題して鹿本高等学校の森 孝文司書教諭と藤掛真代学校司書が報告を行いました。
「図書館は読書や勉強をする場」という固定化されたイメージを払拭し、協働学習の場、講演や研修の会場など様々な場面で活用できるスペースに転換し、より多くの生徒が利用できる仕組みや環境作りを組織的に行った。その結果授業での利用時数や貸出冊数の大幅な増加、さらには貸出分野も文学やマンガなどからそれ以外のものに広がりを見せていました。
一方課題として、GIGAスクール構想により整備されたタブレットの活用により図書館利用が低下傾向にあり、その対応が迫られています。
研修3は会場を菊池高校図書館に移し「図書館監査」を行いました。監査の意義や目的を確認したうえで2つのグループに分かれて図書館業務に関する15項目をチェックしました。
令和3年度第2回天草地区図書館関係職員研修会
2021年12月10日(金)牛深高校にて研修会を開催しました。
相互貸借資料交換や館内見学も兼ね、充実した終日研修になりました。
研修Ⅰでは、「紙媒体だからこそ伝わる本」をテーマに25冊の資料が紹介されました。手触りやビジュアルの優れた資料や、索引や見開きページの工夫により情報が得られやすい資料が紹介されました。
研修Ⅱでは、各校文化祭報告を行いました。読書アンケートや、募集した「短歌」「三行レター」の取り組みなどの報告がありました。
研修Ⅲでは、「各校図書館のICT環境導入」について情報交換を行いました。まだまだ手探りの部分も多いですが、さらに効果的な実践を模索していく必要を感じました。
研修Ⅳでは、蔵書配分を検討しました。SLA制定「学校図書館メディア基準」を参考に、各校の蔵書配分比率を検討しました。
今後も日々問題意識を持ち、情報共有を行いながら充実した図書館運営を図っていきたいと思います。
令和3年度菊鹿地区生徒図書委員研修会
令和3年7月13日(火)、熊本県立菊池高校図書館で菊鹿地区図書委員研修会が開催され、6校から31名の図書委員が参加しました。
最初に各校からの活動報告を行い、図書館の利用促進に向けた日々の活動や文化祭など学校行事の中での取組が報告されました。
続いて、「直観讀みブックマーカー」を作成しました。これは、コモンズデザイナーの陸奥賢(むつ・さとし)氏が発案したもので、偶然性や意外性による、意識しないところで、読書の道徳的、理性的な特性を、グループで楽しみ、その場で出逢った言葉によって、本の栞を作るという知的なゲームです。
本研修会では4人1組でグループを組みブックマーカーを作りました。
参加者した図書委員は、「初めはよそよそしかったみんなが、最後の方では学校関係なく楽しそうに話していた」と感想を書いてくれました。
令和3年度第1回天草地区図書館関係職員研修会
2021年6月9日(水)Microsoft Teamsによるオンライン研修を行いました。対面での研修ができない中、わずかでも、新たな研修スタイルに慣れたことは収穫でした。
協議Ⅰでは、天草地区生徒図書委員研修会(7月13日 オンラインで実施予定)の打ち合わせを行いました。各校、研修会に向けて準備を進めていきます。
研修Ⅰでは、図書館のICT環境について情報交換を行いました。各校図書館のICT環境は違いますが、運用上での疑問や課題を共有することができました。
今後は、読書センターの機能だけでなく、学習センターや情報センターの機能を果たすためにも、アナログとデジタルの両面を活かした学校図書館へのICT環境の整備は必須です。学校司書もICT環境整備を働きかけることや、自己研鑽を積むことの必要性を確認しました。
また、オンライン化に伴い、著作権や肖像権について正しく理解することが必要です。学んだ著作権について、各学校で共有し、今後も著作権について学習を続けていく必要性を確認しました。
研修Ⅱでは、「明日への希望が感じられ、勇気がわいてくる本」のテーマのもと、各校3冊ずつ本の紹介を行いました。
今後の研修内容として、探究学習について学ぶ機会を持ちたいという案も出ました。今後も地区内のグループメールを活用しながら、日々情報共有を図っていきたいと思います。
令和2年度第2回天草地区図書館関係職員研修会
2021年2月18日(木)各学校Microsoft Teamsによるオンライン研修を行いました。
事前課題として前日までに各校資料やブックリスト等を交換し、目を通しておくようにしました。
研修前半では、各校の年度末報告を行いました。職員室文庫の利用状況や広報紙のHPへの掲載についての情報交換、新しい試みなどの報告がありました。
研修後半では、理事からの説明と資料をもとに今後の課題を検討しました。最後に次年度の各当番校・会場校を確認し、閉会しました。
今回初めてMicrosoft Teamsを用いたオンライン研修を実施しました。途中不具合もありましたが、有意義な研修ができました。今後も活用していきたいと思います。
学校図書館大賞2020決定!!
「学校図書館大賞」は、八代・芦北・水俣地区の8校の学校司書が選んだ「今、いちばん高校生に手渡したい本」です!
10回目となる今回、八代・芦北・水俣地区の研修会で8冊のノミネート作品から大賞を選考しました。
投票の結果、『なぜ僕らは働くのか』に決定しました!
高校生におすすめの本です。ぜひ読んでみてください。
↓(ポスターは出版社に掲載許可を得ています。)↓
ノミネート作品は、以下のとおりです。(作品名50音順)
『52ヘルツのクジラたち』 町田 その子(中央公論新社)
『コロナ時代の僕ら』 パオロ・ジョルダーノ(早川書房)
『すごいぞ!はたらく知財』 内田 朋子、荻原 理史 ほか(晶文社)
『生理ちゃん 3日目』 小山 健(KADOKAWA)
『育ちすぎたタケノコでメンマを作ってみた。』 玉置 標本(家の光協会)
『トイレで読む、トイレのためのトイレ小説 ふた巻きめ』 雹月 あさみ(KADOKAWA)
『なぜ僕らは働くのか』 池上 彰 監修(学研プラス)
『ヒロシマ消えたかぞく』 指田 和、鈴木六郎 写真(ポプラ社)
選考の様子
令和2年度第1回天草地区図書館関係職員研修会
2020年8月19日(水)午前の部は、天草高校にて研修を行いました。
テーマ「今、使える本!」に沿った図書紹介の後、天草拓心高校が休校期間に作成された「図書館オリエンテーション」動画を視聴しました。
また、天高定時制生徒が企画・立案・出演した朗読劇の様子も動画で視聴しました。
午後の部は、4/1に移転オープンした天草市立中央図書館見学を行いました。
複合施設「ここらす」2階にある中央図書館はいつも大変お世話になっています。
今回、スタッフルームや閉架書庫・移動図書準備室など、通常は見ることのできないバックヤードも拝見することができて、参加者もワクワクしました。
引き続き天草市立図書館の芥川司書を交えて、「絵本の廃棄について」研修を行いました。
市立図書館での廃棄基準についてもお話をいただき、大変参考になりました。
今後とも、図書館関係者同士連携して、読書活動推進に尽力していきたいと思います。
ご多忙な中、無理をいって見学を受け入れていただいた関係の皆様に、心から深くお礼を申し上げます。
令和元年度第3回天草地区図書館関係職員研修会
2020(令和2)年2月20日(木)、天草工業高校を会場に終日研修を行いました。
年度末研修として、授業支援の事例・図書館行事・貸出数・レファレンス事例集などを持ち寄りました。
あわせて推薦図書リスト作成を行い、「交差分類」や「学校図書館ガイドライン」についても学習しました。
午後からは天草工業高校のご協力により、実習棟見学と「活版印刷」を見学・製作体験させていただきました。
専門機器や職人魂に圧倒されると同時に、1冊の本が完成するまでの活字製作の苦労にも思いを馳せました。
工業高校の生徒が読み聞かせでも使用した紙芝居にも、この活字が使用されているそうです。
今回も時間を忘れるほど、熱気溢れる充実した研修会となりました。
「学校図書館大賞2019」決定!
「学校図書館大賞」は、
八代・芦北・水俣地区の8校の学校司書が選んだ
「今、いちばん高校生に手渡したい本」です。
八代・芦北・水俣地区の研修会で、ノミネート作品から大賞作品を選びました 。
投票の結果、学校図書館大賞2019は
『「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる』に決定しました
高校生におすすめの本です。ぜひ読んでみてください
ポスターダウンロードはこちらから(出版社の掲載許可を得ています)→図書館大賞2019ポスター(「空気」を読んでも従わない).pdf
ノミネート作品は、以下のとおりです。(作品名50音順)
『イシイカナコが笑うなら』 額賀 澪(KADOKAWA)
『「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる』 鴻上 尚史(岩波書店)
『この川のむこうに君がいる』 濱野 京子(理論社)
『凄い!ジオラマ[改]』 情景師アラーキー(誠文堂新光社)
『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』 Jam(サンクチュアリ出版)
『月まで三キロ』 伊与原 新(新潮社)
『本と鍵の季節』 米澤 穂信(集英社)
『メシが食える大人になる! よのなかルールブック』 高濱 正伸(日本図書センター)
選考の様子