各地区研修会

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平成29年度第1回天草地区研修会

平成29年5月24日(火)、天草拓心高校本渡校舎を会場に研修会を実施しました。


 ブックリスト作成のテーマは「職員に読んでもらいたい本」。各校、さまざまな本が紹介された中、数校が発達障害に関する本(それぞれ違う本)を紹介した。生徒を理解するうえで、「知る」ことはとても大事だと思う。また重松清著「せんせい。」を2校が推された。すごく読んでみたくなった。

 

 「オリエンテーション」の研修では天草工業の田中さんに実演をしていただいた。図書館の利用の仕方から、各分類の本の紹介など、パワーポイントを使った、丁寧で詳しくわかりやすいオリエンテーションだった。他のかたがどのようなオリエンテーションをされているのかがわからないので、知る機会をいただき、ありがたかった。ぜひ今後に生かしたいと思う。

 

 「皐月Ⅱ操作研修」では、ナトーコンピュータのかたを講師に迎え、皐月Ⅱのインストールから行った。いざという時に冷静に対処できるように、この研修は大切だなと思った。ついていくのに必死で、細かくメモを取れなかったのが残念だった。ナトーさんの説明がとてもわかりやすく、さまざまな裏技的なものも新たに知ることができた。今後、実践しながらそれらを生かせるようにしたい。

 

 生徒図書委員研修に向けての話し合いは、天草市立図書館の新設に向けての高校生ワークショップを組み込んではどうかとの話がでている。高校生の立場からの理想の図書館像を聞くのは楽しみであるが、市外の生徒もいる等で、まだ決定ではない。

 

 「天草地区図書館スタンプラリー」は、中学3年生対象の体験入学時に行われる。昨年の経験をもとに、工夫や努力をこらしたものにしたい。

 

 次回の研修に、天草市立学校司書との合同研修はどうかとの申し出があり、検討した。日程や場所に検討の余地があり、今後の課題となった。たいへん充実した研修であった。一日では足りないぐらいの事案があった。今後、計画されている生徒図書委員研修や、スタンプラリーは、どう展開するか楽しみでもあり、不安でもあるが、良いものにしたい。

 

 

平成28年度第3回天草地区研修会

  平成29年2月20日(月)、苓洋高校・天草拓心高校マリン校舎を会場に研修会を実施しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブックリスト作成では「高校生に手渡したい本」をテーマに、各校5冊ずつ紹介しました。合計35冊の本が紹介されましたが、1冊も重ならず、ジャンルも文学や心理学、食育、地域経済についてなど様々でした。紹介とともに、なぜその本を選んだのかという思いも語られ、生徒や資料と向き合う姿がとても勉強になりました。

次に、図書館見学会についての反省、次年度に向けての協議を行いました。学校独自のスタンプラリーを実施した天草拓心高校マリン校舎の報告や、体験入学の施設見学のルートに図書館見学を組み込んだ牛深高校の報告がありました。また、次年度も継続する方向で取り組み、年度部分を書き込み式にして台紙を毎年利用できるようにすること、記録写真を残すこと、周知努力をすることなどが確認されました。


研修Ⅳでは、和とじ本を作成しました。今回は時間の都合上表紙は作成せず、糸の綴じ方を中心に研修しました。図書委員会活動などで活かしていきたいと思います。

 

午後からは、年度末の総括を行いました。総括表をもとに、利用状況や図書委員会活動、広報・展示、授業との連携などが報告され、今後の活動の参考になりました。特に、牛深高校の職員室文庫の取り組みには、多数の質問が寄せられました。

最後に苓洋高校の実習船「熊本丸」の船内を見学しました。熊本丸の船内には、多目的室に「熊本丸文庫」が設置されています。生徒達が航海実習に行く時にも読書ができるようにしてあるそうです。また、魚の図鑑や調査研究で使用する専門書などもありました。熊本丸文庫に置く本は、司書と船内の図書係の職員で話し合って選書し、定期的に図書館の本と入れ替えているとのことでした。学校にいる時も、航海中でも、いつでも本が手に取れるように、という取り組みがとても素晴らしいと思いました。

 


 
 

 
 
 

平成28年度第2回天草地区研修会

平成28年12月15日(木)、河浦高校を会場に研修会を実施しました。
ブックリスト作成「テーマ 18歳選挙・政治を考える本」、「皐月Ⅱ操作研修」を行いました。
また、河浦高校から譲渡してもらうための選書を行いました。歴代司書が丁寧に選んだ一冊一冊をできるだけ多く譲り受け、今後も活用させてもらおうと、時間を忘れて熱心に選書に取り組みました。

  

学校図書館大賞2016決定!

 

 

 

 

 

 

 

 

「学校図書館大賞」は、八代・芦北・水俣地区の8校の学校司書が選んだ「今 いちばん高校生に手渡したい本」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ノミネート作品は、以下のとおりです。(作品名50音順)
『明日は心でできている』小山 薫堂(PHP研究所)

 

『母さんがどんなに僕を嫌いでも』歌川 たいじ(PHP研究所)

 

『小やぎのかんむり』市川 朔久子(講談社)

 

『災害支援手帖』萩上 チキ(木楽舎)

 

18歳からの民主主義』岩波新書編集部(岩波書店)

 

『水曜日の凱歌』乃波 アサ(新潮社)

 

『世界からボクが消えたなら』涌井 学(小学館)

 

『夜を乗り越える』又吉 直樹(小学館)

 

 

 

投票の結果、学校図書館大賞2016『小やぎのかんむり』に決定しました!
今回の選考は難しく、1回目の投票では『小やぎのかんむり』『水曜日の凱歌』が同票数となり、2回目の投票で大賞が決定しました。
高校生におすすめの本です。ぜひ! 

 ポスターはこちら(自由にご利用ください)
 図書館大賞決定