各地区研修会

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平成30年度第1回天草地区図書館関係職員研修会

平成30年8月7日(火)、天草高校倉岳校を会場に研修を行いました。夏休み期間ということで各種行事と重なった学校もあり、6名の参加となりました。

会場である倉岳校に学校司書は配置されていないため、歴代の図書館担当教諭が定期的に新刊を購入し、館内を整えておられます。
生徒図書委員作品が展示されるなど、居心地よい空間づくりに工夫されている様子がよく伝わりました。

また、毎回各学校おすすめ本を持ちよって作成するブックリスト。今回のテーマは「文化祭応援本!」。各学校の特色を生かした選書で盛り上がりました。

 

午後からは、廃棄における注意事項を確認しつつ、実際に廃棄候補資料を選定しました。
進路情報や歴史など、掲載情報が古くなってしまった資料については、心掛けて点検する必要があります。
最終的に500冊の廃棄候補資料を選定しましたが、館内整理とリストアップ処理を同時並行することができず、後日、処理をすることにしました。館内整理にもまだまだ心残りがあり、後ろ髪ひかれる思いで散会となりました。
しかし、研修会翌日には廃棄候補抜き出しに取り掛かった様子も報告され、各図書館の活性化につながる刺激的な研修となりました。お世話いただいたみなさん、ありがとうございました!

 

第1回菊鹿地区図書館関係職員研修会

 

平成30年6月4日(月)、鹿本商工高校図書館及び山鹿市立ひだまり図書館にて、菊鹿地区図書館関係職員研修会を実施しました。菊鹿地区で独自に行っている図書館監査は今回で一巡しましたが、この取組みは他地区へも広めていく必要があるという意見が出ました。山鹿市立図書館職員の方との交流では、新聞記事に関連するブックリストを作成し紹介を行いました。事前準備が全くない「模擬レファレンス」でしたが、情報検索をはじめとする様々なスキルが求められるものとなりました。山鹿市、菊池市の各図書館とは今後もこのような企画を定期的に行い、相互協力体制を構築していきたいと思っています。

   


     

「学校図書館大賞2017」決定!

 

 

 

 

「学校図書館大賞」は、
八代・芦北・水俣地区の8校の学校司書が選んだ
「今 いちばん高校生に手渡したい本」です。
 
八代・芦北・水俣地区の研修会でノミネート作品から、1冊大賞本を選びました 。

投票の結果、
学校図書館大賞2017『かがみの孤城』に決定しました!

 

 

 

高校生におすすめの本です。ぜひ読んでみてください!

作者の辻村深月さんからメッセージをいただきました! → 辻村さんからのメッセージ.pdf

辻村です。
このたびは、「学校図書館大賞」に選んでいただいてありがとうございます。
私にとっても、子供の頃から「学校の図書館」は特別な存在で、
そこで出会った本のひとつひとつから得たことの先に、今、この仕事をしているのだろうと思います。



ポスターダウンロードはこちらから(出版社の掲載許可を得ています) →大賞ポスター(かがみの孤城).pdf

 

☆ノミネート作品は、以下のとおりです。(作品名50音順)
『あるかしら書店』 ヨシタケ シンスケ(ポプラ社)

 

『母さん、ごめんもう無理だ』 朝日新聞社会部(幻冬舎)

 

『顔ニモマケズ』 水野 敬也(文響社)

 

『かがみの孤城』 辻村 深月(ポプラ社)

 

10年後、君に仕事はあるのか?』 藤原 和博(ダイヤモンド社)

 

『ぼくは君たちを憎まないことにした』 アントワーヌ・レリス(ポプラ社)

 

『本の子』 オリヴァー・ジェファーズ(ポプラ社)

 

『昔話法廷』 NHK E テレ「昔話法廷」制作班(金の星社)

 

◆選考の様子◆
 

平成29年度第3回天草地区研修会

平成29年2月21日(水)、牛深高校図書館を会場に研修会を開催しました。
以下、担当校からの報告です。
 
研修Ⅰでは年度末総括を行った。共通書式を元に各学校の課題を整理した。続けて各学校文化祭報告を行い、次年度に向けてアドバイスをもらう有意義な研修となった。特に、生徒図書委員会活動などに関する新しいアイディアとして、上天草高校の取り組みが注目された。
研修Ⅱでは、テーマ「国際問題」を柱にブックリスト作成を行った。最終的にはテーマ以外にも各担当者による推薦資料が約40冊紹介された。ブックリストからは、各学校図書館における日常的な生徒との関わりや授業支援の様子が垣間見え、毎回、刺激を受ける選書の場となっている。

 

  

研修Ⅲでは、「利用者を呼び込む図書館アイテム作り」として、市販菓子を模倣した「チロルチョコマグネット」作成を行った。図書館内外での広報活動や、館内レイアウトに活躍する魅力的なアイテムでもあり、今後は生徒図書委員会活動にも取り入れられると好評であった。

      


今回は、会場校の校長から名産品の差し入れなどもいただき、会場校全体で図書館研修を応援していただいた。館内には授業利用の成果なども多く展示してあり、日頃から、図書館と学校全体が強く結びついている様子が伝わった。
天草地区では学校司書6名・教諭2名が集うことで、様々な視点で自らの図書館運営を点検し、相談し合うことで各学校の図書館充実を目指す研修の機会となっている。また、一同に集う貴重な機会を活かし、相互貸借資料のやりとりなども効率よく行っている。今後も地区全体でレベルアップしながら、各学校でさらに利用される図書館づくりに取り組んでいきたい。

平成29年度第3回菊鹿地区図書館関係職員研修会

平成30年2月20日(火)、研修会を実施しました。

午前中は菊池高校を会場に、各校の2学期末から3学期までの活動報告、
年間反省を行いました。また、今年度から始めた図書館監査を実施しました。会場校図書館を司書が監査することでより良い図書館にしていこうという試みです。仕事を15の観点から三段階(〇△✕)評価し、後日どう改善したかを報告します。

 
午後は菊池市立図書館を見学しました。菊池川の流れをイメージした書架を案内していただき、独自の配架も見ることができました。館長・副館長を交えて公共図書館と学校図書館の連携について話し合うことができ、活発な意見交換ができました。