2022年9月の記事一覧
コース別研修(野菜)
県高原研究所とJA阿蘇選果場、トマト農家、直売所を訪問しました。研究所では、イチゴ、トマトの研究成果を聞いて、みんな感心していました。選果場と農家では、トマト生産出荷のスムーズな流れや農家の経営規模、栽培技術に驚いていました。農業に対する興味関心がより深まったようで、産地を知る良い機会となりました。
学生会会長候補の立ち会い演説会
農業大学校では、学生会次期会長選出のための立ち会い演説会と投票が開催されました。候補者からは「新型コロナの感染拡大のため中止になった九州地区農大親善スポーツ大会をコロナ対策にしっかり取り組み、来年は実施できるようにしたい」「寮のネット環境を改善したい」「農大生全員が楽しめるようにスポーツイベントだけでなく、スポーツが苦手な学生でも楽しめる文化的なイベントも増やしたい」「農大の魅力を広く外部に発信するためYoutubeを活用して広報したい」との積極的な演説がありました。次期会長に誰が相応しいか静かに演説を聴き、各候補に投票していました。
コース別研修(花き)
若手卒業生を訪問しました。1戸はトルコギキョウを栽培され、国の補助事業を活用して低コスト耐候性ハウスを導入し、経営規模の拡大を図っておられました。もう1戸は、作型にあった品種の使い分けと植え替えや2度切り栽培に取り組み、宿根カスミソウを9月から翌年の6月まで連続出荷されていました。先輩の取り組みを見て感心するとともに、農協や市町村、普及・振興課との連携の重要性など学びを深めることができたようです。
献血
毎年、農大では献血に協力しています。今年も多くの学生が協力したいと手を挙げてくれました。「初めて献血します」という学生もいました。寮での生活をはじめ、社会に出ても「お互いに協力すること」「誰かのために行動すること」を忘れない社会人になってほしいと願っています。資格取得の合間をぬって飛び込みで献血に協力してくれた学生や先生方もありました。
台風14号の対策と前期試験
大型の台風14号が接近するとあって、農大では数日かけて台風対策を行いました。それでも人手が不足するところもあり、野菜の1年生が果樹のハウスに手伝いに来てくれました。大変な時は「お互い様」という精神が農業には必要です。台風が過ぎた翌日から前期の試験が始まりました。木造の寮のため用心して帰省をお願いしていたので戻ってくるのが大変だったと思います。一部の学生に影響がありましたが、何とか実施することができました。農大は単位制ですので、自分の選択した講義の単位はしっかりと取ってほしいと思います。
九州親善体育大会 代替 ボウリング大会
2日目は、天候に左右されずにスポーツを行いたいと、ボウリング大会を熊本市と菊陽町の会場で学年ごとに行いました。体育委員を中心に自分たちでチーム分けを行い、チーム優勝を目指して取り組みました。「みんなでボウリングなんて楽しい」「またやりたい」との反応でした。ゲームの結果、1位から4位までは金額が違う売店券が賞品でした。また、校長先生たちからも特別賞として賞品の提供があり、校長先生とはジャンケン大会で勝った人がもらうことになりました。この2日間のスポーツイベントは「体育」の単位でもあります。最後にはレポートを提出しました。
九州親善体育大会 代替 福岡農大交流会
これまでの2年間、親善大会は開催されていません。今年もコロナ禍の影響で中止となりました。しかし、学生の頑張りを見ていると、このままではいられず、福岡農大に相談し交流会を開くことにしました。会場は福岡農大と熊本農大とで競技に分かれて実施しました。勝ち負けにこだわるのではなく、交流をとおしてスポーツの大切さを学びます。どの競技も学生と顧問と協力しながら和気あいあいと競技を楽しんでいました。
ドローン講習(上級)
ドローンの講習は、1年生の時に初級と中級が実施されます。その中から合格した学生だけが 2年次の上級に進むことができます。今年、上級にチャレンジするのは10人です。大型の農業用ドローンを操作しグランドに設置されたコースを正確にクリアしていきます。「風が強く、なかなか安定させるのが難しい」との感想でした。
夏休み明け全校集会
一か月間の夏休みも終わり、学校生活がスタートしました。夏休み前には、新型コロナウイル感染症により学生も職員も大変な時期があったので、無事にスタートできることをうれしく感じています。学生会代表の南田さんは「これからスポーツイベントや定期試験など、行事も多くあるので、コロナ対策をしっかりして頑張りましょう」と挨拶しました。校長先生は「多くの資格取得に頑張っていたことや農家にとって立春から数えて210日目が「二百十日」と呼ばれる日であり、この頃は、ちょうどイネの開花期と台風が来襲する時期と重なる。台風も接近していることもあり、自分の身は自分で守ることを心掛けてほしい」と話されました。
また、今後の行事予定や役員改選、諸規定の改正内容など9月からの学校生活を送るうえで大切なことの説明がありました。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 後藤 雅彦
運用担当 梶原 哲