学校ブログ

2022年12月の記事一覧

プロジェクト・意見発表会(校内)

 プロジェクト学習は、個々の学生が研究課題を設定し、その成果を発表する農大教育の中でも重要な取り組みです。各学科の予選を勝ち抜いた学生が発表を行いました。また、1年生も意見発表を行いました。どれも素晴らしい発表でしたが、上位のプロジェクト2人、意見発表1人は大分県で行われる九州大会に出場します。発表にさらに磨きをかけ、悔いの残らない発表を期待しています。目指せ全国大会!

学生会臨時総会 & 全校集会

 学生会の臨時総会では、9月に行われた学生会長の役員改選の結果を受けて、野菜学科の倉岡君が学生会長に選出されましたが、その後、各学科からの推薦を受けた学生の中から倉岡会長の依頼を受け、学生会の各委員会の委員長、副委員長が任命され、承認されました。全校集会では、校長先生から「年末年始は節目の大切な時期。自らを振り返り、できなかったことを克服する年にしてほしい」と講話いただきました。2年生にとっては、農大でみんなと学ぶ時間は限られています。一日一日を大切にして新しい年を迎えてほしいと思います。

寮内大掃除

 年に数回の大掃除です。環境・保健委員会の学生が中心となって掃除配当や準備をしてくれました。日頃から意識の高い学生が多いのですが、安易にごみを捨ててしまう学生もいるようです。この日はそれぞれの学生が一生懸命に共有部分の掃除から各自の居室の掃除に取り組んでいました。
 また、分別せずに出したゴミは業者が引き取ってくれないので、各棟から出てくれた学生が分別の協力をしてくれました。時々雪が降る寒空の中でしたが根気強く分別してくれました。掃除ができる人は社会でも成功する人だと思います。

地区別懇談会

 後援会の主催で毎年地区ごとに「地区懇談会」が実施されています。ここ数年、コロナ禍の影響もあり、すべての地区では実施できていませんが開催できた地区もありました。懇談会では、農業普及・振興課や耕志会からも出席いただき、学生の学習面や寮生活の状況、今後の学校行事についてなど、農大の近況報告や意見交換を行いました。 参加された方からは、「農大の魅力アップを進めてほしい」や「高校や工業とのつながりを作ってほしい」などの意見がありました。皆さん、後継者不足を実感しておられるようでした。農大としても貴重なご意見を伺うことができました。

1年生の学習活動

 後期は学園祭など行事も多いですが、学習活動にも意欲的に取り組んでいます。花きコースは、手間暇かけて育てたシクラメンを販売するとともに、校長室にも飾ってほしいと届けてくれました。野菜学科では各プロジェクトがスタートし「イチゴへの天敵放飼」を研究する学生もいます。畜産学科は、畜産流通センターへ枝肉の調査に出かけました。日々の積み重ねから得られる知識と技術が学生一人一人の力になります。

産業用無人ヘリコプター資格取得(2年)

 1年時に無人ヘリコプターの基本的な知識と操作技術を習得した人の中から、土地利用型作物の防除を行う際に必要なこの資格取得を目指す学生のためのヘリスクール講習が6日間行われました。1年時には5人が合格していましたが、最終的に3人の学生がチャレンジしました。学生は講師の指導のもと無人ヘリを前後左右と安定して操作していました。今回の講習では、3人とも合格ラインに達しているとお墨付きをいただきました。卒業後は、この資格を活用して活躍してくれることを願っています。

第45回「黒石原祭」を行いました!

 今年はコロナの影響もありますが、3年ぶりの制限なしでの開催でした。校長先生、実行委員長南田さんの挨拶のあと、カウントダウンからみんなでクラッカーを鳴らし販売会をスタートしました。


 1年生は各コースで自分たちが生産した農産物を販売する青空市場、2年生はコース毎におにぎりや焼きそば、フランクフルトや揚げタコなどのバザーで、美味しく楽しく過ごしてもらいたいと会場を盛り上げてくれました。


 ダンスや高校生向けイベント、女装男装コンテスト、腕相撲大会など、学生が主体となっていろいろなイベントを考えてくれました。高校生向けイベントでは農大のポロシャツや農大の農産物が当たったり、女装男装コンテストでは、個性豊かな変装ぶりで会場を沸かせていました。また、腕相撲大会では、女性教官も男子学生に混じって参加し、学生に負けない意気込みを見せていました。笑顔や歓声が絶えないイベントが目白押しでした。


 後援会や耕志会(同窓会)からも出店いただき、黒石原祭を盛り上げていただきました。当日はたくさんの農産物等を持ち寄っていただき、学生に負けないように大きな声で販売されていました。


 学生会執行部や黒石原祭実行委員会の学生たちがアイデアを出しながら準備から当日の運営まで取り組んでくれました。表に出て運営・販売をする学生や裏方として受付や交通整理をする学生まで、一人ひとりが責任を持って取り組んでいる姿はとても頼もしく見えました。「行事は人を育てる」を実感した黒石原祭でした。