2022年7月の記事一覧
野菜学科1年、メロン収穫
1年生が入学してすぐに定植し、丹精込めて育てたメロン「肥後グリーン」が収穫の時を迎えました。初めてメロンを栽培する学生も多く、「メロンの成長がこんなに早いとは思わなかった」「管理が大変だった」という声が聞かれました。栽培経験のある学生は「もっと美味しいメロンを作りたい」と管理に励む姿も見られました。収穫したメロンは1玉2~3㎏、糖度も15度程度となり、郊外販売では完売しました。各自持ち帰り食べてもらいました。
スィートコーン収穫
野菜学科の1年生は、露地野菜の栽培にも取り組んでいます。夏といえばトウモロコシ(スィートコーン)! 夏を代表する野菜です。大きく育ったスィートコーンは、糖度も高く16度を超えるものもありました。メロン並みです。今回育てた品種は「おひさまコーン88」と品種です。みんな笑顔で収穫しました。マルシェでも好評でした。
農業高校との連携、遠隔一斉授業
農大と農業高校では、いくつかの連携事業を行っています。その一つが、スマート農業の取り組みとして、各学校のシクラメンの栽培データをクラウド上に置き、他の高校のシクラメンの生育状況や管理状況を確認して、栽培技術や診断の高度化を実現するものです。また今年は、栽培技術支援のために、シクラメンの葉数を数える「AI」の開発にも取り組みます。この日は、各学校と開発業者をつなぎ、スマート農業の優良事例の紹介や今年の実施内容や活用方法についてオンラインでの講義を行いました。
野菜学科1年、プロジェクト課題検討会
これからプロジェクト活動に取り組む1年生が個人で課題を設定し、その解決に向けたプロジェクトの計画を野菜学科全員の前で発表しました。テーマや供試品種、施肥設計や栽植様式などをそれぞれが設定し、これからのプロジェクト学習へ挑戦します。研究の成果を卒業論文に生かせるようにしっかり取り組みます。2年生も参加し、計画内容についての質問もあり、みんな真剣でした。
野菜学科2年生、農産物販売優秀者表彰
プロジェクト学習では、栽培技術だけではなく経営的感覚を養うことも重要です。そこで、野菜品目のチームごとに単位面積当たりの売り上げ価格を比較し、上位3チームの金額発表と表彰が行われました。最優秀に輝いたのは、1位:ピーマンチーム、2位:ミニトマトチーム、3位:ナスチームでした。日ごろから自分たちで育てた作物は、農大マルシェや郊外の販売実習で販売しています。収穫物を販売し実績を上げることで、農業への興味・関心を高めたり、農大での学びの充実につなげてほしいと考えています。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 後藤 雅彦
運用担当 梶原 哲