3学年 「太陽系と銀河系」
授業者 水俣市立水俣第一中学校 生田 誠 教諭



授業映像

インタビュー

学習指導案


◆ ICT活用のポイント

 (1)

教師の活用


 

地球、太陽、金星についてデジタルコンテンツを用いて宇宙での位置関係をつかませる。


 
本時の学習につながる月の見え方についてモデルをデジタルカメラを用いて撮影し、テレビに表示する。太陽光を反射した面が光って見えていることを確認させる。


 
学習のまとめの際に金星の見え方についてモデルをデジタルカメラを用いて撮影し、テレビに表示する。月と同様に太陽光を反射した面が光って見えていることを確認させる。また、地球との距離によって見える大きさが変わることを確認させる。

 (2)

生徒の活用

 ・

発表の際に、デジタルカメラを利用させ、わかりやすく発表させる。

◆ 本時の展開
(1)
 
目標
  
月の見え方を参考にして、地球と金星の位置の関係から、金星の見える形の変化について理解することができる。
(2)
展開 


過程

学習活動と主な発問(T)
 予想される生徒の反応(C)

指導上の留意点・評価

備考
ICT活用
導入5分

1 月の見え方を復習する。

2 惑星とは何かについて復習する。

 

〇 自作モデルをデジタルカメラで撮影してテレビに投影しながら復習させる。

〇 デジタルコンテンツ、デジタル教科書を活用して、イメージしやすいようにする。
〇 テンポよく発言させる。

デジタルカメラ


デジタルコンテンツ

デジタル
教科書

ホームページ

展開35分

4 やり方の説明を聞く。

 

地球から見た金星の見え方(形、大きさ)が変わるのはなぜだろうか。月の見え方を参考にして、理由を見つけよう。

 

 

5 モデルを使い、本時の課題に取り組む。

 


 


6 見つけた理由について班で話し合いながらまとめる。

 


 

 

【言語活動】(設定の意図)
多様な意見が出るようにすることでモデルの観察の視点を広げ、理解を深める。



 

 

 




7 考察したことを発表する。

〇 あらかじめ予想をさせた上で、月の見え方を参考にして地球と金星の位置関係により変化する理由をモデルで考えさせる。
〇 形の変化だけではなく大きさの変化がなぜ起こるのかも合わせて考えさせる。

能動型学習(ポイント)
〇 グループで操作させ、地球から見た金星のモデルを動かしながら、提示した金星の見え方の理由を話し合わせる。

 

 

◆思考・表現(ワークシート)
【B基準】地球と金星の位置関係によって、金星の形や大きさが変化することを見いだすことができる。

 

 

 

【A基準】地球と金星の位置関係によって、金星の見える位置や形や大きさがどのように変化するのかを見いだし、わかりやすく表現できる。

<B基準に達していない生徒への手立て>
〇 グループで教えあいを活発に行わせること、モデルを使って再度考えさせること、まとめの際にデジタルテレヒ゛に表示したモデルで考えさせることを行う。

〇 デジタルカメラを活用して何名かに発表させる。

 

 


ワークシート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 









 

 

 

 


デジタルカメラ

終末10分

8 まとめを行う。

 

地球との位置関係によって金星の太陽光を反射している面の見える角度が異なる。地球と金星の距離が異なるので、近い時は大きく、遠い時は小さく見える。

 

 

9 次時の学習を確認する。

徹底指導(ポイント)
〇 月の見え方と関連させて、デジタルカメラで撮影した映像を使って、地球から見た金星の見え方を改めて確認する。

 


〇 次時は金星が地球から見える時間帯と見える方角について考えることを伝える。


デジタルカメラ