
| 3学年 「情報を守る「美奈のプロフ」」 授業者 水俣市立水俣第一中学校 生田 誠 教諭 |

◆ 本時の展開
(1) | 目標 | 情報通信機器の良い点や問題点を把握し、その上で好ましい情報の受信・発信をするためのルールやマナーについて考えることができる。 |
(2) | 展開 | |
過程 | 学習活動と主な発問(T) 予想される児童の反応(C) | 指導上の留意点・評価 | 備考 ICT活用 |
導入10分 | 1 学級の実態について知る。 2 SNSや無料通話アプリ等の良い点や問題点を発表する。 3 「美奈のプロフ」を読む。
| 〇 スマートフォン利用率や音楽再生端末利用率についての調査結果を提示する。 〇 問題点だけに終わらず、良い点と考えられる部分も出させる。 | プレゼンテーションソフト |
展開25分 | 4 両親に叱られた時の美奈の気持ちを想像する。 (C) 私だけでなく他もやっている。 (C) 約束を破ったけれど誰にも迷惑はかけていない。
5 大学生からのメールを打ち明けたのはどんな気持ちからなのか考える。 (C) 一人では解決できないという気持ち。 (C) 不安でたまらない気持ちを両親ならわかってくれると思った。
6 美奈はプロフを作ったことによってどんなことに気づいたのか考える。 (C) プロフにもルールやマナーがある。 (C) 不特定多数の人が見るから発信する内容を考えなければならない。 (C) ルールやマナーを守ることは自分や相手の権利を守ることでもある。 | 〇 深く考えることなくやっていたということに気づかせる。 〇 不安なこと、自分では解決できないことが起こった場合には周りの大人に相談することが大切であることを伝える。
〇 どうすればこのような事態に陥らなかったのかを考えさせたい。 〇 インターネット社会の中でもルールやマナーを守ることが常識であることを自覚させたい。 〇 無料通話アプリのグループやメールなど一見閉ざされた中でのやり取りならば何を書いても良いのかについても考えさせる。
| ワークシート
|
終末15分 | 7 情報通信機器を使う上での、 ルールづくり、マナーの確認を行う。 8 学んだこと、これから実践したいこ とについて、感想を書く。
| 〇 失敗して気付くのでは遅いということを強く意識させたい。 | |