3学年 「混声合唱の響き」
授業者 高森町立高森東中学校 赤星 裕子 教諭



授業映像

インタビュー

学習指導案


◆ ICT活用のポイント

 (1)

教師の活用

学習に対する生徒の興味・関心を高めるための活用。

課題を一人一人の生徒に明確につかませるためのICT活用。

 
音響機器の活用に加え、音と歌詞や楽譜の画像を組み合わせることで、学習効果を高める。

 (2)

生徒の活用

 ・

繰り返し学習したり、練習したりして、知識や技能の定着を図るためのICT活用。

◆ 本時の展開
(1)
  
目標
  
正確なリズムや音程を取り、楽譜中の演奏記号等を生かした歌唱表現をすることができる。
(2)
展開 


過程

学習活動と主な発問(T)
 予想される生徒の反応(C)

指導上の留意点・評価

備考
ICT活用
導入10分

1 発声練習をおこなう。

2 本時の学習内容を知る。

リズムや楽譜の演奏記号を意識して歌おう。
○口形や姿勢に気をつけて声を出させ、活動の雰囲気をつくる。
○前時の学習を確認し、本時の課題をつかませる。

展開30分

3 演奏記号を確認する。
(1) 作者が一番大切に歌って欲しい言葉について考える。

 

 


(2) 楽譜中の記号を確認する。
(3) 歌詞の音読をする。

 

4 各パートに分かれて練習する。

 


5  全体で練習する。
・音程の確認
・リズムの確認
・速度の確認
・強弱表現の確認 等






















徹底指導 (ポイント)
◎曲の構成や記号に作者の意図や思いがあることに気づく活動から、各記号の理解を深め、本時の課題である演奏記号を歌唱表現につなげることの必要性を押さえる。

○前時に記入したワークシートを利用し、楽譜に使われている演奏記号や、曲の構成と歌詞との関連に注目させ、作者の思いや意図を考える。


○強弱や速さの変化を意識した音読をさせることで、歌唱表現につなぐ意識を高めさせる。


能動型学習 (ポイント)

◎CD等の機器を活用することで、主体的にパートの音程やリズムを正確に取らせる。また、教師が各パートを回りながら一緒に歌うことで、具体的な表現方法をイメージさせる。

○他のパートと合わせることで、うまくできた部分と次時の課題部分をつかませる。

 

◆評価【音楽表現の技能】
【B基準】頭声発声を意識した発声と、演奏記号やリズム等を歌唱表現するための技能を身につけている。(観察)

【A基準】頭声発声による発声と、演奏記号やリズム等を正確で豊かに歌唱表現するための技能を身につけている。
〈B基準に達していない生徒への手立て〉
・音程やリズムを確認し、呼吸や姿勢、発声についてのアドバイスをおこなう。

ワーク
シート・
楽譜

 

 

 

 

 

 

 

 


テレビ・
CD等






まとめ
10分

6 まとめの合唱をする。


7 本時のふりかえりをする。

○人数が少ないため、範唱CDと一緒に歌うことで安心感や達成感を高める。


○全校合唱の練習に向けて、3年生としての自覚とリーダーシップをもたせる。

CD


自己評価