2023年2月の記事一覧
全国大会で特別賞を受賞!
全国農業大学校等プロジェクト発表会・意見発表会に九州ブロック代表として参加した野菜学科Aコース1年興梠君は「夢をかなえるために」と題して日本一のミニトマト農家を目指すこと、そのために農大で学びを深め、卒業後は仲間とともに農業を活気ある産業に発展させていくことを自分の思いを込めて発表をしました。その結果、特別賞を見事受賞しました。全国代表の素晴らしい発表を聞くことができたこと、多くの農業を志す仲間やライバルがいることに刺激を受けた大会となりました。
肉加工実習
畜産学科では、年に一度、食肉加工実習を行います。畜産分野において、今後6次産業化に対応できる人材の育成も不可欠であり、ハム・ソーセージ等の特性や品質に対する関心を高めることで、より幅広い知識を備えた人材を育成しています。この食肉加工実習は、菊池農業高等学校食品化学科で指導していただきました。今年はベーコンにチャレンジしました。整形や塩漬、燻煙から梱包まで行いました。製造したベーコンは、学生が各家庭に持ち帰りペペロンチーノやベーコンエッグなどを作り美味しく食べました。また、本校教官にも食味アンケートに協力して頂き、高評価でした。少し香辛料関係で改善が必要な部分もあり、学生は「来年度は更に美味しいものを作りたい」と意気込んでいます。
農業大学校運営委員会
これからの農業は、規模拡大や経営の高度化、ICT技術の高度化が顕著となる中で、農大としても、本県農業を担い、リーダーとなりうる後継者育成のための「あり方検討」をこの一年、①コース・カリキュラムの再編、②志望する進路先への到達、③学生の確保、④寮運営の見直しの4つの柱で進めてきました。
この農業大学校運営委員会では、県内の先進農家や農業団体、同窓会、後援会、農業関係高校への説明を行い、幅広い分野からの前向きなご意見をいただきました。また、知事への説明も終わり、県議会が終わると本格的な移行となります。また、学生へのアンケートや意見交換の場でも特に反対意見もなく、このまま進めてほしいという意見でした。
即戦力となる人材育成のための繁殖技術者研修
畜産学科では、ほとんどの2年生が夏に家畜人工授精講習会を受講し資格を取得しましたが、受講後も学生たちは実践的な経験が不十分と言わざるをえません。卒業直後から現場での即戦力となるような牛繁殖技術者を育成するため、講習会後も実践的な技術研修を継続しており、今回は特に技術向上の意欲がある学生5人を対象に、阿蘇にある農業研究センター草地畜産研究所で研修を実施しました。夏の講習会では実施できなかった性判別精液等に使用する深部注入器による注入を実施し、受講者全員が見事に注入を成功させました。この経験をもとに、卒業後現場でご活躍されることを祈ります。
熊本県教育情報システム
登録機関
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