学校ブログ

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入試説明会

 高校の先生方を対象にした入試説明会が行われました。農業高校をはじめ、普通高校や私立の高校などいろんな学校に来校いただきました。それぞれの学校に希望者がいるという事でもあります。高校の生徒さんに興味を持ってもらうには、高校の先生方へ正確な情報をお伝えすることが大切です。農大のパンフレット、ホームページ、YouTubeを見ていただきながら説明を行いました。最後に入試実施要項を配布し「緑の学園」への参加も再度お願いしました。入学してくれる学生が増えることを願っています。

1年生進路ガイダンス

 在学中の早い時期から将来の夢や目標を持ち、それに向かって準備や努力をしていくことが重要となります。そこで、意識啓発を図る目的もあり、先輩方の体験談を聞く機会を設けました。今回は、農業自営、雇用就農、関連産業就職された42期生の先輩の体験談を聞くことができました。学生時代のプロジェクト学習の大切さや、農家派遣研修、寮生活での仲間づくりなど、思い出をかみしめるように伝えていただきました。その中でも印象に残っている言葉は、①「夢中になるものを見つける」②「夢をかなえるための行動や言葉」③「感謝の気持ちを言葉にする」です。経験からくる言葉には説得力があります。

交通安全を願って

 学校生活は学生の安心・安全が前提となります。2年前に本校の学生が命を落とすという事故が発生しました。大切な命を守れなかったという思いを忘れないように全員で黙祷しました。また、最近、交通に関する違反や事故が発生しました。そこで全校集会を開きました。冒頭、校長先生から「お酒は身近なものであるが、判断を狂わす水でもあることを理解してほしい」とありました。熊本北合志警察署から来ていただき、DVDにより飲酒運転の怖さについて学びました。講話では、①飲酒運転はとても悪質と扱われること。②運転するときは歩行者が優先であること。③人を死なせない、自分も死なないためにルールや基本を守ること。を何度も繰り返されました。交通委員長の後藤君も「飲酒運転の怖さが実感できた」と感想を述べるなど、二度と不幸な出来事は起こさないと思いを新たにしました。

雇用就農促進セミナー

 1、2年生の雇用就農を希望する学生と県内の求人を考えておられる20社との雇用就農促進セミナーを実施しました。法人協会香山会長の挨拶のあとに、学生は各法人のブースを積極的に回り説明を受けていました。希望の法人に就職したいと学生の目は真剣でした。夏休みに農場体験のお願いをする学生もいました。1年生も積極的に参加していました。

花きコース校外研修

 最近は農業法人への就職が増え、就農先の一つとして地域営農法人も考えられるので、学生の理解促進のために、地域に根差した土地利用型農業を実践し、水稲、麦、大豆その他の生産を行っておられる集落営農法人「ネットワーク大津株式会社」で研修をさせていただきました。地域のリーダーとして活躍しておられる徳永社長は、農大花きコースの一期生です。学生もその説明を熱心に聞いていました。学生にとって、いろんな形態の農業法人を見ることはとても勉強になります。

田植え

校長先生のあいさつの中で、田植えの大切さや「1反=一人で栽培できる面積=1年間で食べる量」であったことについて話がありました。中村教授からは、早苗饗の意味についてや感謝の気持ちを忘れずに植えてほしい、農特産の八尋コース長からは、イネの品種や植え方の説明がありました。

境文化委員長の号令の下、田植えを行いました。なかなかうまくいかない場面もありましたが無事に終わりました。

外で思いっきりはしゃぐことができない昨今、田んぼは学生にとって発散の場となりました。あとは風呂できれいに!

寮周辺整備

 学生が日々生活する学生寮は、「くまもとアートポリス」で建てられています。複雑な構造だけに周囲の手入れもひと苦労です。これまで笹がたくさん植えられていましたが、外壁工事に伴い取り除くことにしました。長年繁茂していた笹の中からは、カンやビンが大量に出てきました。2年の学生は、「きれいに使う」という気持ちを込めて作業しました。

スマート農業

 「農業の新技術」という科目では、スマート農業についても学びます。この日は、農産園芸学科と野菜学科の1年生が、農業用ドローン、アシストスーツ、リモコン草刈り機、無人田植機、そして、ロボットトラクタの実演と体験を行いました。新しい技術に触れ、これからの農業をイメージすることも若い世代には必要です。大きなトラクタがGPSを使って自動で耕耘作業をする様子には、試乗した学生はテンションも上がり、「これ欲しい」という声もありました。

1年だけでマルシェ

 2年生の農家派遣研修の期間中に実施される「農大マルシェ」は、1年生が責任を持って行うことになります。初回は2年生がいない不安もあり、思うように動けていないようでした。回を重ねることで大きな声も出て、来客対応も様になってきました。経験することは自信につながり、より良い行動へとつながっていきます。

野菜学科1年、経営実習

 地野菜栽培にも挑戦しています。タマネギの収穫やスイートコーンの追肥、防草シート張りなど、丁寧に愛情を持って栽培することで、収穫の喜びも感じることができます。

「くまもと花博」コース別研修

 今年度熊本で開催された「くまもと花博」に花きコース1年生が研修に出かけました。桜町くまもと周辺では、世界的フラワーアーティストであるニコライ・バーグマンが演出する大花壇や企画展を見学し、県産の花のすばらしさや活用方法の多様性を学ぶ機会となりました。これからさらに育てる技術と感性を育ててもらいたいですね。

就職支援セミナー

 就職を希望する2年生を対象に、菊池のハローワークから来ていただき、会社が求める人材やエントリーシートの書き方など指導していただきました。本校の進路コーディネーターからは、今年3月に卒業した先輩たちの進路状況や取り組みについて話がありました。親元就農を考えている学生とは取り組む内容もすべきことも違います。採用試験はすでにスタートしています。現時点で内定をもらっている学生もいます。自分の明るい将来を描き、農大生として今すべきことに精一杯の努力をしてほしいと思います。

北部九州スポーツ交歓大会

 福岡、長崎、佐賀、大分、熊本5県の農大が集まってのスポーツ大会がありました。この2年間実施されていませんが、熊本がホスト校として、できる限りのコロナ感染対策を行い実施することができました。学生は、1人の体調不良もなく全員が競技や会場運営にあたりました。結果も総合優勝でした。しっかりやり遂げる素晴らしい学生たちです。

農高連携会議

農大は、県下11校の農業関係高校と連携して様々な取組をしています。この会議は、農大の現状や学科の紹介、今年の取組の内容、熊本県としての担い手養成や高校教育課の事業などを校長先生や農場長の先生方に理解いただくためのものです。各校の先生方から「生徒は元気にしていますか!」という声が聴かれました。農高-農大一貫プロジェクトやシクラメンを活用したスマート農業など、農業関係高校と更に取り組みを充実させて連携を強めていきたいと考えています。

ロアッソでマルシェ

 5月8日(日)熊本市のえがお健康スタジアムにて、出張農大マルシェを開催しました。当日はロアッソ熊本のホームゲーム開催もあり、多くの方で賑わっていました。野菜部「マルクト」部員が農産物の集荷・物品の運搬・会場の設置・販売などを担い、普段のマルシェと違う業務でしたが、多くの来場者と交流することで貴重な経験となりました。部員の頑張りもあり、集荷した農産物は完売することができました。会場運営者のはからいで、ホームゲームを観戦させていただいたり、おもてなし武将隊との交流があったりと充実したマルシェとなりました。後日、佐賀在住の方から感謝と激励のハガキもいただきました。

飼料収穫

 畜産学科では、牛たちに与える飼料を栽培しています。農大周辺に点在している牧草地では大型機械で収穫したり、ロールにした飼料を運ぶ実習風景が見られます。免許を持っている学生は大活躍です。この日も2年の先輩からの指導を受けながら1年生がローダーの操作を頑張っていました。技術や要領を先輩から教えてもらうことはとても大切です。

コースマッチ

 木村体育委員長を中心にコース対抗のサッカー大会を企画し準備を進めてくれました。少ない人数のコースは協力しながら出場しました。得意な学生もそうでない学生も自分にできることを考え参加していました。率先して審判をしてくれたり、水分を届けたり素晴らしいチームワークでした。優勝は2年野菜Bコース、準優勝は2年野菜Aコースでした。

学生交流会(BBQ)

 1年生との親睦を深め歓迎の気持ちを伝えたいと文化委員長の境君、副委員長の久保さんが中心となって学生会の役員も協力しながら企画してくれました。この企画は初めての試みですが、コロナ禍に負けないようにパーテーションや手袋、焼き係を決めるなど感染対策を取りながら楽しく、美味しく、学生も先生方も笑顔で実施することができました。最後は、みんなで協力して片付けです。分別もしっかり、テキパキと行動してくれました。

オリエンテーション

 農大での教育目標や教育内容、農大生としての心構えや講義内容、単位のことや寮生活についてなど、多岐にわたる説明を真剣に受けていました。校長先生からは、プロとアマの違いや比較することの大切さを伝えられました。2年間という学びはあっという間です。20年後、30年後、この熊本の農業をけん引してくれるリーダーになっていてくれることを願いオリエンテーションを進めました。

入学式

45期生60人と研修生36人が入学してきました。学生は、7つの県、26の学校から農大に集いました。校長式辞では「農大が本県農業の発展に果たしている役割は大きいものがある。近年のコロナ禍や自然災害、スマート農業や農産物の海外輸出など、混とんとした社会を乗り越えるために『稲のことは稲に聞け』『農業経営が農学の中核をなす』」。知事告示では「熊本のポテンシャルを最大限生かし『稼げる農業』『環境にやさしい農業』を県としても担っていくので、切磋琢磨して多くの夢を描いてもらいたい」という言葉を贈られました。新入生代表の蔦本さんは「同級生と互いに支えあい、将来、くまもと農業を担う地域リーダーとなれるよう、知識や技術、経営力の習得に励み、実りある学校生活を送りたい」と誓いの言葉を述べました。